古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

昔風味の小城羊羹

2013-09-16 07:02:07 | 静物(全体)
近くの同郷の方が帰省され、そのお土産にと、佐賀は本場の小城羊羹(抹茶味)を頂きました。
表面が砂糖で固まった“昔風味”。私にとっては“this is 小城羊羹”です。
この絵の命は“白い切り口”とばかり
わざわざ鋸状の食パン用ナイフを使い、少々荒っぽく、かたちを崩しながらカットしました。

・・・そして恥ずかしながら、描きながら気がついたこと。
実はこの切り口、入刀直後のしばらくは白いものの、暑さもこれあり、
時間が経つにつれ、その大方は、元の地の色に同化してしまい、オットットットットと、作業を急がねばなりませんでした。

今年の中秋の名月は9月19日とのこと。
この昔風味の羊羹を頂きながら、故郷に想いを馳せることといたします。

大雨を伴った台風、まもなく上陸。その災禍、少なからんことを祈ります。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (キンジ)
2013-09-16 17:30:29
子供の頃は滅多に口に入らなかった味「小城羊羹」
周りの煮詰まった砂糖が巧くでなく旨く描けていますね。添えてある「もみじと楊枝」が一層甘味を出していますよ。

偶然ですか9月15日(日)早朝06:15 NHK 「うまい!」と云う番組でこの「小城羊羹」を放映していましたヨ。

それから今では歯について食べられない「ノンキーあめがた」の味を覚えていますか。

台風18号はどんな絵筆になって描き表せるかなー・・・難しかろうと思っていました。 
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おいしそう (サガミ)
2013-09-16 13:24:38
小城羊羹、名物なのでしょう、切り口にできる白い塊は美味しさの象徴のようです、抹茶の昔風の味が口のなかで甘く思えます。
日々のスイーツまでが絵になり、心を残せるのは文化度の高い趣味の極意でしょうか。
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Unknown (mori)
2013-09-16 07:22:43
美味しそうですね。
故郷を思い起こしながら描き、いただきと二重に懐かしんだことでしょう。
絵はお皿に盛られた羊羹だけでなく、お皿、楊枝、添えられた葉、羊羹本体一つ一つが見事に描かれていると思います。
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