昨日、仕事の合間に少し時間が出来たので、図書館へ立ち寄りました。2か月前から探しているお目当ての本は、今回も図書館に設置されているPCで検索すると、ハードカバー、文庫共に「貸出し中」でした。「どれがお勧め?」とわざわざ友人に尋ね、教えて貰った著書なので、そろそろ予約を入れた方がいいかなぁ~と思ったものの、ぐるっと一回りする内に、今度は自分が以前から読みたかった本を発見! 更に、超有名な作家で、自宅にも学生の頃に購入した著書がたくさんあるものの、このタイトルは知らないな、というものが目に留まりました。これは是非とも拝読すべし! …という訳でして、合計3冊を借りました。いつもは7冊~10冊を一度に借りるので、少ない方です。自宅へ戻れば色々とやることがあるので、いいかな、と…。
一度、席に着き、借りたばかりの本のページを開き、読み始めると、目に留まるのは漢字、しかも熟語ばかり! 「あ、これ、見た」「これは新しい使い方だな」等々。そういえば二週間ほど前、「読み」の練習問題を解いてみた時のこと。1回通してやったにも関わらず、2度目も同じ漢字の読みを間違えてしまいました。まぁ、「書く」方は、思い出せない!という事が多いですが。(汗) おお! 💦汗という漢字を見たら、「汗牛充棟」という四字熟語を思い出してしまった! ここ最近、ずっとこんな感じ。
そうだった、読めなかった漢字! 二度も忘れたため、あの時は更紙にお絵かきを始めました。まず、自宅にもある車の…車庫! 車庫を描き、その車庫の中には車🚘も描き入れ、車庫の裏(うら)には台所。キッチンですね、それを描き…ついでに栗の木も。これでイラスト完成☆彡 記憶に留める為の絵です。落書きしながらインプット!
庫裏
↑↑ 私は上記の漢字が読めませんでした。最初は意味も分からず辞書を引くと、① 寺の台所 ② 転じて住職の居間。 …なのですね。きっと、知らないのは私だけ。車庫の裏には台所、読み方は 「くり」 以来、ずっと(今のところは…)忘れずにいます。何か関連づけなければ、記憶が抜け落ちてしまう~っていうか、ほんと覚えては忘れ…
結局、物語の中へ入っていく時間がなかったから、漢字ばかり見つめては思い巡らす…ってなことをしていた時、ふと、斜め前に座っていらっしゃった高齢男性の手元が目に映りました。 図書館の本を必死にノートに書き写していらっしゃいました。 あれは日本語ではありません。どうみてもアルファベット。 他に数冊、机の上に置かれた本のタイトルを意識的に見てしまいました。 「英文法…」やっぱり英語だ、文法だぁ! もうビックリです。自分が漢字で悩んでいた時、目の前の男性…70歳前後だと思いますが… 一心不乱に英語を学んでいらっしゃいました。私も今の英語教育と違い、中学校入学後、初めて英文法から習い始めた世代です。3学年下から会話的な教科書になりましたが、私が使用したニューホライズンには、This is Japan. This is Tokyo. 三年後には、ハンバーガーショップの会話! あと3年あとに生まれたら良かったな、とあの時は思ったものでした。今はもっと進化していますよねー ほんと時代も変わったと感じます。義務教育もしっかり英会話!小学校でも英語導入!って時代ですから。
ただ…ですね。子供の内は耳から入った方が良い英語も、年齢が上がると、特に中高年には事情が違ってくるような… 論理的に こうだから、こうなる、と文法から学んだ方が頭に入りやすいものです。漢字も同じだなぁ…と。 漢字の元々の意味も知らずに過ごして来た為、そこから学び直している次第です。常用漢字が増えた分、3倍くらい時間はかかりそうですけど。
「おとうさん! 共に頑張りましょう!」と、思わず英文法を学んでいた高齢男性に心の中で呟きました… そしてその後、私は英語のレッスンでした。中3だけど、文法は、高校先取り英文法 その2「過去完了形と未来完了形」 (前回は現在完了進行形について教えました) そして いつものリスニングとリーディング、最後はライティング30語 (又は3行程度のエッセイ)1回90分みっちり
いつも思います。 「あ~あ~、私も、こんな教材で英語を学びたかったなぁ…」Teaching is learning. 英語の方も、自ら教えながら自分自身も学び直していると思うことにしましょう。