フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

晩秋の庭を最後に彩るリンドウ

2017-10-31 | アダージョの森
庭に咲く花の最後を飾るのはリンドウです。


リンドウは何といっても花の形と色がいいですね。


しかも、太陽が当たっているときにしか花を開かないので、奥ゆかしさを感じます。


庭には、背丈の低いリンドウが2種と、オヤマリンドウと思われる、背丈の高いものがあります。


薬草としても知られています。

 
リンドウ(竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年生植物
学名:Gentiana scabra var. buergeri
その他の名前:ササリンドウ、疫病草(えやみぐさ)

晩秋の庭を赤紫に染める タイワンホトトギス

2017-10-27 | アダージョの森
晩秋の庭に静かな華やぎを与えるタイワンホトトギス
 

それまで、オカトラノオが咲いていたところにタイワンホトトギスが満開になっています。


地下茎が伸びて、この数年のうちに驚くほど増えたので、最近では間引いています。
深い紅色なので、派手に目立つということはありません。


ホトトギスには、何種類かあるのですが、よく似ていていなかなか区別をするのが難しいです。
白地に紫の斑点が付くヤマホトトギスやヤマジノホトトギスではなさそう。
 


茎から花穂(?)が立ち上がって花が咲いている、
外花被片の基部に袋状のふくらみが2つにはっきりと分かれる、などタイワンホトトギスの特徴があると思います。

ホトトギスは葉腋から花が立ち上がるので、区別することができます。
 

和名:タイワンホトトギス(台湾杜鵑)
ユリ科 ホトトギス属
学名:Tricyrtis formosana
 

触るとかぶれるヤマウルシの紅葉は美しい

2017-10-25 | アダージョの森
北側のエントランスからの道に沿って生えているヤマウルシが紅葉してきています。


ほとんどの個体は柿色に近い赤色に変化しますが、中には黄葉するするものもあります。


1枚の葉が小さな葉の塊、すなわち複葉になっていているので、よく目立ちます。
樹液に触れるとかぶれるので注意する必要があります。
 
ヤマウルシ(山漆)
ウルシ科 ウルシ属の落葉低木
学名: Toxicodendron trichocarpum

「人」という漢字に花の形が似ているジンジソウ

2017-10-23 | アダージョの森
庭にジンジソウが咲いています。日陰で湿ったところが好きな花。
 


花の姿が、「人」という字に似ているから、こう名付けられました。


確かに似ている、可愛さと愛嬌がある花ですね。


これは「ショコラ」という品種で、葉がチョコレート色をしています。

 
ジンジソウ(人字草)
ユキノシタ科 ユキノシタ属
学名:Saxifraga cortusifolia

ポール・スミザーさんの店から球根と種が届いた

2017-10-22 | アダージョの森
春のイギリスでイングリッシュ・ブルーベルの青い海が森一面に広がる写真を見て、いっぺんにあこがれてしまいました。
私の庭~森でも、ささやかながら、こうした風景を作ることができないか、と思い、数年前から森の樹木を伐採してイングリッシュ・ブルーベルを植え、育てています。


萌木の村の庭づくりでおなじみのポールスミザーさんのショップ「ガーデンルームズ」に注文しておいた品物が届きました。


イングリッシュ・ブルーベルの球根が200球、それにスノードロップ10球と青花が美しいトリテレイア20球。


また、クサボタン、メハジキ、シラネセンキュウ、シシウドなどの種も入っています。
 
 
ポールスミザーさんのスケッチ入りの、花の育て方の解説も入っています。
 


まずは、イングリッシュ・ブルーベルを育てる、「新たなエリア」の開墾をしなければなりません。