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石尊山
安中榛名駅の北に石尊山という僅か 574Mの低山がある。石尊山と言う山名は時折、耳にする。登山で有名なのは浅間山の南にある前山で1.668Mもあるが、浅間が噴火で立ち入り禁止となると同時に、この山も入山禁止となる。浅間山は今も噴火騒ぎが続いているので多分この山も当分行かれない。
昔から日本人は、一神教ではなく、八百万の神々を祭ってきた民族であり、其れ故に諸外国に比べると深刻な宗教対宗教の戦争は起こっていない。勿論、神代の伝説から戦国時代に掛けて、宗教含みの地域戦争は多いがそれはあくまで宗教勢力対政権の戦いが主であった。
この近辺、どの山に登っても、山頂には社殿か石祠があり、山其れ自身が信仰の対象であった事が覗える。例えば、榛名・相馬山は別名を黒髪山といい、山頂に黒髪神社の社があり、登山道では沢山の鳥居をくぐることになるし、麓の榛東村にはその分社がある。天狗山の西嶺には身を斎めよの看板を見た。先日登った角落山の頂上にも実に立派な角落神社があった。
石尊山はもともと巨石信仰の山名であるが、不思議なことにこの名前の山は関東近辺に限られているのと、浅間前山以外は全て500Mから600Mの低山であることである。
記録上は長野 1、群馬 1、栃木 3、茨城 1、千葉 1の7山しかないが、下仁田の鍬柄岳(クワガラ)の様に別名を石尊山と言われているものや、月夜野の三峰山麓の山を石尊山と言うように、地元ではその方が通りが良いと言う隠れ石尊山が多数あるらしい。名前が気になったので天気の良い午後、軽装で出かけた。
里見街道から下秋間カントリーの看板を左折し、峠を越えて自性寺の信号を右折、ローズベイC.Cの前を直進すると安中榛名駅への四つ角に出る。右折して坂を登ると、道は大きく東進し始める。間も無く榛名駅を通過すると、広い道は東南に下がり始めるが、そのまま行けば榛名町であるが信号から北に行く。左に迂回しながら行くと、元助遺跡からのハイキングコースが横切るが、そのまま進み、長岩キャンプ場の分岐のすこし先の左右に石尊山遊歩道の看板があったので、路肩に車を止める。
登山道は右の民家の脇を木の階段で登るようになっている。どうも夏の間、訪れる人が少ないようで、階段は雑草で覆われ、左右から枝が延びて邪魔をしているので歩きにくい。この階段は傾斜に応じて間隔を違えているが、途中の休憩用ベンチを経て約 420段で頂上につく。頂上は広場風でいくつもの石塔が祭られているが、南面の僅かに展望があるだけで、樹木が茂っていて他は見渡せない。頂上標識をカメラに収め、早々に下山する。
この近くに元助遺跡があるので、ついでに寄る事にした。元助遺跡にはここから2.1㌔の林道伝いのコースがあるが、無精をして入り口を車道から探すことにした。
因みにローズベイ経由の道は自宅から25㌔、帰路に使った榛名駅からの里見に抜ける新道経由は新幹線駅用のーに整備された新道で三つの立派なトンネルをくぐって榛名高校の近くで里見街道に合流し自宅まで20㌔であった。高速道路I.Cや新幹線駅が出来ると周辺の交通網は激変するものである。
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安中榛名駅の北に石尊山という僅か 574Mの低山がある。石尊山と言う山名は時折、耳にする。登山で有名なのは浅間山の南にある前山で1.668Mもあるが、浅間が噴火で立ち入り禁止となると同時に、この山も入山禁止となる。浅間山は今も噴火騒ぎが続いているので多分この山も当分行かれない。
昔から日本人は、一神教ではなく、八百万の神々を祭ってきた民族であり、其れ故に諸外国に比べると深刻な宗教対宗教の戦争は起こっていない。勿論、神代の伝説から戦国時代に掛けて、宗教含みの地域戦争は多いがそれはあくまで宗教勢力対政権の戦いが主であった。
この近辺、どの山に登っても、山頂には社殿か石祠があり、山其れ自身が信仰の対象であった事が覗える。例えば、榛名・相馬山は別名を黒髪山といい、山頂に黒髪神社の社があり、登山道では沢山の鳥居をくぐることになるし、麓の榛東村にはその分社がある。天狗山の西嶺には身を斎めよの看板を見た。先日登った角落山の頂上にも実に立派な角落神社があった。
石尊山はもともと巨石信仰の山名であるが、不思議なことにこの名前の山は関東近辺に限られているのと、浅間前山以外は全て500Mから600Mの低山であることである。
記録上は長野 1、群馬 1、栃木 3、茨城 1、千葉 1の7山しかないが、下仁田の鍬柄岳(クワガラ)の様に別名を石尊山と言われているものや、月夜野の三峰山麓の山を石尊山と言うように、地元ではその方が通りが良いと言う隠れ石尊山が多数あるらしい。名前が気になったので天気の良い午後、軽装で出かけた。
里見街道から下秋間カントリーの看板を左折し、峠を越えて自性寺の信号を右折、ローズベイC.Cの前を直進すると安中榛名駅への四つ角に出る。右折して坂を登ると、道は大きく東進し始める。間も無く榛名駅を通過すると、広い道は東南に下がり始めるが、そのまま行けば榛名町であるが信号から北に行く。左に迂回しながら行くと、元助遺跡からのハイキングコースが横切るが、そのまま進み、長岩キャンプ場の分岐のすこし先の左右に石尊山遊歩道の看板があったので、路肩に車を止める。
登山道は右の民家の脇を木の階段で登るようになっている。どうも夏の間、訪れる人が少ないようで、階段は雑草で覆われ、左右から枝が延びて邪魔をしているので歩きにくい。この階段は傾斜に応じて間隔を違えているが、途中の休憩用ベンチを経て約 420段で頂上につく。頂上は広場風でいくつもの石塔が祭られているが、南面の僅かに展望があるだけで、樹木が茂っていて他は見渡せない。頂上標識をカメラに収め、早々に下山する。
この近くに元助遺跡があるので、ついでに寄る事にした。元助遺跡にはここから2.1㌔の林道伝いのコースがあるが、無精をして入り口を車道から探すことにした。
因みにローズベイ経由の道は自宅から25㌔、帰路に使った榛名駅からの里見に抜ける新道経由は新幹線駅用のーに整備された新道で三つの立派なトンネルをくぐって榛名高校の近くで里見街道に合流し自宅まで20㌔であった。高速道路I.Cや新幹線駅が出来ると周辺の交通網は激変するものである。
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