フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

「オープンガーデン・オブ・信州」総会に出席する

2014-04-12 | ガーデニング

今日は、長野市で「オープンガーデンof信州」の総会があり、朝から出かける。

天気が良く、八ヶ岳の美しい光景を見ながらの楽しいドライブだ。特に渋滞もなく、10時3半ごろ長野に到着。
昨年昼食休憩した「川中島合戦跡」の公園の桜はまだ咲いていなかったので、今年はパスする。

まず、今夜泊まる「ホテル国際21」まで行き、車を置いておく。
そこから、長野市内をブルブラ歩いて、長野駅前まで出てきた。総会の会場は、駅前にある「ホテル メトロポリタン長野」、駅前
は再開発の工事中でごみごみしていて落ち着かない雰囲気だ。ラーメン屋さんに入ると、結構おいしい味だったので満足した。

「オープンガーデンof信州」の総会は2013年事業・決算報告、並びに2014年事業計画・予算案(案)を承認して1時間ほどで終了した。
2014年度版「Open Garden of Shinshu」のパンフレットが出来上がっていた。今年はデザインがガラッと一変して、おしゃれな感じになった。

続いてガーデンチャリティーのタイム。「オープンガーデンof信州」のメンバーが自費で持ち込んだ花苗などが売られて、収益金が、東北の被災地や長野栄村に送られる。
私は、このほど、会員の清水恵子さん(大阪から飯綱に移住しペンションをされている)が書かれた「暮らしを楽しむ信州ガーデニング」を買った。

その後は、吉谷桂子さんをお招きして「他者を魅了する庭造りとは?」とのテーマで1時間半ほど記念講演があった。


スライドでイギリスの庭を紹介しながら、いろんな切り口で庭造りの考え方が語られた。
①左右対称の配置
②ドリフト 色んなものを植えずに、固めて流れを作る

③手前に明るい色(白、黄色)、奥に暗い色(青、暗い赤)
④「他人の目を意識する」「見る人に楽しんでもらいたい」「絵になる庭をつくる」ということを意識すること

⑤21世紀の庭はバラを減らす傾向にある。
etc

その後は交流会だ。お食事をしながら、いろんな庭造りの話をする。
恒例のお楽しみ抽選会では、全員が何かが当たる仕組みになっていて、私は「花かおる八ヶ岳」「八方尾根」「ビーナスライン」の美しい花の写真が掲載されたハンディ図鑑をゲットした。

最後は、どういうわけか、私が指名されて「中締め」の挨拶を行い、総会は楽し雰囲気で終了した。

 


バラ棚作り

2014-04-10 | ガーデニング

アダージョの森の南側花壇には、Kitahoさんからいただいた「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク」「ナニワイバラ」「ハマナス」

が育っている。ほとんど世話をしていないので、育てているとはいえない状況だ。

今年の歴史的な積雪のため、伐採木で作っていたバラの棚が壊れてしまった。どうかしなければと思っていたところ、
Kitahoさんが作ってくれることになった。
しかも、材料も道具も全部持参で来てくれるというのだから、ありがたい。

Kitahoさんがやってきてしばらく話をした後、さっそくバラの棚作りが始まった。

杭はあるが、横棒がないので、森の中に取りに行く。ちょうど真っ直ぐに伸びているリョウブがあるので、それを6本伐採して、南側花壇に運ぶ。

最初に、太い杭を立てる。30センチぐらいの穴を掘り、杭を立て、その周りに石を埋めて土を埋め戻す。そうすると杭がしっかり立つという。
なるほど。

このころから、急に空模様が怪しくなって、強風が吹き始めた。と言っても作業をやめるわけにはいかないので、風を押して作業を進める。
その太い杭から左右に2メートルほど離して杭を立てる。その杭に横棒をコースレッドで留めていく。初めは「ポールズ・ヒマラヤン・ムスク」の棚にする予定だったが、ついでなので、その右の「ナニワイバラ」まで延長することになった。横棒を2本走らせて、各々コースレッドで留めると出来上がりだ。

と言っても私がやったのは、穴を掘ったのと横木を留めるために支え持っていただけだ。作業が完了したのは午後4時近くになっていた。

これで、今年はバラたちが元気に育ってくれると思うとうれしくなってくる。Kitahoさん、何から何までありがとうございました。


庭作業は楽しい

2014-04-08 | ガーデニング

今日は春霞がかかって、南アルプスがぼんやり浮かんでいる。

いつもの午前中のウォーキングはパスして、10時から庭に出る。

最初に庭の花たちに挨拶をしておこう。アレー、まだ蕾だった「玉咲きサクラソウ」の花が咲きだしている。この花は、ヒマラヤの高地が原産で
非常に寒さに強い植物と言われているが、こんな姿を見ると、なるほどと頷ける。

最初の庭作業は、枯れた地上の茎やシバザクラに積もっている枯葉などを取り除こう。枯葉をいつまでも置いておくと枯葉の下でもやし状態になってしまうから要注意だ。

それが一通り終わった後、気になっていた鹿の食害にあった樹木の養生だ。
鹿には、コシアブラ、マユミ、ツリバナ、メグスリノキ、カエデ類など、かなりの木の樹皮が食い荒らされた。
今日は、大事にしているツリバナの食跡を養生する。樹木の下のほうから1メートルほどほとんど外皮が食べられてしまっているので、
布をぐるぐる巻いて覆ってみたが、果たしてこれで木が生きていてくれるだろうか。

妻は、デッキ南側のクレマチスが伸びすぎてしまっているのを剪定する。トレリスを買ってきてもう少し見栄えよくしたとのことだ。庭の樹木や花に触れていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。

このところフルートのほうがお休みになりがちなので、今日は夕方5時から6時30分まで練習した。音が悪く、指も動かない、明日はレッスンだというのに.....。


J.シュトラウス「こうもり」を楽しむ

2014-04-06 | フルート

今日は、久しぶりに甲府に出かける。「きいてけしコンサートVol.9」に参加するためだ。

18時から、山梨県立図書館で行われることになっているので、カーナビの案内通りに「県立図書館」へ行くと、あろうことか「図書館」が見当たらない。
付近を歩いている人に尋ねると、甲府駅の北側に移転しましたとのこと。

ところが、大きな甲府駅を超えて北側に出る道がわからない。右往左往してようやく駅の北側に出ることができた。
新しい県立図書館は、総ガラス張りの実に美しい建物だ。中に入ってみると、学生さんがいたるところで自習をしている。
驚くほど自習机が多いのも特徴だ。
その3階の多目的ホールが今夜の演奏会場だ。

すでに演奏が始まっていた。今夜のプログラムははJ.シュトラウスの「こうもり」だ。
ストーリー展開が楽しく、飽きさせない演出だった。

アルフレード役の大澤歩土さんののドニゼッティ「連隊の娘」からトニオのアリアは、今夜はすぐそばで聴く。声量が凄い。
ロザリンデ役の上出朝子さんのの「チャルダッシュ」は、よく通る澄んだ声でたっぷり歌っていた。

「こうもり」の間にあった、池澤卓郎さんのラロ・スペイン交響曲のヴァイオリン独奏は聴きごたえがあった。

アイゼンシュタイン役の森茂郎さんの演技力はピカイチだった。アデーレ役の井川幸子さん、舞踏会のゲストの林敦子さんの歌も
充分楽しませてくれだ。

「きいてけしオーケストラ」の演奏も回を重ねるごとにだんだん良くなってきているので楽しみだ。
鈴木卓さん指揮者姿も、だいぶ決まってきた。

会場でいただいたパンフレットには「きいてけし室内楽コンサートのあゆみ」がまとめられていて、今回で9回になる。
もうそんなになるのか、よくぞ積み重ねてきたものだと感心することしきりだ。
これからのさらなる活躍に期待したい。


庭作業始動

2014-04-05 | ガーデニング

昨日の雨も上がっていい天気になった。午後から庭作業に取り掛かる。

最初にやるのは、先日、Sさんにいただいたヤマボウシの植えつけ作業だ。庭のナツツバキの横に生えていたもので、このヤマボウシには、北上川渋谷村からやってきたという歴史がある。

北側花壇に、大きなコナラを伐採したあたりが明るくなっているので、そこに植えつけることにする。

植穴を掘るのが一苦労だが、それができると、ヤマボウシが垂直になるように支えながら土を埋め戻して、移植は完了した。

次に、Fさんから頂いたフクジュソウの植えつけだ。妻が専用に手入れしている花壇の一角に植えた。なかなかいい雰囲気になっている。

最後に、ペンション「銀の森」さんから頂いたアナベルはどうしようか。庭中央の「七本コナラ」の西側花壇のミニバラを掘り起こしたので、その後に植えることにした。

花や樹木の植えつけは、心がうきうきする楽しい作業だ。