日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

えーっ?早すぎない!?

2020-05-14 05:49:24 | Weblog

 福岡県も含めて 緊急事態宣言が今日にも解除されるという…早過ぎると思うのですが!

お隣、韓国にしろ、中国にしろ、再び感染者が増えているというニュースも届いているというのに。しかも安芸乃島(親方名は忘れました)の部屋の力士が28歳の若さで亡くなるというショッキングなニュースも… 2年前のしょっきり、観ていました。(テレビで)直ぐに入院先も決まらず、相当苦しかったことでしょう…本当にやりきれない。

 今、解除して2週間後辺り、再び増加し始めたら…と思うと気が気ではありません。折角、ここまで数値が下がってきたのだから、せめて31日まで全都道府県、続行した方が良いでしょうに。経済優先か… 逆に長期化しそう…

 さて、お弁当を2個、作らなきゃ!

 良い一日をお過ごし下さいませ。

 熱中症にもご用心! やはり、医療崩壊を防ぐためにも、延長がいいと思う…個人的意見ですが。

 Take care and have a nice day!

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ブックカバーチャレンジ ~小学校4年生編~

2020-05-13 06:06:50 | 読書

 9歳から12歳って、最も多感な時期ですよねぇ。(現在は多汗💦)13歳からは、いわゆる思春期で、小学生の頃とはちょっと違ってくる! あ、ちょっと待って。今は小学校4年生の読書体験について、書くんだった♪

 この頃になると、以前のように母と一緒に本屋さんへ行く、という機会は減りました。好きな作家もいる!読みたい本も自分で決めたい、という自己主張がある程度、受け入れられるようになってきました。そんな中、自分が覚えている限りでは、母推薦により購入した、最後の本となった、『アンネの日記』 

 ユダヤ人で14歳だったアンネが日記帳に『Kittie』と名付け、ドイツ兵に捕らわれる直前まで日記を書き続けたこと。隠れ家での生活… これらすべてが実話なんだ…と。それまでも、戦時中の日本を描いた朝ドラや本(かわいそうなゾウなど)を観たり読んだりしてきました。アンネは遠く、ドイツに生まれたユダヤ人。これより先に母が買った「ベニスの商人」を読んだ時は、ユダヤ人は悪知恵がある人なんだな、という印象で… 「だから、こんな目に合わされた?? そんな筈はない!」ヨーロッパ史が全く分からない10歳の頭で考えました。ヒトラーって一体、何者なの? 何故、ユダヤ人というだけで、こんな酷いことをしたの? 勿論、ホロコースト、なんて言葉も当時は知りません。貨物列車から降りたら、シャワー室へ… シャワーを浴びることが出来る!と喜んだ人々が浴びたのは毒ガスだった… こんなことってあるだろうか? 恐怖心と怒りと哀しみと… 様々な感情が心の中で渦巻きました。

 

 生まれて初めて『日記』をつけ始めたのは、9歳から10歳、つまり小学校4年生になってすぐだった私。 担任の先生が生徒全員に 『宿題』として出したことが『日記』をつける習慣が身についたきっかけでした。日記には、その日にあった出来事は勿論のこと、思いついたお話(童話)も書いたりしていました。実はアンネもそう。日記に童話も書いていたんです。そんな共通点もあり、アンネに対し、親近感も湧きました。Kittieに語りかけるアンネもまた、自分と同じ人間。国や言葉は違っても。それなのに、置かれた境遇がなんで、こんなにも違っているのか! ヒトラーだけではありませんが、人が残虐行為に及ぶ裏には何があるのか。小学校4年生で最初に出会ったアンネとは、その後、高校の英語のテキスト(ユニコーンⅡ)、そしてオーストラリアの書店で。少なくとも3度、出合いました。あの頃の疑問に、大人になった自分が答えられるか?と言われたら、未だにノーです。アンネは自分にとって、幼い頃に出会い、その後も長いお付き合いとなった旧友。今はそんな気持ちです。

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ピッコの おしゃべり電話 

2020-05-12 19:03:46 | Weblog

ひよこ町の ひよこスーパー(童話)その1:おしゃべり電話

2007年10月06日 19時11分41秒 | Weblog
 
小学校4年生の時、一日で書き上げた、超短い童話です。
最初に”別の”ブログで紹介した頃、goodbook出版社のリアル絵本作家さんや童話作家さん達とブログを通じて交流しておりました。
その後、一部の方とはフェイスブックの方で…となるのですが、あまりやり取りはしていなかったんですよね、実のところは。
 
それが、ブックカバーチャレンジという誰が考えたか分からない企画のバトンが回ってきたことで、思い出の本について7日間に及ぶ投稿を拝読! コメントをやり取りし、久々に 2007年頃を思い出した次第です。 楽しい時間でした。当時も、今回も!
 
…という訳で、リンク貼りました。
私が小学校4年生の時に書いた、汚い字では読めないでしょうから。
青い文字(トップ)をクリックすると、別ブログに跳ぶ筈。
普段は、すべて非公開記事にしていたのですが、久々に「見える化」してみました。
いつまでこの状態かは今のところ不明です。
 
当時の作家の皆さんのコメントも懐かしいです。💓
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ラッシュアワー

2020-05-12 18:30:18 | Weblog

 夕方5時ピッタリ!に仕事を終えました。本日、父も仕事で同じ時間に終わるシフトだったため、私もついでにpick up御乗車

 随分、日が長くなったものです。5PMを回ると、あっという間に薄暗くなっていたのは、最近のことなのに。

 さて、本日、驚いたこと! それは…

夕方5時を回った時刻にすんごい車の数!

5時(PM)にラッシュアワーだなんて~

どこぞの国みたい~

そう。。。

オーストラリアのシドニー!

当時の私は朝7時ちょっと過ぎから夜中の23時45分まで仕事だったけど。(水曜と木曜、それ以外は夕方5時まで。休みは月1回。学生だったから)

一般的なオーストラリア人は、残業しません。

よって

夕方5時15分前には、エレベーターの前に列ができ始め、5時にはささーーーっ!と帰る!

なので

ラッシュアワーは、夕方5時なのね。

今日の街の様子が、まさに あのオーストラリア、シドニーそっくりだったわ~

皆さん、早めに仕事を切り上げて、帰宅!ってことかな。

こういう新生活、いいね

 

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ブックカバーチャレンジ ~小学校3年生編~

2020-05-11 23:30:48 | 読書

 私の読書の仕方は、小学校3年生辺りから、がらっと変化しました。それまでは母から与えられる本。自分で選ぶにしても、本の表紙が気に入ったから。タイトルが面白そうだから、という理由で手にしていました。”作家で選ぶ” そんな選び方をした『最初の一冊』を本日、ご紹介します。

 幼稚園児の頃からお互いの家を行き来し、遊んでいた幼馴染がいました。J子ちゃんといいます。その子の家にも本がずらっと並んでおり、その多くは、ご近所さん宅から譲られたと聞きました。当時、女子の間でゴム跳びが流行っていたので、ゴム跳びもよくやってはいましたが、もう一つ、『図書館ごっこ』 実際、本の裏側に、図書カード入れを作っていましたわ~私って子供ながら本格派!なんちゃって。

 J子ちゃんに借りて読んだ本の中で、とても気に入った本のシリーズがあります。モモちゃんの本! 作:松谷みよ子 

生まれて初めての 『大好きな作家さん』の登場です! すでに読み終わって、内容を知っているのに、「絶対に欲しい! 買う!」という私に、怪訝そうな顔の母。

「だって、J子ちゃんに借りて読んだ訳でしょう。すでに内容も知っているのに、また何で…?」

と母に不思議がられた程。

小さいモモちゃん』 松谷みよ子 

このシリーズの中でも、特に好きだったのは、これ!

モモちゃんとプー

まるで、自分と猫のシーくんのよう。

『すずちゃんとシー』ってとこかな。

4年生になると、この本に影響されて、自分たちをモデルに童話を書いちゃったくらいですから。

この表紙には、妹が生まれた時のモモちゃんと猫のプーが描かれています。

小3の時、我が家で生まれた猫、シーくんは自分にとって弟でした。そのシーくん! 私の妹より自分の方が優位に立っていると思っていたのよね。妹の背中に勝ち誇ったように体当たり! しっぽはピーン! どうだ!と言わんばかり。幼児だった妹は、何が起こったか分からない様子でした。

自分達に似てるなぁと思いながら読んだ本。

ここまで数多くの本を読んできて、自分でも書いてみよう、と童話を書き始めるきっかけとなった本!

最初は らくがき帳に文と絵を描いて綴じる、というものでした。

以前、ブログにも掲載した (小4年生当時のもの。直筆)『ピッコのおしゃべり電話』や『黒猫と白猫のタンゴ』『ルイルイのごあいさつ』は、学級通信や文集に担任が掲載してくれましたっけ。

「将来は、童話作家!」と担任に持ち上げられ、「明日までに(新作を)書いてきて!」と言担任に言われれば、「はーい✋」と返事をすると、「えーっ!一日で書くの!?」と同級生に驚かれ…すっかりその気になった!  (今現在、文章力ゼロ

こうした楽しい日々と思い出の入り口に佇んでいたのが、『モモちゃんとプー』だったのです。

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親鳥が巣から( ..)顔を出している!

2020-05-11 18:00:19 | Weblog

 今朝、いつもの時刻に自宅を出たのですが、まさかの渋滞! 信号は青なのに、途中、のろのろ運転。信じられな~い!

 遅刻はしませんでしたが、危うくそうなるところでした。余裕あると思っていたのに。福岡はまだ非常事態宣言、解除になっていないよね??  土曜日は人通りも少なくて、ちょっとほっとしたのですが、月曜日の今日は駄目でした。しかも暑い! まだ湿度は低いので、辛い暑さではありません…が、しかし…一日中ずっと動き回る仕事。しっかり汗ばむ陽気でした。

 ほぼ定時に仕事を終え、帰りに誕生日カードを生徒さんの自宅マンションのポストにお届け。(顔は見ておりませんよー  3密避けようキャンペーン実施中!) きっと元気に過ごしているだろうと思います。今年度、中学校に入学し、ECCジュニア歴、11年目に突入した長期学習生です。まさか、このような事態になるとは…誰も想像出来なかったですよね。入学式もなかったので、中学生になったという実感があまりなくて…というお話を保護者の方から聞いています。通常レッスンに戻るには、1年以上かかりそうですが、Back to normal になるまで、Take care!!!

 

 そして、そして~

自宅に戻り、庭を見ると、親鳥が巣に座っているではないですか~

しかも、私と目が合いました!👀 じーっと見ています。 膨らんでいます! ってことはリラックスしている様子。 これはもしかしたら、写真・・・撮れるかも? そ~っと📷を向け、ズームに… 

これがいけなかったかな。 怖がらせてしまったようで、首が伸びてしまいました。膨らんでいた産毛も、すーーーっと引いてしまった。

でも、今しかない! 一枚だけ、パチリ。

その写真が、こちら

巣から飛び立つ姿を見た時は、真っ黒で細いと思ったのですが。

これはメジロじゃ~ (ですよね?)

メジロって、ナンテンの木に巣を作るんですね。

縁起が良いわ~

今は🥚を温めています。

子育ても観察できるでしょうか…

楽しみだわ~

 

昔、セキセイインコ40羽(次々🥚が…兄弟で夫婦となり、あっという間に一時期、増えた!)

オカメインコ2羽を飼っていたので、鳥がリラックスしてる、怖がってる、その程度は野鳥でも分かりますので。 脅かさないようにしなきゃね。

 

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ブックカバーチャレンジ ~小学校1、2年生編~

2020-05-10 19:02:39 | 読書

 小学校に入学した後も、変わらず近所の本屋さんへ母が連れて行ってくれました。

…が、しかし! それまで真っ先に向かった『絵本のコーナー』は、強制的に ”卒業”させられ、絵は挿絵程度の『児童書コーナー』へ、ステップアップ⁉ 

忘れもしない、あの日、母が手にしたのは、『あんじゅとずし王』

昨日、撮影した自宅の本棚です。

『あんじゅとずし王』は向かって右から2冊目、昨日すでに紹介した『ギリシア神話』の隣にあります。

自分で選んだ訳ではなく、母から買い与えられた本でした。モノクロの挿絵というものを この本を通して初体験したのです。

『マッチ売りの少女』や『眠りの森のひめ』と同じフルカラー絵本シリーズを買ってもらおうとしか思っていなかった私には、正直、がっかりした、という記憶ばかりが残っており… しかも、あんじゅとずし王は、読んで楽しくなる話ではありませんでした。姉と弟が人買いに売られてこき使われる、哀しいお話… 何故、私にこの本を…? 他の絵本と違い、何度も読み返すことはありませんでした。人生、幼くして辛い目に合う子供達がいるのだ!ということを学ばせたかったのでしょうか??

 「ねぇ、ねぇ、お母さん! 私はあっちのコーナーに並んだ絵本が欲しい!」

しつこくねだりましたが、ピシャリと断られました。 エレクトーンを買ってくれ~と頼んだ時のように、「大人になって、自分で働いて買いなさい!」とは言いませんでした。流石に母も、大人になった我が子が絵本を欲しがる未来は、想像しなかったのでしょうね。絵本は大人にも響く、と大人というより中年になった自分は思います、はい。

 その後も本屋さんへ足を運ぶたびに、絵本コーナーに未練が残る日々はしばらく続きはしましたが、最初は「文字だらけの本」にガッカリだった自分も、『若草物語』オルコット…この作家とは、その後、長いお付き合いに…これは又のお話に♪ この辺りから、このレベルの本を楽しく読めるようになっていました。当初は難しいと思っていたのに。慣れ…かなぁ。

 しばらくの間、母は、「偉人コーナー」に並んだ本の中から、好きな物を一冊、選ぶよう私に指示し続けました。最初は『ニュートン』引力を発見した、リンゴの木の下のお兄さんね。何故、これを選んだかといえば、単純に、他より「ニュートンって、トントン?? 何となく親しみやすい名前」だったから。『リンカーン』も同じ理由。リーン、リーン、カーン、カーン!って…アメリカの初代大統領。 奴隷解放をした人、として記憶に留まり続けました。奴隷の子供が売られるシーン… 強烈に印象に残り、リンカーンが過ごした子供時代と自分の体験が、被ることすらありました。情景も環境も違いはしますが…関連図書ともいえる、『アンクルトム』奴隷のトムが主人公。正直で働き者。これを選んだのも、母でした。こうしてみると、母の選択はなかなか👍ですよね。 

 

 この頃、図書館通いも本格化し、偉人コーナーの本は、図書館で借りて読むことも多くなりましたっけ。その中の一冊は、『ナイチンゲール』 このシリーズで最後に買って貰ったのは、『ヘレンケラー』どちらも女性が活躍するお話です。中学生になった後、全シリーズお小遣いで購入し、今も持っているキャンディー💓キャンディーも野戦病院勤務することとなり、ナイチンゲールと重なりましたっけ。一方、耳も聴こえず、目も見えない、そんなヘレンが Water という文字を学んだ日。どちらも、あの時期に出会えて良かったです。

 『赤毛のアン』は自分そっくりな、苦境に立つと想像力を働かせる少女が主人公です。近所の道に名前を付けるというのも同じ。似たような女の子って世界の何処かにいるんだなぁと子供ながらに感じたものでした。

 もう一冊、忘れられないのは、『おかしな金曜日』これも母の選択です。 ある日、兄弟が学校から戻ると、テーブルいっぱいにご馳走とお菓子の山。そのまま母親は自宅へ戻らず… もしや、うちの母も消えるのでは? そんな不安を抱かせた一冊でした。 そんな心配は無用でしたが(笑)

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ブックカバーチャレンジ 幼児編

2020-05-09 21:31:29 | 読書

 Blogで独り『ブックカバーチャレンジ』をやってみよう♪と、思い立ちました。1日目、2日目、3日目…と7日間続行するのではなく、年齢に応じて、自分がどのような読書体験をしてきたのか、振り返る旅

…という訳でして、何日続くのか? いつ更新(このトピックで記事を書く)するのか? 全く持って分かりません。気の向くまま…今回限りで終わっちゃうかもしれないし…。取りあえず、スタート

 帰宅後、今では殆ど行かない2階にある、かつての子供部屋(自分の部屋だったが、今は父占領)にある本棚を覗いてみました。幼児期、母に買ってもらった多くの絵本は、一番下の従妹の元へ段ボール箱に詰められ、私が知らない間に送られました。その後、その子も大きくなり、開かずの扉となった倉庫に入れられたまま、と耳にしたことがあります。残念ながらすてに手元にないものの、自分にとって最初の本との出会いは、毎月、自宅に一冊、届けられる「あいうえおブック」絵:いわさきちひろ でした。当時2歳。母曰く、私はこの絵本シリーズを通して、2歳ですべての「ひらがな」をマスター。(甥っ子と同じ♪)アルファベットも覚えてしまったそうです。発音は母仕込みのため、Zを「ゼット」と発音しておりました。(後に幼稚園で流行したマジンガーZ (ゼット)の影響もあり。)

 3歳になった頃、世界の名作童話シリーズ が毎月、自宅に一冊ずつ届けられるようになりました。『うしわかまる』『いなばの白うさぎ』『さるかに合戦』『一寸法師』といった日本昔話の他、『ヘンデルとグレーテル』『金のたまご』『アラジンとまほうのランプ』など、外国の名作も。付属のレコードでは、中村メイコさんによる朗読。「チーン」(レンジみたいな音)がすると、次のページを捲る、というもの。特にお気に入りだったのは、『さるかに合戦』臼や牛の糞までが活躍し、自分も登場人物に合わせて声を変え、何度も繰り返す内に、自然とすべて覚えてしまっていました。(2歳~4歳の頃の甥っ子と同じですね)このシリーズの内、7冊程度は今も自宅にあります。このシリーズは確か20巻以上あったはず。従妹にすべては送らなかったようでした。

 さて。ここまでは、母が注文し、シリーズ化したものが、自宅に届く、という方式でした。母に連れられて、本屋さんへ行き、初めて自分で選んだ忘れられない絵本といえば…

『マッチ売りの少女』アンデルセンです。それより以前にも『赤ずきんちゃん』など、母が本屋さんで買ってくれた本はありましたが、自分で選んだという点が大きい! 妹のお産のため、出産1か月前に母の実家に居た頃。自分が持っていた、すべての本をすらすら読めたら、次の本を買ってあげる! という母との約束を果たした上でのことでした。当時、5歳。幼稚園児の私は、他の子より本が読めるという自負があり…

しかし、小さな事件が起こります。ある日、母の中学時代の同級生、通称、せっちゃんという女性が子連れで母の実家へ遊びに来ました。しかも、私と同じ年齢の娘さんを連れて~ 

『マッチ売りの少女』を初めて会った、その子に見せてあげた私。私はすでに目を通している。まだ、すらすら~ではなかったけれど、取りあえず最後まで読めた! だからあなたにも見せてあげるね!といった、子供の親切心だったのだと思います。 ところが次の瞬間、忘れられない衝撃が走りました。 その子は…その子にとって初めて読む『マッチ売りの少女』の筈なのに、1文字読みではなく、最初から続けて、すらすら~と読んで聞かせたのです! レコード版なら、私にも出来ました。耳から入ったので。文字を読む、というよりは自然な、努力を必要としない暗唱だったのです。しかし、本屋さんで買ってもらった本には、お手本がありませんでした。それを… 目の前の女の子は… 拾い読みでもなく、すらすら読んでいる… 練習無しに…! 絵本とはいえ、検定教科書4年生くらいのレベルでした。小学校入学後、配られた国語の教科書が 「これ一冊、一日で勉強するんだよね???」と思うくらい簡単すぎてショックを受けた!という体験もありますが、それは置いておき…

 「いやぁ~ すずが、あんなに真剣に声に出して読み始めたのは初めてだったね。あの子は良い刺激になったわ~」と母。

 あの女の子とは、後に同じ県立高校に入学。英語の先生に質問があるため職員室へ行くと、ほぼ必ず、彼女もいました。同じクラスになったことはないのに、私のことは 「○○ちゃん」と呼んでくれたっけ。私は文系。彼女は理系で、福岡大学薬学部に進学。恐らく私が生まれて初めて尊敬したであろう、幼き頃の同級生は、やはり賢かったんだわ。

 5歳で、突然のライバル出現に燃えた私。スラスラ読めるようになったよ!と、母と祖父母の前で、最後まで読み聞かせ。 「では、次の一冊を買ってあげよう!」と言われ、買ってもらったのは、『ねむりの森のひめ』眠り姫、眠りの森の美女、など、色々なタイトルがつけられているようです。確かグリム童話ですよね? 魔女の髪が蛇になるページは、怖すぎて、早くページを捲りたいがために、早口になった記憶があります。5歳児らしいエピソード‼ そして妹が生まれました。 「おぎゃ~ おぎゃ~」夜泣きが酷過ぎて、毎日、寝不足で眠たいよぉ… ここから、しばらくの間、5歳にして子育て人生が始まりましたっけ。哺乳瓶でミルクを飲ませ、紙オムツも無い時代、布おむつの交換の仕方もマスターしたっけなぁ。(遠い目…) 勿論、ちゃんと聞いているのか、いないのか、分からない乳児に絵本を読んであげました。妹も自分と同じように本好きな子にしたい!という姉の私の目論みは、失敗に終わりました。 ただし!生後2か月から自分の手にゆだねられた甥っ子を本好きにすることには成功致しましたっ!

 

 これにて、我が人生、本と共にあり! ~幼児編~を終了いたす!

 

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ブックカバーチャレンジ 『ギリシア神話』ぶん 岡上鈴江 え 鈴木琢磨

2020-05-09 21:18:26 | Weblog

幼稚園児だった私が、本屋さんにて母に買ってもらった本の中の一冊。

『ギリシア神話』です。(自宅の本棚から~)

人間みたいなギリシアの神様たちのお話に、くすっと笑ったり。身近に感じたり。

先日、記事にした『ソフィーの世界』が好きな理由の一つ、ここにあり!です。

哲学はギリシアから~

学問の歴史もまた、古代ギリシア、アテナイから~

オリンピックもアテネから~

そして塩野七生さん最新作も『ギリシア物語』

文庫になったら買おうかなぁと思っていました。

ハードカバーでも(お高いけれど)欲しい、と思う今日この頃。

まだお悩み中…。 (アマゾンしか購入方法、まだ無いしなぁ)

 

人も神様の十人十色。

クリスチャンの友と教会へ行き、クリスマスを祝い…

イスラム教徒のラマダン明けのパーティーへお呼ばれ。

シンガポールへ一人旅をすれば、リトルインディアにて、ヒンズー教のカラフルな仏像たちに見惚れ…

神社にもお寺へも当然のように行く!

多神教が身に沁みているのは、最初に出会った神様が、『ギリシア神話』のお話だったからなのかも…しれませんね。

 

 

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GW明け…2日目

2020-05-08 19:02:45 | Weblog

 昨日は恐れていた程には車も人も多くはないな、と喜んでいたら…

今朝は緊急事態宣言発令以前に戻ったかのような車と人の多さでした。

自分も、そんな「群衆」の中の「ひとり」ではあるのですが…

 山中教授や専門家(NHK特集の時、出演していた感染症専門の医師)によれば、ワクチンが誰でも受けられるようになるには、この冬は勿論、間に合わないが、来年の冬にも間に合うかどうか、微妙らしいですね。

 この先、18か月間は、3密を避ける「新生活」を強いられ、緊急事態宣言発令、しばらくして解除、再び発令…という波を繰り返していくのではないか、とのこと。

 コロナは地球上から消えてなくなる訳ではないので、少なくとも2年に及ぶコロナと人類の戦いとなる訳かぁ…。オリンピックは一年後も厳しいというより無理だろうな。

 県外への旅行は、少なくとも2年間は出来ないし、するつもりもないですが、無事に生き延びたら、京都の秋を味わいたい‼ 他にも行きたい場所はあるけれど、まずは足腰を鍛えるため、日々の仕事の中で、出来る限り階段を上り下りしようっと。

 今日もお疲れ様でした 本日の夕食は、生協で申し込んだ『冷やし中華』です。昨年と同じく、トマト、ハム、薄焼き卵、きゅうりをトッピング。すでに冷蔵庫の中で、「冷やして」おります。キャハハ! この夏、初登場~ 私も今日から半袖勤務となりましたわ。

 

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