フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

町会役員会

2010-01-31 | 日記

今日の朝は、ゆっくりと起きる。NHK趣味の園芸はクリスマスローズ。山形県の園芸家が出ていた。クリスマスローズは、種から育てるので、好きな色、形を掛け合わせて品種改良をしているという。面白いのは、素人でも簡単にできるのでやり方を説明していた。しかし、おしべの花粉のめしべに付け、種を取って、それを撒き、3年かかってやっと花が咲くという時間のかかる作業である。

題名のない音楽会は、オペレッタからミュージカルの歴史をたどっていた。「天国と地獄」、「トーランドット」、「こうもり」「マイフェアレディ」などの歌を歌っていた。

NHKの将棋では、渡辺竜王が久保棋王を「あれっ」とさせて、大逆転を演じて勝利した。


創作料理の店

2010-01-30 | グルメ・クッキング

阿倍野界隈の再開発が本格化して、そこら中で重機の音がうねっている。少し奥まったところにある、小さな和風創作料理の店「エビス屋」に入ってみた。店はカウンター中心で、奥に8人ほど座れるテーブルがある。

刺身盛り合わ

トウガラシの肉巻きをオーブンで焼き上げたもの。トウガラシがピリッとしておいしい。

米茄子と白身魚のあんかけ。大きな米茄子を半分に切り、中身を取り出して、そこへ白身魚、取り出した米茄子の揚げもの詰め、あんかけにした料理。あっさりしていて、食べやすい。

結構見栄えもよくおいしい店である。女性に人気があるのか、カウンターはほとんど女性連れ。飲み物は「エビス屋」というだけでビールはエビスだけで、日本酒、焼酎の地酒がある。 


林望の「節約の王道」

2010-01-28 | 濫読

リンボウ先生の最近著「節約の王道」を読んだ。サッと読める、さわやかな本である。「金をおろすなら3万4千円に限る」というユニークな帯が付いていた。リンボウさんは「節約は楽しい」という。週に2回スーパーに行き食材を買い、冷蔵庫に保存すると必ずそれを全て使い切る。ちなみに家での料理は全てリンボウさんが作るという。これからがして私たちと違うが、その料理の仕方が面白い。買ってきた食材はすべて使い切る、食べきるという。たとえば大根、ニンジン、ゴボウなどは皮と身の間に旨みがあるので、皮は剥かずそのまま調理する。ソラマメの皮は天ぷらにして食べる。買うときには10円20円でも安いものにこだわるのに、食材を腐らせたり、使い切らないのは「食費を無駄にする愚行」と切り捨てる。

しかも、大病した経験から、食事は野菜中心の料理を取り、節約と摂取カロリーの調整を同時におこなって、体重をコントロールするとある。

帯にある「3万4千円」というのは、万札を崩すと、すぐに財布からお金がなくなるので、できるだけ万札を崩さない工夫だとか。

ここまでなら、なるほどなるほど、と頷くことしきりだ。ところが後半から、少しどうかなと思った。それは「車を買うなら年収の1か月分」というくだりだ。それでリンボウさんは何を買うかというと、新車ではないが、1年ぐらいの新古車のベンツC200だという。これはネットで調べると300万円から350万円はする。というと年収は4000万円前後ということになる。これは、明らかに平均的なサラリーマンではもらえない給料であろう。祖父の代から、かなりの毛並みの家で育てられたようだ。安サラリーマンの生活などほとんど実感できないであろう。

教育の項では、節約論から離れて、人生論となる。人の最大の投資は「教育」だと位置づけ、子供の教育にはお金を惜しむな、塾への送り迎えは、妻と自分で行った。大学生になれば、アルバイトをさせるなと、展開する。年収4000万円もあるリンボウさん宅なら、確かにアルバイトをさせることはないと思うが、普通のサラリーマンでは、こんなことができる人は少ないであろう。

 「何のために節約するのか」目的を持って節約せよと説く。「500万円貯めて将来5年後に語学留学する」とか具体的な目的を持って節約せよと説く。そして自分は「日本古典文学」というい北極星を持って生きてきた、、いつかは「源氏物語」の全訳を書きたいものだと、思っているとのこと。

病気にならないことが最大の節約だとして、朝晩の体重測定、ジムに行くより夫婦で45分の散歩している、これを毎日継続して健康管理に努めているとのこと。

最後に、「一番素晴らしい人生というのは、従容として死につくことだと思う」、生きていくということはどう死ぬかということだ、いつ死んでも後悔しない生き方する、ということこそが、人生を無駄にしないという意味で、究極の節約なのかも知れないと、締めくくった。節約論から始まったが、人生論であり、60歳を迎えたリンボウさんの今後の人生に対する新たな決意を述べた、ともいえる本であった。


ひとつの「晴耕雨読」

2010-01-27 | 日記

 日経新聞朝刊に元首相細川さんの湯河原での晴耕雨読の生活が連載されている。

 今日の朝刊で、細川さん曰く「人里に近いところにいながら車馬の音に煩わされることなく、極力俗事と距離を置き、自分自身の全き生に関わりのないことはすべて放擲して、ひたすら自分の魂の充実と平安のために生きる」。
毎日、陶芸、書、絵と畑に没頭しているらしい。なかなかいい言葉だと思った。

今日の夜、またまた、新年会があった。飲み放題プランになると、どうしても飲みすぎてしまうのが問題だ。

本来なら、今日はフルートレッスンの日だが、フルートの先生が怪我をしてしまって、今日はお休みとなった。


パスポート取得

2010-01-26 | 日記

海外旅行に行っていない。オーストラリアに行ったのは、かれこれ10年ほど前のことか。パスポートの期限が失効していたので、今回10年期限のパスポートを夫婦で申請した。卒業旅行のときなのか、阿倍野のパスポートセンターは、ごった返すほどの人だ。若い女性が多い。中に結構年配の方も申請に来ていた。

今日、申請していたパスポートを受け取りに行った。費用は16000円で、安くない。文句を言っても始まらないので、証紙を買って、申請書に貼り付け、サインして提出。窓口の女性から、パスポートの記載どおりに書いてくださいというので、「分かりました」と言って、記入すると、「漢字の書体が流れていますね」と注意されたが、受け取ってくれた。

さあ、これでいつでも行きたい時に海外にいける用意が出来た。先ず最初の狙いはベストシーズンのヨーロッパ、ということになるか。円高だし、海外旅行にはチャンスともいえる。さっそくJTBを覗く。これからはHISのホームページもマメにチェックしていこう。