今日は、日本のモノ作りの発祥の地のひとつである名古屋にある豊田産業技術記念館を訪ねた。
名古屋駅から一駅、名古屋城からも近いところにあった。記念館は赤レンガの由緒のある建物だ。
入り口には、「豊田産業技術記念館」と「コンポン研究所」と書かれている。
着いたのは昼時だったので、建物の中にある静かなレストランで昼食を食べる。
その後館内を見学した。最初に訪れたのは、「繊維機械館」だ。世界のトヨタの原点は何と
いっても豊田織機の発明群である。綿花は、捩じられると細い綿花繊維が絡み合い固い糸に
なるという特性がある。
これを使ったのが手織り機だ。これからから動力織機へ発展していく。
日本の紡績業の近代化は、明治時代にイギリスから機械紡績が輸入されてから始まった。
西洋の機械紡績の導入から、独創的な国産技術の開発、
そして現在の全自動紡績システムに至るまで、約100年の技術の歩みは、目を見張るものがあった。
続いて、「自動車館」を見学した。紡績機械の制作のノウハウを自動車制作に発展していく
過程がよくわかる。昔は、原寸木型に合わせて鉄板を手叩きによりをパネルに仕上げて、ボデーを組
み立てていた。
続いて、自動車のエンジン、トランスミッション、サスペンションから、タイヤ、ボディ、
自動車用ガラスまでの各工程などが詳しく展示されていた。
各々の工程や説明パネルなどは興味深いものだったが、2時間ですべてを見学することはできなかった。
今日の宿は目の前に巨大なジェットコースターが見える長島温泉だ。夕食後になばなの里」のイルミネーションを見に出かけた。
入り口付近を見る
、
光の通路、
ライトアップされた木々が池に写って幻想的だ
最深部のナイヤガラの滝まで
なかなか見ごたえのある光のショーを堪能することができた。