伯林的管弦楽団のプログラムノートは、2015年までクラシックに関心が無かった私を虜にするほど、毎回とても分かりやすく、しかもかなり面白く書かれています。勿論、何の予備知識もなく、ぼう~っと音楽鑑賞しても良いのでしょうけれど、そりゃちょっとモッタイナイ! 作品が誕生した経緯や時代背景等、知ることで、遠い存在だった偉大な作曲家にも親近感が湧きます。音楽鑑賞もより楽しめる! 。。。と、まぁ、普通はここで終わるのですが、もう一つおまけ付きなのが
北九州伯林的管弦楽団!!! 様です。
実は、初めて私がコンサートへ足を運んだ2015年1月、ある寒い冬の日のこと。会場で配られたプログラムノートを読んだのですが、こんな事件がありました。
以下、上記のリンク先からの抜粋です⤵更に詳しくお知りになりたい方は、リンク先へどうぞ~
こちらは 作曲家シベリウスの写真。(1865~1957)
そしてー
同じページ下には、このような お詫び が…
お詫び シベリウスの写真がニューヨーク市警察のジョン・マクレーン刑事と間違っていました。正しくは右横の写真です。
あはは!!! 確かに 似てるにてる!!! 次の演奏会も、パンフレット読みたさに 足を運ぶことでしょう。 いえいえ、演奏も素晴らしかったので、そちらも楽しみに
抜粋、ここまでっ!
ここでもう一度、今年度のプログラムノート3ページ、曲目紹介を…写真周辺に注目して観て下さい。夏目漱石について、何か気付きませんか?
夏目漱石 (1828~1916)
漱石って、イギリスに留学して神経衰弱になり、胃腸も弱くて何度か死の淵を彷徨った場面をドラマで見たけれど…。一体、おいくつで亡くなられたんだっけ?
はてな(・・?
みたいなことは、実際には思わなかった私。
更にページを捲った際、ひら~り、、、と紙切れ一枚、挟まっていることに気付くまでは…
「何これは? 何なに???」
…。
…。
北九州伯林的管弦楽団様は、ベルリン・フィル管弦楽団を目標としている。
そのベルリン・フィル首席指揮者がシモン・ボリバル・ユース・オーケストラで客演した。
…
シモン・ボリバル・オーケストラ
…
ベルリンフィルと切っても切れない、その人の名は、
革命家 シモン・ホセ・アントニオ・デ・ラ・サンティシマ・トリニーダード・ボリバル・パラシオス・ポンテ・ィ・ブランコ…って長いな、名前。一体、何人のおじいちゃんや、ひいおじいちゃんや、そのまた爺ちゃんやら親戚やら、お偉い方やらの名を頂いたのか!?
で、シモン…ボリバルさんが独立保全を目指してパナマ会議を開催した年でした…って!
実際、漱石の生誕年と「お詫びの紙切れ」を手に、何度か見比べながら、理解するのに数秒かかりました。あはは…
わざと写真差し替え事件の時も、かなりウケたけど…
今回も、やるなぁ~ と(* ´艸`)クスクス笑うのも一瞬忘れ、いやはや、恐れ入りました!
以上を持ちまして、伯林的管弦楽団2020演奏会レポ 終わりまーす