朝は爽やかに晴れている。外気温17度、室温23度、湿度56%と湿度が高い。
朝食は、久しぶりに紅茶を飲みながらのパン食。レモングラスが入った「adagio」の香りがいい。
朝食後、長野県中部で震度5強の地震があり、このあたりも少し揺れた。東日本大地震との関係は不明とのこと。
まずは、フルートを吹く。基礎練習、アルテ19課NO3の曲をさらっと「さらう」と1時間経ってしまった。天気がいいので部屋の中にいるのはもったいないので、庭に出る。妻は既に庭に出ていて、何やら作業をやっている。
今日は、まずは苗の植え付け。昨日買ったオレガノ、種から育てた、小さなワスレナグサを苗を、石垣下の、砂利で固めた地面に植える。
妻は、クレマチス「マーガレット・ジョーンズ」を東側花壇に植え付けた。モンタナ系なので大きく育つのが楽しみだ。
昼食を食べ終わると、雨が降り始め、雷が鳴りり出したのでしばし休憩する。しばらく様子をみていると空が晴れてきたので、また庭に出る。東側の「サイレントガーデン」の下草がものすごく伸びてきたので刈った。少々草を刈っても、ほとんど変わらないのが、面白くない。
妻は、道の土留作業をやっている。白樺が大分道側に傾いてきている。どうも、根元が浮き上がっているためだ。その下に杭を打ち横木を通して、土を入れる作業だ。私は、適当な太さのヤマザクラを切って、1.5メートルの横木を作って、作業現場に運ぶ。それだけでも結構な労働になった。その後、西側の「せせらぎ」の畔にヤマユリが育ってきていて、横に倒れかかっているので添え木をする。それで5時30分になったので、「本日の作業終了!」と一人で
宣言する。もうふらふらだ。
家に入ると、猛烈な嵐がやってきた。バケツをひっくり返したような大雨、空気をつんざくような雷、強風で木々が大きく揺れている。
今日の夕食は、お好み焼き。な~に、冷蔵庫に豚バラ肉、キャベツそれにヤマイモがあればできるので簡単だ。焼き上がってビールで「乾杯!」。一日の疲れが吹っ飛ぶ一瞬だ。
今日は、作業のご褒美に赤ワイン「シャトー・ラルドー」を飲む。タンニンが効いてお好み焼きにぴったりだ。
食後、地元のAさんから電話が入った。「今、蛍が飛んでいるから見においでよ」という、お誘いだ。先ほどの雨が上がり、空には星が輝いている。月が無いので、闇は深い。
アダージョの森の入り口まで行くと、かなりの蛍が飛び、木や草に止まって光を点滅していた。先日と比べて、一段と蛍の数が増えたのに驚いた。Aさんにお聞きすると、例年7月5日頃」に一番、蛍が飛ぶとのことだ。来週の夜が楽しだ。
今日は、6月の最後を飾るのにはふさわしい、「転変する自然」を堪能する一日だった。