Joe Hisaishi Symphonic Concert: Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki, Paris
ジブリ映画と共に、世界中にファンがいる久石譲氏、自ら指揮を執るコンサート in パリの様子です。BSで放送があったそうでして、講師にDVDをお借りて視聴しました。Youtubeでも偶然見つけたのでupします。
Joe Hisaishi Symphonic Concert: Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki, Paris
ジブリ映画と共に、世界中にファンがいる久石譲氏、自ら指揮を執るコンサート in パリの様子です。BSで放送があったそうでして、講師にDVDをお借りて視聴しました。Youtubeでも偶然見つけたのでupします。
「地球は回る 君をのせて
…
いつか きっと 出会う
ぼくらをのせて」
私が初めて外国人に紹介したいと熱望した曲、それが 「ラピュタ」をはじめとする久石譲氏の楽曲でした。その中で、詩が付いている曲、『君をのせて』 ユーミンの曲と共に カセットテープにダビングし、歌詞はローマ字で書き、英訳を必死になって書き、何度も書き直しては読み返し…だってねぇ。詩ですもん。ストーリー性がある詩を 韻を踏んだ詩にすることは不可能だとしても、せめて この曲が日本語で伝えている世界観を 海外出身の友人達に英語で伝えられたら… 当時はそんな思いでした。21歳の挑戦‼!なんて言ったら、大げさかな。当時はまだ、ワープロも持っていなかったため、すべて手書きでした。手作り歌詞カードノート。それをコピー機で印刷し、彼らの帰国前に手渡せました。
私のフィリピンの友人は、「ちゃんと分かるよ」と言ってくれ、ただ一か所だけ、The earthは the world とした方が良いと…。 意味的には、確かにそうなんです。でも、日本語で世界というのと、地球、というのでは、意味合いが、その伝わる大きさが、まるで違うんです! ここは地球じゃなきゃ…みたいなことを言ったと記憶しています。 先に書いた「塩の街」ではないですが、地球を救うのか、世界を救うのか!?
ある日の夜、大学の帰りにKIC "Kyushu International Center"(現在の呼び名はJICA九州)へ立ち寄りフィリピン出身の研修生皆と夕食を共にしていた時。BGMにユーミンの曲が流れてきました。「恋は陽炎」だったかなぁ、タイトル。その後、映画、ラピュタで使用された楽曲。この時になって、「あれ? これって私が渡したカセットテープ?」と気付きました。ラミールがレストランの人に頼んで、BGMに流してもらっていたんですね。
「オーケストラにピアノ… 自分が最も好きな音楽のスタイルだ」
そう言っていました。
当時、日本の昭和歌謡は洋楽よりランクが下に見られているような気がして、正直に言うと何となく劣等感がありました。先日、NHKで放送された「72時間」。取材場所は、なんと昭和歌謡を主に取り扱う懐かしのレコード店でした。 マッチや聖子、明菜、河合奈保子、本田美奈子… 岡田有希子さん。 すでに亡くなられた方も。高校生の時、米国人と文通していて、その子とカセットの交換をしたことがありました。厳密には、私が先に送ったテープに、「これが自分が好きな音楽だ」という手紙と共に 「再録音」されて戻された形でして、当時は、ふか~く傷つきましたっけ。 だって…ねぇ。いくら日本の歌謡曲が気に入らなかったからって、私が送ったカセットを再利用して送ってくれなくったって…しかも、新品だったのに。最後だけ、本田美奈子氏の Help me! の曲が残ってた! 更に傷つく私!
アメリカ人が送ってくれたテープを聴いてみると、これこそ自分が聴かない音楽でした。Wham! Genesis TOTOなどを好んで聴いていた自分には ちょっと… うるさすぎて何、これ? ってものでした。
その子とは、このテープ交換を境に手紙も自然と出さなくなり、興味も失せて文通終了。 すぐシンガポールとNYの女の子と文通を始めました。その内、シンガポールのペンフレンドとは今も年に一度の誕生日、メール交換をしています。16歳からこれまで。一度も会ったことがないペンフレンドですが、長いお付き合いです。文通だけでも8年ほど頻繁にやり取りしていたのですから。
日本の音楽は海外では受け入れられない、又は評価が低いんじゃないか? そんな風に感じていた学生時代の私。今のようにYoutubeもインターネットもない時代。世界一般の人々が気軽に日本の音楽に触れる機会なんて、今程無かったですし…。今にして思うと、とっても原始的な方法で、個人的に身近な海外の友人に日本の音楽を紹介する! 結構、必死でした~ よく分かってくれる人だったから、本当に良かったです。
特に 『君をのせて』
この曲については、友人達がフィリピンへ帰国した後も、更なるエピソードがあるのですが、それについては、またの機会に。
エレクトーンを始めた頃、9級の楽譜で「君をのせて」を弾きました。大好きな曲なので、いつか5級の楽譜で弾いてみたいと思っていました。 そして遂先日、5級の曲集を購入。まだ練習を始めたばかりですが、この新しい楽譜には、9級の楽譜では省略されていた長いイントロ部分も、ちゃんと入っています! 間奏も! 昨日は、練習第一回ってことで、録音してみました。右手の指が動きません。冬の間、部屋が寒いのでハノンも殆どやっていないから余計に… レッスン用ではなく、あくまで個人的に楽しむ為に練習中。前奏だけで約1分間。ここが上手く弾けるようになったらいいなぁ… クリスマスまで!が取りあえずの目標です。