フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

菜の花添え、タケノコご飯は春の味

2012-04-30 | 日記

八ヶ岳清里の朝は曇っている。外気温8度、室温18度、湿度30%。暖かい。早いもので今日で4月も終わりだ。

朝食後、このところさぼってしまっていたフルート練習をする。ロングトーン、ソノリテ、「毎日の練習」アルペジオ、各調のスケールとアルペジオ、トリルをざっと1時間やってフルートの練習を終える。
その後庭に出る。空が曇っているので、庭作業は汗をかかずに済んでいい。今日も北側のコナラを伐採する。これがなかなか手ごわい。南側に傾いているが、そこには、車庫の屋根があり、まともに倒おすと屋根を凹ませてしまう。それで、山側(北側)に受け口を作り、南側から追い込んでいくが、やはりコナラ南側への傾きが大きかったので、危うくチェーンソーが木に挟まってしまうところだった。切り口に楔を2本かまして、チェーンソーの刃の空間を確保して切り進むが、それでも南側に傾きだしたので、山側へ倒すのをあきらめ、車庫の屋根に当たらない方向に倒れるように切り方を変える。それで、ソフトランディングはしなかったが、なんとか、南西の方向に倒れた。側に生えている、大事にしている、コハウチワカエデの枝が1本折れてしまったのが、痛い。

そこまでやって昼休みとする。昼ご飯は、先日いただいたタケノコを使った、タケノコご飯。畑で採ってきた菜の花は湯がいておく。

タケノコを煮ておいて、もち米と一緒に蒸し、菜の花を散らして出来上がりだ。コリコリと舌触りのいいタケノコ、爽やかな菜の花、春の旬を味わう料理は、さすがに美味しいかった。

午後は、伐採木、枝の整理などをしていると、西の方に煙が上がっている。野焼きをやっているようだ。世の中ではゴールデンウィークと騒いでいるだろうが、小さな村の里山は、普段と同じように、静かに過ぎて行った。


春の陽気に誘われ、今日も庭作業を愉しむ

2012-04-29 | ガーデニング

八ヶ岳清里の今朝は、青空にやや薄い雲がかかっている。南アルプスが見えず、八ヶ岳はよく見えた。

朝食後、いい天気になってきた、早速散歩に出よう。南アルプスには薄らと春霞がかかっているようだ。


村の桜が満開になってきた。

庭の水仙や芝桜も満開だ。

家に帰り、今日も庭作業を行う。家の北側、井戸の周りは平坦地になっているが、そこに伐採した樹木の枝を置いていて見栄えが悪いことおびただしい。そこで、それらの柴を炉の周りの柴置き場まで運ぶことにする。量が半端ではないので結局、午前中いっぱいかかった。

昼からは、そのエリアを整備すると、森を見るテラスになった。


周りに、庭に生えている、コアジサイを移植する。早速チェアとテーブルを置いて森を眺める。


それが済んだら、次は、ヤマツツジとミツバツツジの移植だ。森の中では日当たりが悪いために花が咲かないツツジが多い。それらを南側に移植すると、来年には美しい花を咲かせてくれるであろう。ここまでやって、今日の庭作業を終了した。


夏のような日差し、汗だくの庭作業

2012-04-28 | ガーデニング

八ヶ岳清里の朝は快晴になった。外気温5度、室温17度、湿度36%。

森の向こうには、長閑な春の田舎の景色が広がる。

さ残雪の南アルプスとフジザクラが、美しい。

今日は一日、庭作業だ。昨日に続いて「サイレントガーデン」の山野草花壇を整備する。山からの水の流れを誘導して、土に適度な湿り気を与えるようにする。その後、「ハーモニー・ガーデン」東側の樹木を伐採する。ところが、梢の方で藤の蔓が隣桜に絡まっていて、倒れない。脚立と高枝鋏を持ち出してきて、蔓を切ったのはよかったが、更に上の方で絡まっているようだ。

夏のような日差しで猛烈に暑くなってきたので昼休みとする。昼は、今年最初のソーメンを食べた。昼からは、「倒れない伐採木」を丸太で固定しておく。大風が吹いた時、誤って倒れてこないための予防措置だ。その後、森の中の伐採木の整理、片づけをやる。伐採した枝を抱えて、炉の近くの「柴山」まで運び上げる作業は、かなりの重労働。5時までやると汗だくのへとへとになって作業終了。


満開のフジザクラを見ながら春の植え付けに汗を流す

2012-04-27 | ガーデニング

八ヶ岳清里の朝は霧に覆われている。昨夜からの雨は止んだ外気温8度、室温16度、湿度36%で暖かい。庭の美しいペンション「ミュー」さんが、お庭を見せていただけませんか、とお越しいただいた。お土産に、庭に生えているバイモの苗をいただいた。

満開のカタクリ、シバザクラ、スイセン、フジザクラなどを案内する。イチリンソウの話になって、「ミュー」ではもう咲いています、とのことなので、森の中をよく見てみると、昨年植えたイチリンソウが元気に蕾をつけていたのに驚いた。イチリンソウは花が小さい割には、結構丈夫な花だ。

昼食は、ニンニクで香りづけしたオリーブオイルを使った菜の花の和風パスタにしよう。なかなか季節感がでていてgoodだった。「○○リコ」や「○○moto」などにも食べ劣りしないと喜ぶ。

午後は、「サイレントガーデン」の山野草花壇を整備して、拡張する。土を掘り崩し、均す。木々の根を抜根していると、びっしょり汗が出てきた。整備し終わると、キクザキイチゲ、オオバナノエンレイソウ、フクジュソウ、ニリンソウそれにいただいたバイモなどを植え付ける。

それが終わると、「ハーモニーガーデン」のチューリップが生えてきているところに、ワスレナグサを植える。これだけやると、かなり疲れてしまったので今日の庭作業は終了だ。その後、地元のAさんたくへ、久しぶりにお茶をよばれにいく。丁度、農作業が終わったところなので、お仕事のメンバーや奥さんとくつろいでおられたところだった。今年の春の農作業も順調にいっているとのこと。私たちの畑は5月の連休にローラーをかけてくれることになった。色んな野菜の植え付けは遅そ霜の恐れが無くなってからにした方がいいとのことだった。ジャガイモの植え付け、土寄せなどを教えていただく。帰りに向こう山を見ると、不思議な夕映えの色で染まっていた。


三代校舎の桜

2012-04-26 | フルート

昨日(4月25日)、フルートレッスンが終わってアダージョの森に帰る途中、津金にある「三代校舎」の桜を見に寄った。ここには、明治、大正、昭和の校舎が保存されいる。特に、1875年(明治8)建設の擬洋風の校舎が、なかなかおしゃれだ。校舎の中にはCAFEもあるが、今日は水曜日で生憎の定休日だ。

昭和の校舎には「美味しい学校」として物品販売所やレストランがある。大正の校舎では、色んな講座が行われている。

校庭の南側に植えられた桜の木が素晴らしい。空が曇っていたのが残念だったが、満開を過ぎて、吹く風に散り始めた桜は、ただひたすら美しいとしか言いようがなかった。定休日のこの時間には、ほとんど人がいないので、静かに桜の美しさを味わうことができた。