フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

弦楽セレナーデ第3楽章

2009-02-28 | フルート

今日は所属しているフルートアンサンブルの練習日。ドボルザークの弦楽セレナーデの2、3楽章を中心に練習する。テンポを大分落として合わせたのだが、なかなか難しく、苦労した。それでも何とか第3楽章まで進むことが出来た。

休憩時間に、今年の定期演奏会の説明があった。会員が増えてきたため、予定している会場に入りきれないかもしれないので座席指定制になるかもしれない、パートは4月に変更する、そのためにオーディションを行うなどの説明があった。7月の定期演奏会までに後4ヶ月になった。ドボルザーク以外にも、もう一曲何かやることになるので、練習が一苦労だ。

また、少人数での発表会を4月の第1土曜に行うことになった。私は3人のトリオで演奏する。曲は、「ビビディ・バディ・ドゥ・ヴゥ」「アメイジング・グレイス」「エーデルワイス」と決まり、早速3人で練習した。ハーモニーが美しく、少人数のアンサンブルは気持ちよい。


結婚記念日

2009-02-27 | 日記

29回目の結婚記念日を迎えた。何か面白いものはないかと探していて天満の繁盛亭はどうかと思い、切符を手配したところ、生憎の売り切れ。天満宮が梅で人が集まっているのを忘れていた。では、代わりに映画でも観ようかと思い、肩のこらないもの、私たちと同時代性が感じられるもの、ということでメリル・ストリープが初めて歌を歌う「マンマ・ミーア」を観ることにした。「007die another day」のピアース・ブロスナンがいいお父さんになっていた。

おなじみのミュージカルを映画にしたものなので、分かりやすく肩のこらないこと、これ以上のものはない。ABBAの「Dancing Queen」「Money money money」など70年代の歌が歌われなかなか懐かしいものである。エーゲ海の「カロカイリ島」の映像が美しい。

 

映画の後、曽根崎のお初天神に寄った。雨に煙る境内はなかなかの雰囲気だ。

夕食はどこか良いところはないかとネットで検索し「夜景が見えるイタリア割烹料理」との触れ込みの店に行った。が、これは期待が外れた。梅新の雑居ビルにありながら、ギネスビールが1600円もするのに驚く。出された料理もこじんまりした会席料理で、イタリアンといわれるのは「ワタリ蟹のパスタ」が出されたから、のようだ。ネットは、こういうことがあるので用心しなければならない。

 


フルートレッスン

2009-02-25 | フルート

今日はフルートレッスンの日。アンデルセンの第4番は16分音符のところを中心にやった。歯切れの良い演奏が求められていて、その点は大分よくなった。テンポが速すぎて運指の間違い、譜面の読み違いがかなりあるので、もう少しテンポを落として、はっきり演奏するようにと言われる。

テレマンの第1楽章は私が思う以上にもっとテンポを落とすこと、強弱を更につけることが課題だ。最後に先生と一緒に演奏すると、テンポの取り方、強弱の付け方が良く分かった。


加藤周一さんのお別れ会

2009-02-23 | 日記

昨年の12月、89歳で世を去った評論家、立命館大学国際平和ミュージアムの館長などを歴任した加藤周一さんの「お別れ会」が東京であり、加藤さんを偲んで1000人の人が参列した。ゆかりの人が弔辞を述べたのが、23日の朝日新聞に出ていた。

大江健三郎

森鴎外が、エドムント・ナウマンの日本批判に対して書いた文章を加藤さんは高く評価されています。「相手を理解せよ、同時に自分の弱点を見抜け」と言っています。これよりもよい、若い人への助言はないでしょう。

水村美奈(夏目漱石の「明暗」の続きを「続明暗」として書いた)

(加藤さんにお目にかかると)そこだけがろうそくに照らされ、シャンパンが抜かれるような、生きていることが祝祭であるという時間が流れ始めるのです。それは加藤さんのず抜けた知性のせいですが、ご自分からは何一つ相手には求めないという決意が人格の芯にあり、与え続けたのです。その潔さが、加藤さんと一緒にいる時間をかくも至上のものにしたのだと思います。

吉田秀和(音楽評論家)

あまりにいろんな世界の話題を解説するので、ぼくは「あなたは世界連邦政府の外務大臣だね」と冗談を言ったことがある。時代を洞察し、判断をし、ユーモアを忘れない。加藤さんはアイロニカルで反語的な言い回しの名人だった。

鶴見俊介(哲学者)

会うたび話すたびに、心棒を感じました。軍国日本に不服従だった人の心棒であり、日本の知識人にまれにしか感じないものでした。過去・現在・未来のどんな戦争に対して話すときも、感じるものでした。


庭木の剪定

2009-02-22 | ガーデニング
今日は、2月8日に続いて、庭木の剪定を行った。前回選定したタイサンボクに高さをそろえることにして、剪定を行う。シラカシはずいぶん長い間ほおっておいたので、のびほうだいになっている。とりあえず、伸びた枝を手鋸で切り落とす。その隣に杉の木があるが、これも伸び放題。大分太くなってしまった枝を手鋸で切り落とすのは大変だった。しかも、伐採後の枝や葉をナイロン袋に入れるのがやっかいだ。やってみると4袋になった。ごみの収集日には2袋までしか持って行ってくれないので、今週は2回に分けてゴミだしすることになる。やれやれである。