クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名種山周回 R- 3- 2- 1

2021-02-02 08:45:55 | 榛名山麓
今日は午後三時ごろまで晴れの予報なので榛名山南麓の
種山の周回をやることにした。種山は何種類もの周回路を
使っているが残りが一筋あったのだ。
それはパラグライダー基地を経て種山を北西に乗り越し
横田氏「300山」の「沢の左岸の林道跡」を捕捉して
南榛名林道に下り林道歩きで戻って来るルート。

先日の降雪も大した事は無い筈とr-126を北上するが
宗教施設辺から路傍に残雪が見られるのでノーマル
タイヤの爺イはやや不安。

南・東榛名林道が合わさる車橋を西へ渡って南線に
入る。かってこの橋にはこんな表示が付けられていたが
もう随分前に無くなっている。標識マニヤの仕業かな?



林道には所々雪が残っているが凍結はしていないので
走行には支障はない。
駐車予定地の吹き流しが健在。



早速、傾斜のある登り道に入る。下地は舗装なので
歩行は楽。



こんな林間の道が単調に続く。



やがて前方から大型四駆が下ってきて「種山ですか?」
「単独ですか?」等と聞いてきて「冬眠しない熊が居る
かも知れないから鈴かラジオなどの音響を出してください」
といって去って行った。山林関係者かパラ関係者か?
親切な声掛けだな。
右急旋回の角に作業用の重機。舗装はここまで。



舗装が切れた途端に道はゴロゴロの悪路に替わった。



小石が少なくなっても荒れ道には変わりない。
さっきの四駆はこんな所を下って来たのだな。



今度は軟弱な道が深く抉られているが両端が
轍で固められているので歩行は助かる。



スタートから25分たった頃、左手に発着場らしい
草原が見えた。



道はここで大きく左右に分岐。左のこの道は
多分発着場の最下段に取りついて草原の中を
登る道だが一度下りで使ったことがあるので
今回はパス。



今日は東南尾根をきちんと踏むために右を選択。



真っ直ぐに伸びた道は尾根の大岩に突き当たって
林道は終点。



大岩の下を見ると薄い踏み跡が登ってきているので
それに乗って尾根登り。



大岩から数分登ると早くも前方が開けて発着場が
近い。



前哨戦は終わりで見晴らしの良い草原の斜面。
但しここから見える南方には近い山は無いから
市街地が見えるだけ。その先の山々は遠すぎる。



少々休んでから再出発。この白テープの所から。



これからの後半戦が登りの本番。
種山尾根


やっと雑木に混じってヒノキ林が見えてきた。種山の
山頂付近は尾根の南側が檜植林地、北側が雑木林。



ヒノキ林がぐっと近づいた。



そして登路もその境目に作られている。こんな形は
低山の有り触れた光景だ。



漸く北からの稜線が合流してくる。大日影の宗教施設脇から
尾根手繰りで種山を目指すとこの北からの尾根に乗って
ドンピシャリで三角点前に到達する。
当然のことに尾根の合わさりところが山頂だ。



西北・東南に長い頂上台地の一端に到着。



残雪の中、三等三角点「種山909.21m」がひっそりと。



付近には頂上標識も無く展望皆無の地形なので
台地の西端に向かう。



昔からの標識が一枚だけ健在。ここも雑木の枯れ枝が邪魔して
北の山塊の写真は無理。



かって存在したこの二枚が見当たらない。沼田の
Gさんのものとすかいさんのもの。何れも爺イの
お気に入りだったので残念。



標識前で本日の爺イ。休憩と軽食。スタートから
1時間27分経過していた。



ゆっくり休んで下山開始で三角点方面に別れの
挨拶。林道跡の捕捉に失敗したら
又、登り返しかな?と思いながら。



西北への下り道は奇麗に伐採されている。一時期、
この道は背丈を越えるような雑草・雑木の道だった
ことを思い出す。



雨水に侵されるのか?小石だけが残ってザラ場を
作っている箇所もありズルズルで歩行は慎重。



どうにか天狗南参道へ繋がる道にぶつかる。踏み跡を
西北に進めば天狗への道、右の窪に突入して赤杭を
追えば長躯して大日影の林道。



この左斜面に林道跡の末端が来ている筈なので
林の中の薄い踏み跡を辿りながら周囲を探索。



だが、それらしきものは一向に見つからない。
断念するのは簡単だかその後始末は大変だ。
それを考えて先の方まで探すと漸く右下に
其れらしき痕跡を発見。しかし、それは断崖の下だ。
仕方なく縁の二本の雑木にぶら下がって飛び降りた。
降りてから眺めたら人工的な石積みなのでもっと
上部で発見していたら楽に降りられた筈。



一安心で林道跡を眺めたらこれが最悪の荒れ道。
永い事人が通っていない感じ。



それでも枯れ枝を払いながら進むと、雪の残る窪の
末端で道が無くなったと見えたが落ち着いて眺めると
際どいUターンをしていた。



雪道は尚も続くが凍結も無くサクサクと小気味よい音。



Uターンから僅か5分でいきなりの舗装路。右には渓流が
流れている。300山の「左岸の林道跡」に合致する。



そこから僅かに10分で南榛名線に出た。この出口は
伐採材の集積所になっていた。



近くに防火用水のドラム缶が二本。丁度良い目印。



駐車場所目指して林道を東進、水場を見たり



立派な筒井沢線との分岐を確認して



下山口から25分掛かって吹き流しに迎えられて
無事に帰着。この分ではもう一度降雪があれば
爺イなどは榛名山域には入れないだろう。



車に乗りかけて一寸登山口を見たら往きに通った時は
無かったはずの竹棒二本で遮断されていた。
往路で出会った四駆の人は矢張り何らかの関係者?



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