フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

秋の八ヶ岳雑木林の花たち ダイモンジソウ

2018-09-30 | アダージョの森

アダージョの森の東側花壇の隅に、小さなダイモンジソウが咲いている。

花は小さいのだが、色が濃いピンクなので、遠くからでも「何かな」と目立つ存在だ。

 

花の形が、漢字の「大」の字に似ているのでダイモンジソウと呼ばれる。

科名:ユキノシタ科 ユキノシタ属の多年草
学名:Saxifraga fortunei var.incisolobata
原産地:日本 中国 朝鮮半島
草丈:10cm-40cm
開花期:9月-11月

ダイモンジソウは山野草愛好家が好んで育てている花で、園芸品種が多い。これは「梅光」という品種だ。
 
ダイモンジソウは「湿気のある岩場」で自生している花だ。そのため、庭に植えていると根腐れしやすいといわれている。実際、2株あるうちの1株がだんだん小さくなってきているのは、根腐れが原因のようだ。
水はけのよい土に入れ替えてやらねばならない。


秋の八ヶ岳雑木林 ツリバナ

2018-09-29 | アダージョの森

アダージョの森には水路が巡っていて、それに沿ってツリバナが育っている。丸い実がぶら下がるところから、この名前が付けられた。実が熟すると、ぶら下がっていたまん丸の実が五つに割れる。

 

 

ツリバナ
ニシキギ科 ニシキギ属
学名:Euonymus oxyphyllus



実が割れると、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が5個出てきてぶら下がる。これが風に揺れる姿が美しい。

 
 
今年は台風がよくやってくるので、多くの実が熟さずに落ちてしまった。
 
 
今回の台風24号で、残ってる実も、危ないかもしれないな。
しかし、ツリバナは紅葉も味わいがあるので、秋の深まりが楽しみだ。

晴天の秋の日のフルート四重奏

2018-09-28 | フルート

今日はいい天気になり、青空が広がっている。朝6時の気温は7度まで下がり、寒くなってきた。

朝食の後、散歩に出ると、早くも南アルプスには雲が湧いてきた。秋雨前線の影響だろうか。辺りの大豆畑や蕎麦畑は黄色くなってきた。

今日は昼からフルート四重奏の練習会だ。前回のからメンバーが一人増え、三重奏が四重奏に変わった。

Tさんの広々としたリビングで練習する。庭には、欅や桂の大きな木が茂っている。

四重奏の曲は「エーデルワイス」と「夜明けのスキャット」、ともに10月7日(日)の発表会でやることになってる。

「エーデルワイス」の方は、少しぼやけた曲の流れになっているものの、だいぶまとまっている。

「夜明けのスキャット」は、各パートに旋律が移っていくので、担当のパートはしっかり音を出すこと。リズム感の練習をした。四重奏の練習はあと1回となる。

練習の後は、いつも通り、楽しいお茶タイム。Tさん手製のチーズケーキが美味しかった。

あと1週間ほどで発表会本番を迎える。 ソロの演奏もあるので、この1週間が頑張りどころだ。


秋の八ヶ岳雑木林の花たち ユーパトリウム・チョコレート

2018-09-26 | アダージョの森

ユーパトリウム・チョコレートは、「銅葉フジバカマ」という別名があるとおり、花が咲くまでは南側花壇を銅色の葉で彩っていたが、秋になり、背もぐっと高くなり一気にフジバカマに似た白い花が咲きだした。

これだけ背が高くなるとは思っていなかったので、花壇の前に植えていたのは、間違いだった。来年は後ろの方に移植しようか。

しかし、隣のクジャクアスターとの色あいがとってもいいので、考えてしまうな。

花が咲きだしたころ

小さい花がびっしりとついている。

銅葉が残り、背が高くなるので、他の花にまじりあっても存在感がある

「ユーパトリウム」と名付けられているが、これは、旧分類で花が出回っていた時の名残だそうだ。

現在は、植物の分類体系が大きく転換している時期で、なかなか話がややこしくなってきている。

以下は「ガーデニングの図鑑」さんからの引用です。

「ユーパトリウム・チョコレートは、マルバフジバカマの和名を持つアゲラティナ・アルシッシマ種(Ageratina altissima)から作出された園芸品種です。
ユーパトリウムの名前は旧属名が流通名として定着したものですが、現在はアゲラティナ属に分類されており、正確な学名に従うと「アゲラティナ・アルシッシマ・チョコレート」ということになります。
マルバフジバカマの和名も同様に、かつてフジバカマと同じユーパトリウム属(ヒヨドリバナ属)に分類されていたことに由来しています」

学名:Ageratina altissima 'Chocolate'(Eupatorium rugosum 'Chocolate')

別名:銅葉フジバカマなど

キク科 アゲラティナ属

 原産地:北米