フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

花壇作り

2020-04-28 | アダージョの森

2018年に南側花壇に小屋を建てたのを契機に、小屋周りにバラの咲く庭を作ろうと考えている。

これまでもバラを少し育ててきたが、樹木が多く、日陰になるので、バラの成長はイマイチだった。

この間、精力的に南側エリアの樹木を伐採し、だいぶ光が入る庭になってきた。それで、育てるバラを増やすことにした。

これは、おなじみのピエール・ドゥ・ロンサール(フランス Jacques Mouchotte作出)

枝先の蕾が重たげなので、一輪切り花にした。

これは、マダム・ヴィオレ(寺西菊雄作出)

もう少し暖かくなったら、庭に植える予定だ。

さて、今日の庭作業は、小屋の北側法面が、土がむき出しになっているので、何とかしようと思い、花壇を作ることにした。

庭の置石を持ってきて、土留め石花壇の上にもう一段花壇を作る計画だ。

石を運んできて、土を掘る作業に時間が掛かり、半分ほどできた段階で夕方になってしまったので、今日の作業は終えることにしよう。

階段に置いているのは、バラ「アイスバーグ」

小屋の南面には、赤のつるバラ「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」が育っている。

その外側に、ワスレナグサを植えた。

東側の角には、ピンクのつるバラ「ラヴェンダー・ラッシー」を植えようかな

こちらは元気に新芽を出している、バラ「ニュードーン」

春が進んでいくに従い、どんな庭になっていくのか楽しみだ。


カタクリの森を作ろう

2020-04-26 | アダージョの森

今朝の6時前の気温は2℃、ようやく朝の氷点下から解放されたのだろうか。

「春がやってきた」と思って芽を出してきた花たちは、かなりダメージを受けている。

シロバナエンレイソウ、例年もいじけた感じで出てくるのだが、今年はやはり冷害にやられたようだ。

持ち直してくれればいいが。

こちらは寒さにはいたって強い、スイセンと後ろの赤い芽はシャクヤク。

今日は、中花壇の東に咲いているカタクリの話をお伝えする。ここは日当たりがいいので、ボルドーギクがはびこってきていて、カタクリたちが圧迫されてきているエリア。

その横は新しく移植したコアジサイ、防風用に植えたものだ。

そのカタクリ花壇の下は通路になっていて、そこに種から育ったカタクリが芽を出してきていて、通るたびに踏むのが心配だった。
それを何とかしようと、今回、通路に生えているカタクリを移植することにした。

カタクリ3苗を掘り上げる。カタクリは、普通の草花よりも地中に潜って球根を育てているので、掘り上げるときは注意が必要だ。

掘り上げたカタクリを東の森の中へ運ぶ

クリの大木の下は、イガが一杯落ちている。

そのクリの大木の少し東側に、「カタクリ花壇」を作っている。

枯れ枝で囲ってそれとわかるようにしたエリアの中に、運んできたカタクリ3苗を移植した。

これは、以前蒔いた種から発芽したカタクリ 下の細い雑草のようなものが発芽1年目のものだ。

ここは、くっ付いて発芽しているもの。これから花が咲くまでには、6~7年はかかるので、のんびり待とう。

カタクリは環境さえ合えば、自然に種から育つ力を持っている。これから森の中にも広がってくれればと願っている。


樹木の伐採~少し時期が遅いが

2020-04-25 | アダージョの森

今朝もいい天気になった。そのため朝の冷え込みが厳しく、この時期にして-2℃まで下がった。
これでホスタの葉が3日連続で痛めつけられたことになる。何とか凌いでくれと祈るばかりだ。

それでも北の林ではシバザクラが咲きそろい、ユキヤナギが満開になってきて、春爛漫の雰囲気が出てきた。

オウゴンシモツケも色づいてきた。その後ろのカタクリはほぼ満開だ。

今日は、時期的には遅いのだが、庭の南東エリアで新しく苗を植えていくためには、大きな木をどうしても切っておかねばならないため、樹木の伐採をした。

まず、ミズキを伐採だ。

ワイヤを張り、ウィンチでテンションをかけて、チェーンソーで切り南側に倒す。

ちょっと南側に行き過ぎたが、おおむね、他の植物に被害を与えないエリアに倒すことができた。

これを40㎝の丸太切りしていく。

伐採とその処理を終えた段階で12時となったので、庭でランチとなる。

伐採後の切り株が目立ってきた南東ガーデンの様子。

午後からは、背の高いヤマザクラを倒す。

まだダンコウバイの黄色が目立っている。

これも玉切りして、炉のエリアに運び上げる。これがなかなかの重労働なのだ。

午後からは暖かくなってきたが、風が強く体感温度は低い。午後4時になって、作業終了。

5時からは、いつも通りにフルートの練習をする。

体が疲れているのと、庭造りのイメージがあれこれ浮かんでくるので、どうも集中力に欠けるこの頃のフルート練習だ。


輝く北岳 ホスタの霜よけ

2020-04-24 | アダージョの森

今日は気持ちよく晴れ渡った。昨日の強風は治まったが、まだ少し風が吹いている。

5時過ぎの気温は-2℃と冷え込んでいる。庭には昨日に続き霜が降りた。

7時過ぎにようやく朝陽が庭に射してきた。

ホスタの囲い。昨日の朝、ホスタが霜にやられたので、藁や、箕(み)で覆う。

小屋へ続く階段のチューリップ

北の雑木林のカタクリ

三姉妹

後ろ姿が艶やかだ

ユキヤナギ

オオカメノキの花芽も膨らんできた

アセビ

ユーフォルビア・キパリッシアス

向山の落葉松もうっすらと緑づいてきている


シラネアオイが咲いた 森の貴婦人

2020-04-22 | アダージョの森

八ヶ岳の雑木林にもようやく春が訪れてきた。

まだヤマザクラは咲いていないものの、雑木林の中は華やかになってきた。

何といっても驚いたのは、小さなシラネアオイが咲いたことだ。大きな苗の方はまだ芽吹いていないのに、何故のこの小さな苗が一番先に花をつけたのだろうか。

それにしても、美しい花だ。森の貴婦人を呼ばれているが、毎年カタクリに次いで、シラネアオイが咲くのが何よりも楽しみだ。

雑木林は薄っすらと緑づいてきた。

ミツバツツジも咲き始めた

シバザクラは5分咲きぐらいかな

ユキヤナギ

ユキヤナギ・ピンク

足元に咲くスミレ、種類が同定できない

ツルハナシノブ

移植した、クラブアップル・プロフュージョンは、今のところしっかりした新芽が出てきている。