フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

甘い香りが漂う小さな梅園

2016-02-18 | 日記

西回りのウォーキングコースに大阪府の施設がある。何年か前に「食と緑技術センター」という名前に変わった。
以前は農林センター と呼ばれていて、地域の人たちの憩いの場になっていた。

現在は、平日だけ開門されているものの、なお広大な敷地をゆっくり楽しむことができる。

本部があるところからは金剛葛城山系が望める。


 

そこから、東方面に銀杏並木が続いていて、秋には素晴らしい黄葉になる。

銀杏並木から右側に入ったところに花壇、池、それに梅園がある。

訪ねてみると、紅白の梅が満開で、あたりは仄かな甘い香りが漂っていた。

池のほとりに藤棚がありベンチが置かれている。今日は誰もいなかった。時に、池にやってくるカワセミを撮影しようと3、4人のカメラマンが並ぶこともある。

ラクウショウの気根があたかも地中から顔を出す小動物のように並んでいる。

射しこむ光が明るくなって、池の水もぬるんできているようだ。春の訪れを感じさせてくれた。  


夜の梅田に出る

2016-02-03 | 日記

今日は夕方から、恒例の「B級グルメ会」があった。時間があるのでヨドバシカメラに立ち寄る。

オーディオ機器やネット関係の書籍コーナーをゆっくり見た。どんどん新しい製品が開発されているので、観ているだけでも楽しい。
待ち合わせの時間が近づいてきたので店を出る。

あたりはすっかり暗くなっていて、ビル群の明かりが美しい。


 

 

B級グルメ会の会場は「宙 sora」という、イタリアンの店。「オーロラダイニング」と銘打って、照明は暗く青い明かりが点いていた。

 

 

少し、私たちの雰囲気とは違う感じだが、食べ放題の生ハムに舌鼓をうちながら、「今年の煙突掃除」の話などをした。


「追悼 山崎豊子展 〜不屈の取材、情熱の作家人生〜」

2016-02-01 | 日記

2月に入って少し肌寒いが、気になっていた、「追悼 山崎豊子展 〜不屈の取材、情熱の作家人生〜」に出かけた。
なんば高島屋の会場は、最終日ということもあって、満員に近く、ファンが詰めかけていた。

山崎豊子といえば、高校時代に観た「白い巨塔」が今でもよく覚えている。 今までに読んだのは、「沈まぬ太陽」、「大地の子」の2作品だけであるが、ダイナミックな構図で時代の問題点を浮き彫りにした作品に感銘を受けた。

会場では、山崎豊子の年譜とともに、作品を紹介していた。その上、執筆室の模型や取材旅行のスーツケースや衣服、カメラ、取材した録音テープやノート類等が展示されていた。事実を、その現場に立って丹念に拾い集める姿勢はさすがだ。


会場の外では、作品群が展示販売されていた。


 

会場を後にして、コーヒーを飲みながら、次に何を読もうかなと考える。