古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

錦鯉いろいろ(再掲)

2018-08-06 06:59:12 | 静物(魚)
前掲の錦鯉(2017.8.7 )を少々お色直しして再掲いたします。
種類についても自分の復習を兼ねて再記します。

鯉の“口許”を基準に、“左”から、

大正三色:下の紅白に黒が加わった赤・白・黒の三色。三色の比率が白が少なく黒が多いのが昭和三色。
紅白:赤と白を組み合わせた品種。単純・簡素だが、観賞用としての歴史も古く奥行き深いと。
秋水:ドイツ鯉が初めて錦鯉と交配・作出された品種。秋空の青色の地肌に、鮮やかな緋斑。
丹頂:丹頂鶴よろしく、丸い緋斑が頭部に1個だけ。日本の国旗に似ていることから海外でも人気。
白写り:墨の地体に白の斑紋が入ったもの。写りもの(黒をベースに白、緋、黄がある)では最も人気の高い。
浅黄:主に頭の部分が黄色で“あさぎ”と呼ばれる。      体表は青色の鱗が栄える。

ということのようです。
(種類の説明は、主にweb上の新潟・山古志の「錦鯉品種紹介 松田養鯉場」様から)

約200年程前、新潟県下で作られたのが最初で、今では世界中から喜ばれているようです。
錦鯉を英語では“coloured carp”“multi-coloured carp”、
あるいは“dapplled (斑の)carp”“ornamental(観賞用の)carp”と呼ばれているようです。
日本での別名は、明鏡国語辞典によると“変わり鯉”“色鯉”“花鯉”と。
やはりこちらが味わいがあります。


美しき 己を知らず 錦鯉

(井崎露十様 川柳歳時記S58年)





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2 コメント

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Unknown (mori)
2018-08-06 07:16:44
相変わらず涼しげに気持ちよさそうに泳いでいますね。細やかな種類分けには驚きました。言われてみれば成程と思いますが、全く気にしないで見ていました。何時も思うんですが、この細やかさが芸術には必要なんでしょうね。
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Unknown (サガミの介)
2018-08-06 18:41:10
夏休みの朝、マンションの人工池のほとりで子供たちのラジオ体操の面倒を見ています、早起きのご褒美に鯉の餌をあげさせます。
子供たちの足音を聞いただけで描かれている風景が現出します。
その泳ぐ姿は、日本の美術品のようで美しく、作品ができていて嬉しいです。

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