前作に続き、ひばりさんの歌「みだれ髪(2番)」(星野哲郎作詞 船村徹作曲)を、
概ねではありますが、曲の高低にあわせて書の高低をとる手法で書いてみました(30㎝×50㎝)。
結構、書としての空間にも相通じるようにも見えます。
なぜ2番を書いたか。それはyoutube によりますと、
昭和62年(1987年)、作詞の星野さんは、病床のひばりさんに、
4番までの詞を準備したけどさすがに長すぎるので“この2番を外したいが・・”と意見を求めたそうです。
ひばりさんからは“今の自分には「祈る」という言葉が心にしみます、2番は残してください”とのことで、残ることになった、と。
また作曲の船村さんは病み上がりのひばりさんに、その彼女を勇気づけるために、
今までの高さより更に半音高い音(わが恋ながらの“わ”)を準備したとのこと。
それぞれの方の想いを乗せた名曲、最後の“この片情け”には特に力が入ったことでした。
実は本作も、最初はバックに底引き漁船が航行する海の絵を描いてみました。
しかし、波も雲も横方向、字とクロスし複雑になり、結局書だけにしました。
概ねではありますが、曲の高低にあわせて書の高低をとる手法で書いてみました(30㎝×50㎝)。
結構、書としての空間にも相通じるようにも見えます。
なぜ2番を書いたか。それはyoutube によりますと、
昭和62年(1987年)、作詞の星野さんは、病床のひばりさんに、
4番までの詞を準備したけどさすがに長すぎるので“この2番を外したいが・・”と意見を求めたそうです。
ひばりさんからは“今の自分には「祈る」という言葉が心にしみます、2番は残してください”とのことで、残ることになった、と。
また作曲の船村さんは病み上がりのひばりさんに、その彼女を勇気づけるために、
今までの高さより更に半音高い音(わが恋ながらの“わ”)を準備したとのこと。
それぞれの方の想いを乗せた名曲、最後の“この片情け”には特に力が入ったことでした。
実は本作も、最初はバックに底引き漁船が航行する海の絵を描いてみました。
しかし、波も雲も横方向、字とクロスし複雑になり、結局書だけにしました。
絵が見られないのは残念ですが、言われてみると縦と横では合わないですね。
この書「みだれ髪」も切ない思いが、一文字ごと、文字の配列、空間に語りかけられるます。。
福島、塩屋岬で流れていたひばりさんの歌声が思い出されます。