今朝は弱い雨が降っている。久しぶりのお湿りに草木は喜んでいるであろう。
今年もまた、友人からいかなごのくぎ煮がやってきた。瀬戸内海東部沿岸部の郷土料理として親しまれているもので、春の訪れを告げてくれる。
水揚げされたイカナゴを醤油やみりん、砂糖、生姜などで水分がなくなるまで煮込む。炊き上がったイカナゴは茶色く曲がっており、その
姿が錆びた釘に見えることから「釘煮」と呼ばれるようになった。
宅急便のパックを開けると、山深い清里の雑木林の中に、パッと磯の香りが広がった。
食事時のサイドメニューとして重宝する。
忙しい中、作って送ってくれた友人に感謝することしきりだ。
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