クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

嵩山32・33番観音像探索  H-22-4-21

2010-04-22 07:29:39 | 中之条・小野上・みなかみ・沼田・渋川
そろそろ山の雪も消えた頃なので前回29番まで回った嵩山の
観音像の残りの探索に出掛けた。狙いは山奥の32番と33番だが
先日鬼村低山会の「お~ちゃん」(現・トレランのライオンさん)が到達
した記録が頼り。桜満開のR-35で中之条に向かうが市中から大道峠へのR-53が
大工事中で暫し渋滞。
嵩山駐車場は天気が良いせいか、早くも観光客で一杯だか登山支度の
人は見当たらないので今日も恐らく一人旅。名物の鯉幟(10.34)。



探索のスタートは経塚なので近道の「東登山口」から。



急斜面を切り開いた蛇行道途中から振り返ると榛名連山が正面。



やがて大きく東斜面に回りこむと、丁寧に整備された分岐道、多分
胎内潜りへの道に合流なのかもしれない。



曲がり角に「休み石」、看板が朽ちているので間もなく唯の岩。



立派な道標、ここが胎内潜りへの本道らしい。



間もなく「弥勒穴」への分岐付近から石段が始まるが短足爺イは
歩幅が合わずに一段を二歩の不効率。



後続の二人連れに追い立てられる様に頑張って経塚着(11.10)。



東屋で一服、大天狗に向かう二人を見送ってから、いよいよこの
道標から探索開始。



下り尾根が続くと思っていたら50m程でブチ切れ、左手に大きく
口を開けている急降の窪にテープが見えたのでガレ場に突入。
落ち葉の下はゴロゴロの石ころで歩き難い。



何とか降り切ると次は小沢を渡って対岸へ少し登ってから樹間の
中を進む。やがて大きな下りにかかると右手に雰囲気のある大岩。
多分これが第一目標の「獅子鼻」。



急斜面に接近すると待望の32番発見(11.48)。二体の観音。
N-36-36-51-4 E-138-49-42-6







さて、次に進もうとしたらテープが切れて方向が分からない。
窪の真ん中に居座る大岩の写真を撮っていたら、小さな沢の対岸に
再びテープ発見。良く見ると薄い踏み跡もある。



斜面を等高線に沿って平坦な踏み跡が続くが、やがて大きく左(南)
カーブ、段々せり上がってきていた右の沢の末端に来ると東西尾根に
北から合流して右折(西北)、尾根道はすっきりしていて綺麗。



偶にはこんな岩も。



異常にテープが集中している場所に到達、ゲート状に付けられて
いる様なので多分ここが「池の平」入り口。尾根は前方の
小ピークの方へ尚も綺麗に伸びているがテープは切れている。
だが、折角なので約200m先の突端まで行って見たが何も発見できなくて
元の位置。(12.37)



左斜面にほんの少し降りた所に「西国秩父観音群」、休憩昼食の
合間に一緒に記念撮影。



休みながら斜面の下方を観察すると何やら看板、急いで近づいたら
地蔵尊だつた。




しかし、第二目標の33番観音像も近い筈と更に水の染み出した
沢を下る。そして左手の大岩を振り返ったら発見。





全て完了で帰途につくが、往路で楽に歩けたのは下り気味の
お蔭だったので帰途は殆ど登り返し。年寄りには辛い行程で
カメの様にノロノロ歩き。最後のガレの急登では完全にグロッキー。



漸く長時間を要しながらも経塚に帰着したが予定していた30・31番の
探索はパス。南に榛名、高崎からの眺めの裏側だが雰囲気は
似ている。



此方は東に見える吾妻の山々。



休憩の後、「無常の平」を経て表登山道に回る。



但し中天狗・小天狗の道標は見なかったことにしてパス。この道標から下りにかかる。



膝がガクガクになって漸く下山。登山口には芝桜の花壇(14.50)。



物産店の前に観音群の案内図があつた。これを見てから行けば
もう少し楽が出来たかもしれない。





駐車場の花の所に雀が多数、近づいても逃げる気配なし。



鯉幟のワイヤーの起点のこの岩は「男岩」と言うらしいが
接近する一般ルートはないらしいが何時か基部に行ってみよう。




全歩行距離5k、4時間16分。


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