フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

炉のシーズンがやってきた

2011-09-12 | 薪ストーブ・焚火

早朝の空は曇っている。外気温15度、室温22度、湿度58%。
アルビノーニのフルートソナタをCDで流す。フラウト・トラヴェルソが、優しく心に響く。

朝食は、昨夜の残り出汁に麦ごはんを入れて、雑炊を作る。自家製野菜漬けものをかじりながら、あつあつをフウフウ吹きながら食べる。美味しいものだ。

朝食を食べたころから、青空が広がってきた。今日も朝は庭作業をやろう。今日のエリアは、北側の樹木を伐採する。これまで、南側、東側のエリアの樹木ばかりを伐採していたため、北側は、原生林のようになってきている。林床に陽が差し込まなくなってしまった。これからは、北側を重点的に伐採していこう。

2本株立ちの栗の木を伐採する。まずは、倒したい方向に受け口を刻む。

続いて、反対側の追い口から切っていくと、樹木はゆっくり倒れていった。


上手く行った。切り口は、25センチほどだった。次は、枝を切り落とす作業。作業としては、こちらの方が手間取った。

私が樹木を伐採している間、妻は、南側の道の整備に余念がない。

階段の端には庭にそこここで芽を出している、コバノギボウシを植え付ける。

 

午後からは、フルートを練習しておく。ロングトーン、基礎練習、アルテ20課はいつも通り。その後バッハBWV1067のポロネーズ、パディネリを練習する。

3時過ぎから庭に出る。今日は、今シーズン初めて、炉に火を入れよう。樹木を伐採して落とした枝が山のようになってきたので、それを燃やすのだ。陽が少し西に傾いてきた頃、炉が勢い良くなってきた。

ついでに、かまどに炉熾き火を移して、塩サバ、焼き鳥、ウィンナーを焼く。炉の火の端の方に、昨日、COCOさんから頂いたじゃがいいも「アンデス」「キタアカリ」をフォイルで包んで入れておく。

しばらくすると塩サバなどが焼き上がったので、食事としよう。萌木の村で買った「タッチダウンビール」で乾杯だ。

庭で食べる食事は本当に美味しい。ジャガイモもを焚火の中から取り出し、フォイルの包みを開けてみると、ホクホクに仕上がっていた。それに「アルペンザルツ」の岩塩を振って頬張る。大地の香りが口の中に広がって美味しい。


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