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日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

我が家の梅

2018-03-12 11:39:06 | Weblog

2018.3.12  9:30am 

今朝、撮影しました。

今年は例年より開花が遅れましたが、綺麗に咲いてくれました。

今週はずっとお天気も続くようです。

 

やっと春到来

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41歳からのクラシック

2018-03-12 09:40:51 | 読書

 

この本を図書館から借りて読んでからすでに2か月以上が経過しました。

これまでの人生、ロックやポップスなど、ちょっとアップテンポな曲を好んで聴いていた人も、中年になるとクラシックに目覚める傾向があるのは、ここへきて人生もそろそろ半世紀。自分を振り返る、或はこれまでの速足も、ゆっくりな歩みへと変化していき、何か普遍的なものへの憧れを感じるようになるからではないか!? 簡単にいえば、そういうことでしょうか。著者の方も述べているように、高齢になると黙々と盆栽と向き合う…これまでとは趣向も徐々に変化していくのかもしれません。当然、音楽鑑賞も。この著書の面白い点は、「ロック好きなあなたにお勧めのクラシック」「ジャズ好きなあなたにお勧めのクラシック」という風に、モーツァルトやブラームスの音楽を具体的にお勧めしてくれている点です。ですから、気になるページから読むことが出来ます。

昨日、日曜版の毎日新聞朝刊には、

「ジャズが学びたくて、これが最後のチャンスだと思い、40代になってから米国留学をした大江千里氏」の話が掲載されていました。彼の記事を読み、この本を思い出しました。クラシックからジャズやタンゴなど、これまで全く聴いてこなかったジャンルにも少し興味を持った自分と重なったからです。この世に多く生み出された音楽や文学、そして歴史。これらに触れず、この世を去るのは実に惜しいことだと最近特に感じるようになった次第。

 

 毎週、日曜日の夜9時。NHK Eテレで放送されるNHK交響楽団の演奏。

昨夜は五嶋龍氏を迎えての定期演奏会の模様が放送されました。

 

「西郷どん」を見た後すぐ、入浴だったため、最初の40分は見逃しました。

丁度、五嶋龍氏が画面に映っている場面から視聴しました。

は指揮者は、広上淳一氏。

身体全体を使って踊りながら指揮棒を振っているイメージです。

母曰く、「指揮者じゃなかった? 40代の頃、良く見ていた」

ロシアの作曲家であり、指揮者、教育家であるショスタコーヴィチとの最初の出会いについて、この日の演奏会を指揮した広上氏ともう一人、海外出身の男性が恩師について熱く語っていました。

ショスタコーヴィチは晩年、特に教育に力を入れていたそうで、ハリウッドで開かれた音楽夏期講習での出会いについて~

"I come from the family who play music. So I used to think I already knew music. However, I came to realize I knew nothing when I met Shostakovich. He knew not only music but also literature, history, politics, arts and so on. I thought I had to learn lots of things."

「僕は音楽一家の出身で、音楽についてはある程度、知識があると思っていた。しかしショスタコーヴィチ氏と出会い、実際には何も知らないことに気付かされた。彼は音楽ばかりか、文学、歴史、政治、美術などあらゆることに精通していた。音楽をやるには本気で学ばなければならないと...。」

「どんなに酷い演奏をしても、褒め続けた。そして励ましてくれた」

「僕は教えているんじゃない。彼の人生を変えているんだ」

「studyとLearnは違う。sutdy は知識を増やすこと。learning は学ぶことであり、理解すること。」

印象的な話が次々と紹介され、番組に引き込まれてしまいました。

私が同じく"I only know the fact that I know nothing" と同じホームスティ先の韓国人に最初に言った時、26~27歳頃だったと思いますが、上記の話をしていた彼らは更に若く21歳~22歳くらいだったのだとか。カリスマ性のある恩師との出会いと強烈なインパクト。若い音楽家のその後の人生を決定付けたのですから、まさしく、"I am not teaching, but I'm changing his life!" ですよね。 次のアポ先へ行かなければもう時間が無い、と言う時、「もう教えるのは止めて下さい」に対しての返答だったらしいです。

 

最後に演奏された第4楽章は、弦楽器も吹奏楽も最高に盛り上がる二短調で、ポップスやロックより興奮しました。

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