夢の字いろいろです。
冬季オリンピックも昨日終了しました。
日本選手団は主将の高木美保選手の大活躍をはじめ、
皆さん自分の限界に挑戦し、多くの感動を与えてくれました。
地上波テレビ、なかでもNHKは災害情報等のほかは殆ど見ませんが、
これらのLIVE放送ばかりは釘付けでした。
スノーボード・ハーフパイプ平野歩夢選手は特に印象に残りました。
途中の公正さを疑われる審判に対し、
誰もやっていない大技を、最後にもう一度再現してみせるという意地で対抗、
幼いころからの夢を勝ち取りました。
幼いころからの夢を勝ち取りました。
お見事でした。
今回、夢の字を“らしい文字”で書こうと思った切っ掛けです。
自分はといえば、寄る年波、前向きの夢はめっきり少なくなりました。
何故か、昔の仲間と一緒のものが多く、
そのなかでも自分のチョンボや弱点丸出しで皆に迷惑をかける・・・
その夢を見始めた直後に目が覚め、
“ああー、夢でよかった!”と。
どうやら夢の字まで老化してしまったようです。
本当にそれぞれ上手く表現されていると思います。線・点のちょっとした強弱、傾き、長短等でこうも気持ちを表現できるものかと感心します。
オリンピック選手は本当に良く頑張りました。メダルに届かなかった人・陰で支えてくれた方々も含め、感動を有難うと言いたいです。
夢と言えば、実は私も自分の失敗で追い込まれた状態で目が覚めるのが殆どです。危険な場所では滑るとか、大勢の時には自分の失敗で迷惑を掛けるとか、決まった時間に遅れる等々・・・
普段ノー天気に生活しているから、せめて夢で苦労しろと言うことでしょうか。
「夢」は人生の鏡なのですね、心の真ん中から出る感情が体の線、容子、手足に及び極め付けの目の表情に表れているのでしょう。
こんなに楽しいあそびの字は是非世の中に出して欲しいです。
卒寿を過ごしたと聞きます作者の心の若さを感じます。
冬季五輪、彼の地でなければ数倍の喜びがあったことでしょう、選手の汗と涙に最大限の称賛を!!