フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

スノードロップが咲いた

2020-01-30 | アダージョの森

庭の雪が融けたと思ったら、なんと北側花壇にスノードロップが「咲いている」ではないか。

文字通り、「雪のしずく」~スノードロップだ。

(ヒガンバナ科ガランサス属)

ほんの5センチほどのごくごく小さな花穂から真っ白い花がややうつむき加減に開いている。

まさか雪が降ったから「咲いた」と言う訳ではないだろうが、この時期に花など咲くはずはないと思い込んでいたので、それまでも小さな花穂を上げていたのに気づかなかったのだろう。

例年なら、3月に咲くのが普通だ。今年は、それほどに暖冬なのだろうか・・。

まだ、「咲いている」というほどには花は開いていない

落ち葉の掛布団を押しのけて「咲く」小さなスノードロップ、あまりに落ち葉が重たげなので、そっと落ち葉を取り除いて写真を撮った。

しかし、2月になれば思っていないほどのドカ雪や寒さにやられるかもしれないので、また、落ち葉で周りを温めてやることにしよう。

「春を告げる花」とも言われているとおり、もうばらくすると、立春を迎える。

森の中の日陰のところはまだ雪が残っている。

今日は風が強い日だった。北岳の頂上付近では雪煙が上がっていた。


2020初めてのフルートレッスン

2020-01-29 | フルート

今日は今年初めてのフルートレッスン日だ。アダージョの森は昨日の雪に閉ざされていたが、日差しも強くなってきてどんどん雪が融けてきた。
これなら、下まで降りていっても大丈夫だろう。

10時50分、明野の「チャミタクハウス」に到着

地蔵岳のオベリスクに雪煙が舞っている。

レッスンは、いつも通り最初、モイーズの「24の旋律的小練習曲変奏(初級)」をやる。
これは(初級)と表示されているが、初級の方では少し難しいのではないか。~いや、私もまだまだ「初級」であるかもしれないな。

 

そのNO17をやる。

この半音階の練習なのだが、だいぶやっているが、なかなかものにならない。少しずつテンポを上げてやってきたが、今日は、もっと正確に吹くことを求められた。

テンポは♩=92に設定。出だしは丁寧にはっきりした音を出す、拍の頭を意識する。

途中でテンポが流れてしまって駄目だ。指の力をもっと抜かなければならないな。

曲の練習は、昨年からやっているヘンデルのソナタ ト短調

演奏をすると、もっと強弱をつけて表情豊かに演奏するように、

8小節目のリズムが間違っているという指摘を受けた。32分音符が2拍目にくっついた演奏になっているとのことだ。
なるほど、指摘されてみると確かにそうだ。3拍目の頭が意識されていないということだ。

今日の、いろいろ課題が出てきたので来週に向けて、また頑張ろう。

Handel . Flute sonata g-moll

 

レッスンが終わり買い物をした後、たかね図書館に寄る。

そこから見た富士、今日は周りの雲がなく。実にすっきりと美しい。


雪の朝

2020-01-28 | アダージョの森

昨日の夕方から雪になった。朝6時30分の気温は丁度0℃。

庭は一夜にして美しい世界になった。しばらくすると雪も止んできて少ずつ明るくなってきている。

木々の輪郭がはっきりして存在感がある。

北側のカタクリの森もたっぷりと雪が積もっている。

デッキの手すりの雪を測ると18㎝ぐらいかな。

コナラの梢の雪・・細い枝にもふわっと積もっている。

手前のウリカエデ、ハウチワカエデ、メグスリノキなどの細い木も雪化粧

クレマチス モンタナ・ジェニーカイにもたっぷりと・・手前の鳥の餌箱はほとんど隠れてしまった、デッキも美しくていい・・

雪は素晴らしいのだが、除雪されている公道に出ていくのは少し控えておこう。・・・明日のフルートレッスンまでには融けるかな、とりあえず先生には電話をしておくことにしよう。


樹木の伐採作業が続く

2020-01-22 | アダージョの森

今日も朝9時に2人がやってきてくれた。最初に部屋でコーヒーを飲みながら、今日の作業概要を確認する。

特に、東側にある大きなヤマザクラ~枝が家側に伸びていて下手をすると、庭や植えている樹木を傷める~の伐採方法を確認した。ポイントは樹木が枝の重さであらぬ方向に倒れないようにするために、ウィンチのテンションを一瞬たりとも緩めないということだ。そのためには、二人かかりでウィンチを漕ぐことにしようということになった。

まずは、昨日倒したコナラの丸太切りだ。

年末からの伐採作業により、西側に向けて、かなり広いエリアができてきた。

続いて東側に生えている、道に大きく枝を伸ばした栗の木を伐採する~秋には沢山の栗の実が落ちる木のなので、少しもったいないが、通行の邪魔になるので致し方がない

畑の鹿よけフェンスを傷めるので、あらかじめフェンスを倒しておく。

栗の木を上手く畑側に倒すことができた。

午前中は、それを玉切りし、フェンスを修復する作業で終わった。

午後からは問題になっている、枝を家側に伸ばしているヤマザクラの巨木の伐採だ。その前に、南側~倒す方向~に生えている細いヤマザクラを2本倒しておく。

その作業が終わると、いよいよヤマザクラの巨木にワイヤを張る。

滑車をひっかけるポイントを高くすると、引力がより強くなるということを思い出したのも大きい。

二人が掛かりで、ウィンチを漕ぐ。少し力が入りすぎたかもしれないが、ヤマザクラは下の方が割れながら、上手く南側に倒れてくれた。

ヤマザクラの巨木を玉切りした後、小屋の東側にあるヤマザクラ~家の中からみると北岳の眺望を隠している~を伐採する。

日が傾いてきたので、今日の作業を終えることにしよう。その後部屋に入り、アツアツのぜんざいを頂きながら、バラの系統や品種について話が盛り上がった。
3月になれば、「姫野バラ園八ヶ岳農場」へ一緒にバラの苗を見に行こうという約束をして解散した。


今年最初の伐採 コナラの大木を倒す

2020-01-22 | アダージョの森

今日から明日の二日間は、八ヶ岳の花友だちとアダージョの森の樹木の伐採を行うことになった。今日手伝いに来ていただいたのは長坂のKIさんと清里KOさん。

幸い、天気もいいので気持ちのいい伐採作業ができる。

これは本日最大の成果となった、コナラの大木だ。

コナラの大木を倒す前に、手前に立っているやや細い樹木たちを伐採していこう。

これは、ワイヤの牽引の方向を転換する滑車。滑車を使うことにより、樹木を倒したい方向に倒すことが、ほぼできる。

これはウィンチ、小刻みにワイヤを牽引していく。

奥に見える二段梯子で目的の樹木の、できれば高いところに、スリングベルトを結わえ、その先にワイヤをかける。

ワイヤは、先ほどの滑車で方向転換して、ウインチで引っ張るという方法だ。もちろん、ウインチを漕いでいる人のところには樹木が倒れてこないので安全に倒すことができる。

樹木は見事にソフトランディングした。

伐採した樹木はその場で枝を払い、35㎝と40㎝に丸太切りし、運びやすいように、下に降ろしてゆく。

樹木を倒したところで、丁度昼になった。体は木くずだらけで汚れているので炉の側でおにぎりを頬ばる。

休憩するとすぐに寒くなってくるので、暖かい味噌汁はありがたい。

午後も、何本か細めのミズキやヤマサクラを伐採し、いよいよ本命の太いコナラの伐採に取り掛かる。

まずは受け口を切り、反対側の追い口から切り進む。

コナラの枝が隣のミズキに引っかかったが、そこはウィンチの力で、ドドッという音とともに、倒れた。迫力満点だ。

自ずから「ヤッター」という歓声が上がる。

コナラの長さを測ると、枝先までで22m50㎝あった。

冒頭の写真に戻るが、夕暮れが近づいてきて寒くなってきたので、今日の作業はここで終えることにした。

その後は部屋に入って、いろんな話題に花を咲かせた。