クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名の低山・琴平山 H-16-12-22

2004-12-24 18:07:07 | 榛名山麓
箕郷の低山・琴平山

12月以降は低山巡りに徹し様と思って居る。地形図を見ると榛名山麓や安中地区には名無しの山も多いが名前があって低い山は幾らでもある。大きいところはここ二年で登り尽くしたので寒気・積雪のことを考えて低山巡りにした訳である。手始めに普通は「余り時間のチョイ寄り」に行く琴平山にした。
箕郷から県道28号に入って直ぐに「落合橋」がありその少し先に小さな「大沢1号橋」がある。少し行くと細い右折路があるのでそこを住宅地の方へ向かう。一旦東に戻るように巻いたところに「林道室の沢日向線」の看板があるからそこを左折する。この林道は「室の沢川」の右岸を北西に榛名へ続いている。
路面は悪くガタガタ道であり右側は竹薮とその奥に斜面が見える。約1.4㌔で「久遠の水」という大きな石碑がある広い場所が駐車場所になる。
車を降りて200㍍戻ると山に向かう踏み跡が2本見つかるが、竹薮に突入している方が広いのでここを進む。手入れの無いのは竹薮、手入れのあるのは「竹林」と言う区別があるとは聞くが、ここははその中間ぐらいか?間引きの跡はあるが腐りかかりもあちこちに垂れ下がり風が吹くと嫌な摩擦音を立てたり動物が動いているようなバリバリと言う音がする。それでも作業道の跡らしき道が尾根を目指していたが途中の竹林の中でバタリと途絶えた。
しかし、少し上には既に尾根らしき気配がすけて見えているので落ち葉の堆積の中をサルの様に左右の竹に掴まって体を引き上げながら直登する。
漸く這い登ると左右に延びるはっきりした尾根道があったので、下山口にしっかり目印のポリ袋を括りつけて左方向に上っていく。例によって人が通っていないらしく雑木のかれ枝が執拗に進路を塞ぐ。数百㍍で平らな頂上らしき処に出た。小さな神社と三角点の石柱があり、何の為か?その三角点の上に高さ20㍍位の鉄塔が建っている。但し真っ赤に錆びて大分痛んでいるので登ると自衛隊の演習場でも見えるかな?とも思ったが危険なので止めにした。それにしても頂上標識が無いのは寂しいものである。
鐘撞山も無かったので今度手製のものを作って取付けようと思った。
帰りは気楽に先程のマーク位置まで来たが尾根道が東に延びていたのでそれを辿ることにした。ところがその道は崖の途中で消えてなくなり、深藪の中で立ち往生してしまった。山で迷ったら必ず元の場所に戻ってやり直すのが鉄則であるが、この位の低山なら方向を間違って違う谷に迷い込まない限り絶対に下に降りられる自信はあったので磁石で方向を見定めて藪の強行突破を計った。かなりの引っ掻き傷は受けたものの間も無く林道らしき場所に出たのでそれを下ったら先程、選ばなかった方の上り口に飛び出た。多少の冒険ができるのも低山だからで高い山でこんな事をやったら1日中山の中を徘徊する事になる。帰路のついでに次ぎに登る積りの箕郷・吾妻山の登山口を確認して来た。



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