フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

姪が来て8月が去った

2011-08-31 | 日記

夜中に雨が降ったが、明け方には止んだ。付近の畑には霧がかかっている。外気温15度、室温20度、湿度58%。

朝食はゆっくりと食べよう。

食後も、重く曇った空で、涼しい。こんな時は、庭作業や畑作業に最適だ。先ずは、畑の西側の草を刈る。そのまま、どんどん草を刈っていって、壁に沿って下の道まで、草を刈る。このあたりは、地元の農家の方も手をつけない難所なので、クズのはびこり方が尋常ではない。10本ぐらいの蔓が塊になって、我がもの顔に生えているのを、手バサミで1メートル間隔に切っていく。これで憎きクズを退治することができた。

続いて、大根の種を播くための畝を作ることにしよう。昨日草刈をしておいたところを、鍬で掘り起こす。草の根がいたるところに生えているので、それを掘り起し、取り除く。掘り起していくと、残っていたジャガイモ出てくる。一つ二つかなと思っていたら、値段にして200円ほどと思われるジャガイモが出てきた。


昼前までにようやく2畝を形作ることができた。久しぶりに鍬をふるったので、腕がパンパンになってしまった。

今日の午後は、大阪からバスで姪がやってくることになっている。高速の「長坂高根バス停」に着くころには、雨が降り出して来た。定刻より10分ほど早くバスがやってきた。姪と会うのは久しぶりだ。今回は5日ほど滞在することになっている。「きらら」で食材を買ってアダージョの森に着くと雨がやんでいた。

姪は、「今日はバーベキュー」と決めてやって来たというので、少し雲行きが怪しいがデッキでベーべキューをやることにする。炭を熾し、焼き鳥を焼く。

ほどよく焼き上げた頃にぽつぽつを雨が降り始めたが、本降りにならずに、また止んでくれて助かった。

暗くなるまでデッキでバーベキューを楽しむと朝の農作業の疲れが出てきて、すっかり眠たくなってしまった。今日で8月が去る。台風12号が真南からまともに本州に上陸しようとしている。明日は文字通りの二百十日だ。


陶芸の先生ご夫婦が来られた

2011-08-30 | 人々との交流

今朝は、雲の白いカーテンの向こうに青空が広がっていて、いい天気になった。外気温15度、室温20度、湿度58%。朝は、一段と涼しくなってきた。

午前中、陽は射しているが、木陰の下で庭の草抜きをお行う。

昼下がりに、環陶芸工房の先生ご夫婦がお越しになった。陶芸教室での会話で、私たちの庭の話におよび、庭作りに熱心な先生の奥さんが、「ナチュラルガーデン」を見てみたいということで、お越しないなったのだ。

アダージョの森残られた時の第一声が「涼しい!」だった。ご自宅とは標高差が400メートルほどある。来る途中で、クーラーを入れるより、窓を開ける方が涼しくなったとのこと。家の周りの庭から順次ご案内した。咲いている花はオミナエシ、オトコエシ、シラヤマギク、ボルドー菊、シュウカイドウ、友禅菊などで、ユリは終わり、ギボウシ、ヤブカンゾウはほとんど終わりかけである。

続いて、アダージョの森の周辺から、森の中をご案内した。森は余り手入れをしていないので、細い樹木が繁茂している状態あので、あまり自慢できるものではない。その後、部屋にもどってきて、しばらくお話をする。お持ちしていただいた「ヴェルデ」のチーズケーキは、トロッして甘すぎず美味しかった。

先生ご夫婦が帰られてから、少し涼しくなったので、畑に出る。ジャガイモを植えていたところが草だらけになってしまっていたので、先ず、その草を草刈機で刈る。


その後、畑の南側の土手の草を刈る。続いて西側の土手を刈る。その後、コスモスやヒマワリの下の草を抜いた。

作業をしていると、いつの間にか6時ころになり、あたりはうす暗くなってきた。蕎麦畑の蕎麦の白い花が大分大きく育ってきた。久しぶりに南アルプスが姿を現してくれた。


夏の花束

2011-08-29 | ガーデニング

今日は久々のいい天気になった。外気温15度、室温22度、湿度55%。友人たちと一緒に朝食を食べる。

食後、自家焙煎のコーヒーを淹れると「美味しい!」と喜んでいただいた。二泊3日の滞在は本当に短い、記念撮影をして出発となった。私たちも買いたいものがあるので、長坂きららまで同行する。「来年またお会いしましょう」と言いあい、駐車場でお別れした。

Jマートに寄り、大根や花の種を買う。秋野菜の種まきは、遅くとも9月の初めには終わっていなければならない。アダージョの森に帰る途中、Kガーデンさんに立ち寄ると、アプリコットさんが昼時にもかかわらず、作業をしていた。しばらくお話をする。友達がいなくなった庭は、急に静かになった。日差しが強く、暑くなってきたので、部屋の中でゆっくりする。


3時過ぎ、庭作業を始めると、アプリコットさんが忙しい合間をぬって花束を持ってきてくれた。彼女は休憩する間もなく帰って行った。

ダリアとフロックスの花籠。

ピンクと白のバラ。


今日は、「森の道」の両側の樹木が茂って道を覆ってしまっているので、少しでも光を差し入れるため、茂っている樹木を伐採しよう。傾斜地なので、作業はやり難いが、なんとか株立ちのクマシデを数本伐採した。

道をふさいでしまったので、枝を払い、適当な長さにカットして整理した。

気づくと6時過ぎ、あたりはうす暗くなってきたので作業を終了する。二人になった今日の夕食は、「豆腐と豚ミンチのそぼろあんかけ」としよう。


雨模様の八ヶ岳界隈

2011-08-28 | 人々との交流

昨日の夕方から降り出した雨が、朝方になってようやく上がった。天気がよくなってきたので、朝食はデッキで食べるよう。


食後、庭作業を何か手伝いましょか、と嬉しいことを言ってくれた。それではと、伐採木の枝を切ったままになっていたのが庭の西側に山となっている、それを、炉の近くまで運び上げていただくことにする。枝を「ナイロンテープで束って(そくって)」一輪車に乗せ、二人かかりで運び上げるとこれがい意外と楽で作業が捗った。1時間で、作業終了。

その後、ハイキングでもしようと、八ヶ岳近辺をドライブに出かける。清里~八ヶ岳牧場は夏休み最後の家族連れで満員だ。残念ながら、また雨が降り出してきたので、ハイキングはできない。それでは、夢宇谷に行くことにしよう。みなさんはじめてなので、この「不思議な空間」を楽しんでくれた。


昼時なったので、このところよく行く蕎麦屋「月舎」へ。今日は、鴨汁セイロを注文した。出汁はあったかく、鴨肉の旨味が十分溶けだしていた。初めてだが、この味はなかなかいけるではないか。

食後、ドライブがてらに編笠山登山口の観音平まで行ってみると、駐車場は満車で、車を止めるところがないので下の富士見平に止める。丁度天気も晴れてきたので、遠く甲府盆地の方が開けていた。

その後は、萌木村~ともにこの森に行き、ミルクプラントでソフトクリームを頬張り、アダージョの森に帰ってきた。

夕方、今日も雨が揚げしく降り始めた。そんな中地元の農家Aさんやってきて、「今、枝豆を採ってきたからな」といって、わざわざ、たわわに実った枝豆の枝を持ってきてくれた。枝豆は、もぎたてを直ぐに食べると段違いに旨いのである。早速、塩で湯がこう。

一行は、二泊3日の短い滞在なので今夜が最後の晩餐なので、ど~んといこう。朝のうちに仕込んでおいた串カツの揚げたてを大黒屋「なにわ名物串カツソース」にひたひたに浸して食べる。この旨さはそんじょそこらでは味わえない旨さだ。

それに、焼きサバをほぐして甘辛く炊き、寿司飯と混ぜた「焼きサバ寿司」、これは若狭のご当地料理だ。

 

隣りはタコのカルパッチョ

小渕沢道の駅で手に入った馬刺し。

これだけそろえば、お酒が弾まぬはずはない。今夜は日本酒「若狭街道」と河内の白ワインだ。それでも、今日一日の疲れと健やかな酔い加減で、皆さん痛く満足し、宴会はさほど遅くもならずお開きとなった。

 


旧友と海の幸がやってきた

2011-08-27 | 人々との交流

夜から明け方にかけて雨が降る。朝は、どんより曇っていた。外気温16度、室温22度、湿度58%。

今日は、関西から古い友達3人が昼過ぎに来る予定になっている。昼食の準備をしていると、最近よく来るクロアゲハが今日もやってきた。

12時30分頃諏訪湖SAを通過したという連絡が入った。それを合図に、炉に薪を入れて火をつける。昨夜からの雨で薪が濡れていて、なかなか燃え上がり難いが、いい調子になってきた。それでは炭を入れて熾す。1時30分男一人女二人の3人組がやってきた。

早速デッキで、バーベキューとしよう。「カンパーイ!」少し遅れの昼食で、しかも太陽がガンガンに照ってきたので、ビールの旨さは格別だ。ホットプレートで夏野菜焼き、熾した炭火を使って、焼き鳥を焼く。


関西の獲れたてのサザエを持ってきてくれたので、壺焼きにしよう。醤油とみりんをサザエに注ぎ込むとほどなく、出汁が貝から溢れだし、ジュンジュンと言いだした。焼きあがるサザエから出るこの香り!誰もが認めざるを得ない、極上の唾ゴックンものである。

それから、持ってきていただいた福井県の地酒「一本義」が出てきた。柔らかく実に飲みやすい酒だ。バーベキューと言うよりは、刺身に合う味わいだ。惜しむらくは、冷やして飲みたかった。4時頃になって、凄い雨が降り出したので、中締めてとする。

風呂で汗を流して、部屋で夕食を食べる。今度は、持ってきていただいた若狭特産「焼きサバだ」。これはスーパーで売っているような、細切れの鯖ではなく、獲りたての鯖をド~ンと一匹丸ごと焼きあげたものである。これをショウガ醤油で食べると、脂ののり、塩の香り、実の柔らかさが抜群で言うことなしの旨さだ。

実に変な組み合わせだが、バーベキューの流れを受けてソース焼きそば、おにぎり、トウモロコシなどと一緒に戴くことになった。

 

食後の話は、尽きることがなく続いていたが、私は、お酒が弱くなったのか、はたまた正味飲み過ぎたのか、ほどなくダウンして先に寝入ってしまった。