古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

塾れすぎ熟柿を描きました(ユダヤの行動原理とこれからの日本 ロックフェラーの登場 2大巨大財閥による世界支配 その2)

2024-12-16 06:59:31 | 静物(全体)
こりゃ何じゃらほい?と思われた方もいらっしゃると思います。
熟れすぎた熟柿を描いたものであります。
店で買ってきた普通の柿を、我が家で時間をかけて熟させたものです。
熟柿は前にも(2021.11.22付)とり上げていますが、
今回はスプーンを入れたら、すぐに崩れ、とろけ出てしまうほど完熟していました。
小さな粒粒であったり、白い筋であったり、そのトロトロ感を描きたくての一枚です。
描き終わるまで、唾を飲み込みながらガマン、ガマン・・・のざっと3時間・・・でありました。



【補記】
「ユダヤの行動原理とこれからの日本」を続けております。
全体の目次は10.28付拙ブログによります。
本章の目次
第4章 ロックフェラーの登場 二つの巨大財閥による世界支配
第1節 ロックフェラーの登場
第1款 ロックフェラー1世(シニア)(1,839年~1,937年) 2世(ジュニア)(1,874年~1,960年)
[スタンダード石油]
[ロックフェラー財団]
第2款 ロックフェラー3世(デイヴィッド)(1,915年~2,017年)
    [チェース・マンハッタン銀行CEO]
[ソ連・中国との民間外交]
     [外交全般に影響を与える諸会議など]

・・・以下、今回は第2節を・・・

第2節 両財閥の合従連衡、特に対立の基本構図
    [石油・エネルギー部門]
[銀行(金融)]
      [自動車・宇宙・航空・防衛]
【飲料・カード】
[英米メディア]
  [映画・ハリウッド]

・・・以下、次回・・・

第3節 統一世界の支配を目指した諸会議など
  [王立国際問題研究所](英) 
              [太平洋問題調査会](英)(米)(日)
 [外交問題評議会](米)
       [ビルダーバーグ会議](西欧・北米)
   [三極委員会](米・西欧・日)

本章における主要参考文献など

・・・本論に入ります・・・

第2節 両財閥の合従連衡、特に対立の基本構図

20世紀初め、ロックフェラー家の出現によって出来た二つの巨大財閥は、
次節で述べるように、双方相まって統一世界を目指し、その支配を狙っているとされるが、
その前段階では、財閥どうしの熾烈な対立構図があるともされます。
前回の拙ブログで、ロックフェラー3世の回顧録には、
ロスチャイルド家のことはわずか1件しか書かれていないことに驚いた旨を書きましたが、
案外、この対立構図との関係もあるのかもしれません。

「ロックフェラー対ロスチャイルド」(藤井昇氏著)(徳間書店 1,994年刊)は、
その対立構図を非常に分かりやすく解説された勝れ本で、
以下本節では、その基調をなすものとして、主に本著を参考にさせていただきました。

以下の分類は、あくまで1,994年時点で、
藤井氏は、日本の系列のように株の持ち合い等の公的な関係が確認されているわけではなく、
同氏の長年にわたる企業の観察結果によるものだ、と。
企業名も本著のままで。なお藤井昇氏は藤井厳喜氏の旧名。
また藤井氏は構図の仕方を
米保守本流系=ロックフェラー財閥系」×「英シオニスト系=新ロスチャイルド財閥系」
とされているが、
拙ブログでは単に
「ロックフェラー系」×「ロスチャイルド系」
とさせていただいています。

主な業種別の構図は次の通り。

[石油・エネルギー業界]

○ロックフェラー系
・エクソン
・モービル

☆ロスチャイルド系
・ロイヤル・ダッチ・シェル
・ブリティッシュ・ペトロリアム

両雄は、1,920年代から、当時世界最大だった革命直後のロシアのバクー油田など
世界中至る所でエネルギー利権の争奪合戦を繰りひろげた。
WWⅡ後は、ロックフェラー側が猛烈に追い上げるが、ロスチャイルド側も利権を守ってきている、と。

[銀行(金融)]

○ロックフェラー系
・チェース・マンハッタン銀行
・ケミカル銀行

☆ロスチャイルド系
・英ロスチャイルド銀行
・米モルガン銀行
・英スタンダード・チャータード銀行

モルガン財閥は、ユダヤ人ではないが、歴史的に、英ロスチャイルドのアメリカにおける代理人として機能。

ロックフェラー家出現当初(1880年代からWWⅠ)における米英金融業界の構図は下記の通り。

○ロックフェラー系
・米ロックフェラー財団(プロテスタント系)
・米クーン・ローブ商会(ユダヤ系)
・米ハリマン家(プロテスタント系)
・英ベアリング家(プロテスタント系)
・独ウォーバーグ家(ユダヤ系)

☆ロスチャイルド財閥系:
・英ロスチャイルド財閥(ユダヤ系)
・米モルガン銀行(プロテスタント系)

また米ドルを民間の銀行で発行するようにしたFRB(連邦準備制度理事会)の創設(1,913年)
のための秘密会議(モルガン所有のジキル島で)出席のメンバー7人は次の通り。(既出)

 ウォーバーグ家(ロスチャイルド家代理人)、JPモルガン商会、ロックフェラー系銀行、JPモルガン系銀行、
クーン・ローブ商会、共和党上院議員(通貨委員会委員長 ロックフェラー家縁者)、連邦政府財務省次官

[自動車・宇宙・航空・防衛]

○ロックフェラー系
・GM(ゼネラル・モーターズ)
・GMヒューズ
・マーチン・マリエッタ
・レイセオン
・ボーイング

○ロスチャイルド系
・フォード
・ルノー
・ブリティッシュ・エアロスペース
・ロッキード

フォード1世はヒットラーに資金提供したため、シオニストに頭が上がらなくなった、と。
田中角栄元首相のロッキード事件も上記対立構図の中で政治問題化された、とも。

【飲料・カード】

○ロックフェラー系
・ペプシコーラ
・マスターカード

☆ロスチャイルド系
・コカ・コーラ
・VISAカード

[英米メデイア]

○ロックフェラー系
・米NBC(TV)
・米CNN(TV)
・米TIME誌
・米A P
・米ウォールストリートジャーナル

☆ロスチャイルド系
・英BBC
・英ロイター
・米ABC(TV)
・米CBS(TV)
・米FOX
・米ニューヨークタイムズ
・米ワシントンポスト
・米ニューズウィーク(1,961 WPに買収)

米ABCと米CBCは、いずれもリベラル(米民主党的)で、シオニスト(イスラエル支持)から、
上記の分類に、とのこと。
アメリカの主流メデイアは両財団の完全な支配下にある。
即ち、メディアは彼らグローバリスト達の尖兵役であり宣伝機関そのもの。
しかもアメリカサイドにイギリス・ロスチャイルド系メデイアが片側通行で乗り込んでいるところが大きな特徴。
特にニューヨークタイムズ紙は社主から編集担当者、支局に至るまでユダヤ出身で固められているとのこと。


[映画]

◇ロックフェラー系
・ユニバーサル
・ワーナー・ブラザース

☆ロスチャイルド系
・デイズニー
・パラマウントピクチュアズ




 ●ハリウッドについて一言(映画・com様などから)

ハリウッドは映画会社の草創時点からユダヤ人あるいはこの影響のもとに起業された。
そもそも映画の原理には二つの文脈があり、
一つは、1890年頃、エジソンが発見したもので、箱の中でフィルムを回し、下から光を当て上から覗くしかけの方式と、
もう一つは、1895年、フランスで生まれたもので、壁やスクリーンに投影し、多くの者が見える方式があったとされる。
草創当時の1910年頃の時点のアメリカでは、
映画の原理を発明したエジソンが関連した会社MPPC(動画特許管理会社)が映画(短編)の製作、配給、上映を独占していた。
これに対抗して映画(長編)を起業し進出してきた会社数社はすべてユダヤ人かユダヤに関連した会社だとされる。
当時東海岸で起きていた映画の誕生と映像ビジネスの流れは、
エジソンの取り締まりを逃げる形で、西へ西へと移動し、ロスアンジェルスを中心とした南カルフォルニア、即ち今のハリウッドに行きつき、
そこでビジネスを切り開いていったのが、今のワーナーブラザーズ、パラマウント、コロンビア映画、20世紀フォックスなどで、
その中に多くいたのが、東欧からアメリカ東海岸に移住してきたユダヤ系の人たちだった、と。

チャップリンは、グローバリストを代表する喜劇役者である。
チャップリンは1989年ロンドン生まれ(ユダヤ人ではない)、
1919年、ユナイテッド・アーティスト社を創立してハリウッド入り、
1934年、同社から「ロスチャイルド家」(ロスチャイルド家の宣伝)、
1940年「独裁者」等を配給。
自分(筆者)は「独裁者」の映画を戦後に観て、当然戦後に作られたであろうと思っていたが、制作は1940年とのこと。
同年は米の参戦(1941.12)前であり、ロスチャイルド家の意向を受けた米国参戦への宣伝用の映画だった、ということであり、
あのようにヒットラーの迫真の演説をする、というところが凄い。

WWⅡ後、ユダヤ人がアメリカに流入して以降、
ハリウッドのユダヤ人は “アメリカに溶け込み、
アメリカの正義を体現するユダヤ人”を演出する必要があった。
一般のアメリカ人が歴史の勉強をしようとすれば、歴史書ではなく、ハリウッド映画が教科書。(パールハーバーなど)
近年では、2010年頃のチャイナ・マネーの影響を受けたあと、
たとえば以前は白人中心であったアカデミー賞(作品賞)の受賞作は、
近年、ユダヤが主唱する多民族主義が顕著である、とのことである。

(ユダヤ系映画人:スティーヴン・スピルバーグ映画監督シルベスター・スターローンなど)

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2 コメント

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Unknown (mori)
2024-12-16 07:31:01
熟柿、凄いですね。
パッと見た時はトマトかと思うほどトロトロで本当に美味しそうですね。
テーブル、受け皿との色合いもバッチリですね。
資源、金融から始まってマスコミ、映画まで色々な分野でマウントを取り、それを活用しながら国を引いては世界を自分たちの有利なように導いていく訳ですね。
分かっていても中々出来ないことをやってのけるユダヤはある意味凄いと思います。
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Unknown (サガミの介)
2024-12-16 09:54:38
熟した柿、自然の作り出す何とも言えない甘味、好きな人にはこたえられない食味でしょう。
白をうまく使って完熟柿のジュクジュク感を描き上げた作品は、甘くて口の中でとろけそうに思えます。
 さて補記の感想ですが、ロックフェラーとロスチャイルド、各界の大企業はこの超2大財閥で独占されている現状は良く知らなかったのでビックリです。
世界を動かす裏の力、これがどのような影響を及ぼしているのか、これからどうなるのか、興味津々です。
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