古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

大根島・由志園の滝

2010-10-28 06:20:12 | 風景(全体)
今回は、水彩画を始めたばかりのころ、透明水彩の“透明”というのに興奮しながら描いた、
風景ものをアップさせていただきます。

4年前の丁度いまごろ、家内と山陰を旅しました。
大根島は、島根県の、鳥取との県境近くにある、中海という湖に浮かぶ島です。
その島にあるに由志園という風流な日本庭園。
そこの竜渓滝という、小ぶりながらも威風堂々の滝。

岩の表面に“べったりとへばりつくように”流れ落ちる白い滝水。
この風情が印象的で、数枚の写真におさめておいたことでした。

この旅行時点では、顔彩はやっていましたが、水彩画をやっていませんでした。
翌年早々に始めた透明水彩。
文字通り“下が透けて見える”描き方に、こんなことが出来るのかとびっくり。
旅行時の写真をもとに、さっそくに試したのがこの絵でした。

岩の表面の白は、もちろん紙の白をそのまま残していますが、
チャイニーズ・ホワイトという白の絵具を、残した白の周辺部分で、
透明感を楽しみながら、重ね塗ったのを思い出します。

この絵の滝の部分は、その当時描いた、そのままのものです。
透明感なるものを初めて実感した、私なりに記念となった一枚なのであります。

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2 コメント

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Unknown (キンジ)
2010-10-28 21:32:11
透明水彩、難しそうですね。しかし ウワー寒そう。 暑かった夏も急に寒くなったものなー。 和歌ならぬ絵も季節があるのかなー。 滝の音がちょっと聞こえて来ませんが。これも表現する手法があるのでしょうか。那須高原と黒磯に行ってきました。ここも寒かった。茶臼山は初雪でした。
事業仕分・TPP・円高 どうなりますやら。
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透明感 (mori)
2010-10-28 09:48:08
小学生のころ絵の得意な先生が水の中で泳ぐ魚の絵を描いていました。当時水に透けて見える魚をどのようにして描いたのかと不思議に思った覚えがあります。すっかり忘れていましたが、疑問が解けるとともに小学生のころを懐かしく思い出しました。
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