クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

神成山ハイキング H-19-2-17

2007-02-17 20:36:34 | 妙義・下仁田・富岡・南牧
今週の月曜日、榛名の山裾で凍結した下りのコンクリート道で不覚にも
不様な氷上滑走をしてしまった。その時、持っていたカメラを守ろうとして
体を無理矢理に反転させたため、腰をぐっきり。未だ、完治でもないし
雪道に自信を失っているので、今日は「あおちゅう」さんのサイトで見た
安全な里山ハイクで富岡神成山。このコースは「フーさん」も「牛伏」氏
も扱っているので何れ春先にと思っていたのだが。
但し、皆さんとは逆に「神農原」から「南蛇井」へのコースとした。
254線を西進して「神農原信号」を右折、小さな駅舎の東側を通って
「宮崎公園」を目指す。右手に歩行者用の公園入り口を見ながら坂を
登り切り、北側から公園園地。公園はこの南の斜面に広がっているが
見物は後回し。園地内に案内板があるが、このコースの記載が無いので
ちょっぴり不安(10.13)。
少し歩き出すと、直ぐに案内道標、

西中学の方へ行くらしい。学校の
南側を進み、部活の生徒の元気な姿を見て歩くうちに一寸おかしいと気付く。
道標が無く道は下りになった。確か、牛伏氏の概念図には中学の北に
線が引いてあったな、と思い出したがもう遅い。が、取りつく小尾根は大体
判っているから目の前の山に踏み跡を発見して構わず登り出す(10.20)。
直ぐに石像群にぶつかったので安心して進むと東西稜線着。大きな御嶽さんの
石碑と道標。


漸く本道に戻れたらしい。確認のため行く先とは反対に右折して
探ってみた。沢山の石像物や




「アナグマの道」等と言う標識を見たりすると

やはり中学の屋根が右手に見え、出だしの間違いを確認して元に戻る
(10.40)。
さてここから三角点峰までの直線距離は約500m。
見晴し台の所で「姫天狗」看板、「姫」と「天狗」の組合せに首を捻り
ながらやがて「下神成・神農原駅」への分岐。
「あおちゅう」さんはここから降りたかな?暫くで「キツネの雨宿」、
うーんだが、こう言うのは余り真剣に考える事は無い。

直ぐに「神成城址」、城址と言うと目の無い爺イは何か石垣などの痕跡は
無いかと付近の道を探るが何も無し。本丸跡の筈、あとで調べる(10.51)。

途中に「宇芸神社」の道標をみるがこれは里宮なので見にはいけない
(10.56)。

下丹生への分岐標示を右に見る。

鞍部からのピークは百㍍手前から一人前の急登。三角点峰は一寸した広場で
「下鍛冶屋御嶽さん」。石宮の脇に登山者ノートがあつたので記載。
ここが神成山か、或いはこの辺一帯が神成山か。三角点名・神事谷
320.9mで頂部の欠けた三等。コース整備なら三角点を大切に
と云う標識ぐらい作ったらどうなのかな。



直ぐに第ニピークに向かうと、下って小ピークの北側を回る。町並みも
高速道路も直ぐ近くに見える。このピークは何も無い標高312m。
つづら折れの木段を登って第三ピークに来ると其処には「宇芸神社跡」
看板(11.36)。

おまけは「神成自然博物館」なる小箱。中身が面白い。動物の糞のサンプルや
蛹の抜け殻、小鳥の巣、木の実、吃驚はカラスの首。

提供者の名前に獣医師のY氏の名前。獣道であった当コースの開発を
提案し「ホットするなら上信電車」の運動に繋げてハイキングコースに
した功労者とか。
次ぎの第四ピークへは直線で400m。途中に石灯籠と石宮、
「打越の御嶽さん」とある。(11.48)

第四ピークに着いたらここにも「打越の御嶽さん」、
見間違いかな?(11.55)

さて、最後のピークは294m先、急降の途中でトンガリ山が見える。
鍬柄かな、まさか御堂山ではあるまいな。

このピークには石宮が三体、一つは「万延―」小さい方は「嘉永」。

「四宮吾妻神社」らしい。ここで昼食と休憩(12.07-12.28)。
あれッ、一つ見落としたらしい。写真には三つ。

いよいよ下山、この下りはロープや手摺があるにしても厳しいザラ場で危険。
やはり、此方から登ったら最初から顎を出していたかも知れない。
東からで正解だった。下りきったら其処には看板多数で「新堀神社」。
(12.39)


林道風の道から出ると「駅への道標」、

途中で四等三角点・垣崎を探すが
新住宅地に開発され、ある筈の場所にはゴミが堆く集積され発見できず。
南蛇井駅に向かって高速下を潜ると県道48号、角に「大桁山」の道標、
正面が「大桁山」なのかな。

南蛇井から13.29の上り電車。一時間に一本の駅員不在時間。
神農原駅に13.34。

此方も無人かな、電車もワンマンで170円也。
最後の一歩きで宮崎公園、今度は歩行者用近道で公園見物、ここの
茂木邸は国指定重文、1527年建造の板葺き・石置き屋根の民家としては
日本最古とか。

ぐるっと回って園地の駐車場所に13.50。腰痛持ちには丁度良いコース
だった。
「フーさん」は新堀神社から貫前神社まで行き、上信で一ノ宮から乗って
山名駅で降りて「石碑の路」を歩いているが爺イは別の日に行くことにする。

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2 コメント

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雷山 (やまいたち)
2008-01-28 10:37:12
こんにちは、爺イさん。

昨日超低山ハイクの神成山に行ってきました。南蛇井の公民館に車を置いて逆コースですね。寒いけど、のどかな田んぼの中の道を歩いて大サボテンのある家から入りました。
まったくもってこのコースは春先がベストだな。と感じました。それにしても好展望の場所が随所にあり、ルートも西上州の片鱗を感じさせてくれる好ハイキングルートです。この感じは下仁田の浅間山に似てますがいずれにしてもここはどうやら大きな断層帯らしい匂いがぷんぷんします。北の丹生側は緩やかな丘陵地帯で、南側にガクンと切れている。この神成アルプスを背にした神成地区は格好の風除けの山になりますな。
西中を過ぎて宮崎公園を過ぎて神成地区の集落の下仁田一ノ宮街道の旧道歩きも乙なものでこの地区の氏神様の宇芸神社などがありのんびり歩いても飽きません。何でだろう?昔の街道には匂いが染付いているんですね。嫌な匂いじゃありませんよ。因みに爺イさんがつけた赤テープはまだ健在です。
返信する
神成山 (爺イ)
2008-01-28 16:30:37
やまいたちさん
寒さの中でもあちこちと活発にお出ましのようで。
爺イは少々冬篭り。
あのコースは確かに春先が良いでしょうね。
上信電車に乗るのも楽しみです。
返信する

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