古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

模写  ウィンスロー・ホーマー作品 : Boys in a Dory

2010-03-11 08:16:08 | 人物
今回は模写です。絵の主題(主役)について、あっと驚かされた絵です。
それまでの顔彩から、新たに水彩画に挑戦し、これにはまりかかったころ。3年ほど前のこと。

ネット上で、19世紀のアメリカを代表するといわれる画家、ウィンスロー・ホーマー(Winslow Homer)(1836~1910)の作品に出あいました。
自然や人間を描くのを得意としたようです。

画面に映し出された一枚の絵。
鮮やかな海や船に魅せられました。さっそく模写を開始。
・・・・・・・・
ただただ夢中で模写し、ほぼ終わった段階で、ふと、素朴な疑問。
“この絵は一体、何という題だったかな?” そこで確認。

“Boys in a Dory”  ( Doryとは、平底の小型の漁船)

てっきり、海や船が主題かと思っていたのが、なんと、船首にいる子供たちが主役。

“ううーん、主役はこちらだったのか!”
落語の、痛快で、しゃれた“落ち”を聞いた感覚。

そして、この絵がかもしだす、ほのぼのとした、あたたかさ。

当時、こんなことを感じたことでした。

追記
その後、彼・ホーマーの“Boys in a Dory”について、調べてみました。
もともと、少年たちを主役にした、同じ題の絵(準じたものを含みます)が、
シリーズものとして数種類描かれておりました。
私が、そのうちの一枚に、風景だけで、飛びついたということでした。

今日の、本ブログのカテゴリーも、“風景”ではなく“人物”なのであります。

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2 コメント

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Unknown (キンジ)
2010-03-11 09:52:06
大陸の釣りはオテントウさんの下でのんびり釣りをしていますが 日本の河・湖では動がすごいのの反して「静かですね・・」中央の人は 釣竿か櫓をこいでいるのか 漕いでいたら舳先のBoyは本は読めないでしょうねー・・・。
ウチンニキの「ゲゲン堤」はこの絵とは反面
うっすらと何となく無気味であり ここで泳いだことはありませんでしたが この「鯉の養殖池」は今はどうなっているのでしょうかねー。

追伸:今日は富士山がきれい。
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Unknown (札幌)
2010-03-15 19:48:05
このような風景を実際に見ながら
のんびりできたらなんて・・・。
絵だけで満足します。
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