フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

白樺が倒れる

2014-06-29 | ガーデニング

夜の間降り続けていた雨が、朝方になって上がった。雲の間から青空が見える。今日はいい天気になりそうだ。朝6時30分の外気温は15度だ。

しっとりした森の中に朝陽が庭に差し込んできた。

10時過ぎから庭に出る。北側の山野草花壇を見てみると、驚いたことに白樺が倒れているではないか。

このところ連日強い風が吹いていた上に、昨夜の雨で地盤が緩んだためだろうか。白樺は、光のあるところが好きで、山の伐採の後など、明るくなると白樺の小さな芽が出てくる。

成長するのは早いが、根の張り方が、浅くて倒れやすい。今年の大雪で、アダージョの森の奥のほうにある白樺の大木が倒れてしまった。
白樺は家のそばでは植えないほうがいいと言われている、のがよくわかる。白樺は森を明るくすると同時に、高原を実感させてくれる木なので、倒れてしまうのは本当に残念だ。

その後、庭作業に取り掛かる。家のデッキの南側に生えている山桜の垂れている枝を払い落とそう。先が鋸と兼用になってる高枝ばさみでごしごしこするとバサッと枝が折れ曲がった。
その下にユリや山野草が成長してきているので、それらを痛めないように注意しながら払い落した。

それが終わると、ナデシコやイワシャジンなどの日当たりが悪くなったので、少し明るいところに移植した。一日中庭のあちらこちらで好きな作業をやっていると、あっという間に黄昏になってきたので、作業を終える。

 


庭のウリカエデを伐採する

2014-06-27 | ドイツ旅行

今日はいい天気になった。蒸し暑いというほどでもないので、快適な庭作業ができる。

南西側の庭で作業をしよう。(「Harmony Garden」勝手に名づけている。その心は、雑木林と調和する、草花が咲く明るい庭ということなんだが・・・。)
足元には、さわやかなブルーの花、ムシャリンドウが咲き始めた。


花屋さんで苗を思いつくまま買っては植えている間に、だんだん、庭が狭くなってきた。
花苗は、買ったときは背丈も低いし幅もとらないが、梅雨の雨にあたると急に大きくなってきて、植えたときから比べるとなんとなくいっぱいになってきた感じだ。

それではと、一大決心で、大きくなって美しい赤い種をたわわにつけているウリカエデを伐採しよう。南西に傾き枝を広げているのでそのまま切り倒すと花が痛むので、ロープで反対側に牽引し、一気にチェーンソーで切り倒した。

樹木の威力はたいしたもので、あたりが、急に明るくなった。

枝を片づけたあと、3時のお茶にする。最近、お酒を控えるようになってから甘いものを口に入れるようになってきた。今日のおやつはバウムクーヘンだ。

高原の花、ニッコウキスゲが咲いている。

 

 


アルテ31課「Menuetto」を終える

2014-06-25 | フルート

のところ梅雨らしい天気が続いている。昨夜からの雨は朝方は止んだが、曇り空だ。庭では、華やかコアジサイとは別に、ツリバナが文字通り小さな花をぶら下げている。

今日は6月3回目のフルートレッスン日なので、明野に出かける。
レッスンはアルテ31課の2番目の「Menuetto」。1回目は私が一人で吹き、2回目は先生との二重奏だ。

1stと2ndで旋律と伴奏が入れ替わる曲なので、伴奏の時は、Pで演奏するように、それともっとダイナミクスを意識して、との指導あり。
3回目はそれらを意識して何とか最後まで二重奏を演奏することができた。ということで、「Menuetto」は○になった。

これで、アルテ第2巻もマジックは「2」となって、思わずニンマリする。


その後、「アルテ2巻」の卒業も近づいてきたので、卒業記念に「ハンガリー田園幻想曲」の第1楽章を教えていただくことにした。
まずは譜面読みをする。何しろゆっくりしている上にカデンツァが多い曲なので譜面読みがややこしい。以前から、演奏の最初の小節の音符の数がどうしても合わないので不思議に思っていたので、それを尋ねると、
なんとなんと本来八分音符でなければならないところが十六分音符になっているということが判明した。これで、長い間のモヤモヤが解消してホッとする。

それ以外に、カデンツァの演奏の仕方、最後のハーモニックスについて教えていただいた。どこまでできるかわからないがやってみることにしよう。

レッスンが終わって、食材を買いに「オギノ」へ行くと入り口に「休業」の看板が出ていた。それではと「ヒマワリ市場」に行ってみると、駐車場はガラガラだ。
なんとなんとこちらも休業している。こんなことってあるんだな。困った困った。

クレマチス・モンタナ「パールダズール」がだいぶ大きくなってきた。


山野草と野点の庭(「駄楽庵」)を訪ねる

2014-06-24 | 庭探訪

先日Sさんから教えていただいた「駄楽庵」(だら~ぁん)という、不思議な空間を訪ねた。

「泣きたい人は 泣きに来てください
 うれしいひとは うたいに来てください
 楽しい人は はしゃぎに来てください
 さびしい人は おしゃべりしましょう」

渡されたしおりにはそう書かれていた

「駄楽庵」はあたりに人家がなく、深い森の中にある。西南に傾斜している庭に、二百種類を越える野草がびっしりと育てられているのに驚いた。

最初にぐるっと庭を散策する。おびただしいほどのホトトギス、イカリソウ。
ヤブレガサ、サラシナショウマはびっくりするほどの大きさだ。

下のほうに降りて行くと小さな流れがあり、その奥は深い森になっている。そのころから雨が降り始めた。

庭の中ほどにある東屋で和菓子とお薄をいただきながら、しばし「駄楽庵」ができるまでのいきさつをお伺いする。
ホトトギスとイカリソウが好きで、色んなところを訪ねて、その都度集めてこられたとのこと。

丁度、山野草愛好家の方々がこらえていたので、その方々も交えていろんな話に花が咲いた。
時折、「オーアーオー」という鳴き声が森の中に木霊する。あれは「アオバトです」と教えていただいた。実に不思議な鳴き声だ。

帰り際にナツロウバイという花を教えていただいた。中国雲南省に自生している花で、ロウバイというよりもレンゲショウマとオオヤマレンゲに似た花を下向きに咲かせている。独特の魅力のある花で、いっぺんに好きになってしまった。
四季折々の山野草が楽しめるので、また梅雨明けごろにも、お伺いしようと思う。

 

「駄楽庵」 tel 0551-38-2183

             営業日 木・金・土

       予約制 火曜、日曜の午後2時~6時の間に要電話連絡

 


フルート三重奏の練習を再開する(2014年第1回)

2014-06-23 | フルート

今日は、「チャミタクハウス」の生徒2人が我が家に集まって、3人でフルート3重奏の練習をした。昨年末に「発表会」をやって以来の三重奏練習となる。

練習に入る前に、「オープンガーデン」の後ということで、庭を案内する。初めてだというので、Yさんにコアジサイの香りを嗅いでいただいた。

クラリーセージがどうしたわけか頭を傾けている。


その後、部屋に戻ってしばらく雑談をした後練習を始めた。

今日はこれまでのおさらい、ということで、今までやった曲を順に吹いていく。「G線上のアリア」「亡き王女のためのパヴァーヌ」これは、二重奏の楽譜なので、Fさんが1st、私とYさんが2ndを吹く。

続いて、「1週間」「魅惑のワルツ」「故郷」をやる。1度目はうまくいかないが、2、3度やっていると曲がスムーズに流れるようになった。

今日はYさんが2重奏の新しい楽譜集を持ってきてくれたので、その中から「埴生の宿」と「旅愁」をやる。

最後に「アメイジング・グレース」を演奏して、今日の練習を終えた。

これから、月1回のペースで練習を続けていくことになった。目標は年末の「おさらい会」だ。

大きく葉を広げるホスタ「サム&サブスタンス」。梅雨は真っ盛りだ。