汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

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2017年09月27日 | みやすけの詩集 販売

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孤独の世界

2017年09月22日 | 愛の詩
繰り返す 同じ時間を 過ごす
ただ直向きに 走り抜けた 走馬灯のような
淡い 季節の移り変わりを感じながら

此処は何処だろう
流した涙 その理由を探して 遁走した あの頃
降り注ぐ そよ風に
その表情は 柔和に綻び 包み込む

まるで 融けてしまいそうな 瞳
ここから更に 飛翔して 消えてしまいたい
あの空に 輝く恒星を目指して
一緒に歩んで行きたくて

煌めく花びら その優しさに
空は穏やかな日和
それでもこの瞳は 淋しさに彩られて

あの星の 遥か先を映す 蜃気楼のような
想い出に懐かれ 幸せに眠る

あなたの囁く声に 張り裂けそう
なんだか淋しくて 傍にいて欲しい

この心 包んでくれる その俯く顔に
重ねた唇 もう二度と 悲しませないで

やっと辿り着いた 此処は 安らぎの場所
だからせめて 塞いで欲しい
無尽に溢れるこの感情を 慰める あなたの唇で

ああ どうして
淋しさが消えないのだろう
言えないよ ねぇ 鮮やかな時間が 暮れなずむ
その瞬間 確かに感じた あなたの哀しみを

言葉にならなくて 沈黙の刹那
あなたは言った 抱き寄せ 声を殺しながら
交わし合う 接吻の最中で 餓えた心 諌めるように

この無尽の感情は とても心地良くて
溶けてしまいそう 例え そこに存在しなくても
分かち合える そんなひと時が この胸が切なさを
ぎゅっと 抱き締めてくれるから

ずっと一緒に居たい
このまま 深く 沈んで行きたい

語り尽くせない 心の綾を 解いてあげるから
ずっと傍にいて そして もっと見せて欲しい
あなたのその淋しさを ううん 泣かないで
もうこれ以上は もう

その胸に秘めたる 色鮮やかな 孤独の世界を
もっと感じていたいから
ねぇ ずっと こうしていさせて
あなたのその淋しさ
もうこれ以上は そう
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夏草の季節

2017年09月21日 | 奇想の詩
降り出した 雨に打たれ 膝を抱えている
傷ついた心 雨音の澱む頃 一人きりの夜が訪れる

憂鬱の影に咲く 花々の沈黙
それは あなたへの黙想 命翳る 花びらの弔い

始まりは いつもそう 落葉の季節の訪れし頃
こうして傍に居られるのは 後どれくらいだろう
降り出した雨に 流れる感情 どうして?
時が流れれば きっともう これ以上は

触れ合えぬ 寂しさへと 融けて行くのに

ねぇ

言葉の覚束ない 闇の奥へと
あなたは逝ってしまった
遺された この場所で 膝を抱えている
夢と現の狭間で 揺蕩う 波の渦巻く 紺碧の世界で

此処は何処?

空へと掛かる虹 訪れし旅立ちの合図
どうして? 一人きり 夜空の下で 明け暮れた
夢を追い掛け 心 慰めた 輝かしき 花々の歌声よ

花葬の焔渦巻く 心象風景
それは憂鬱の影に咲く 花々の沈黙

願いが もし 届くのなら ねぇ
いっそ 抱き締めて せめてもう一度
ほら 星の流れる この地で交わし合った 約束
今ここで 果たしてみせて

憂鬱に咲く この世の絢爛 手を伸ばして
包み込んで どうか この夢から醒めないように
降り止まぬ雨に 打たれ 深く 沈黙する花々

想い出に懐かれながら 眠る
古の教え 永遠の別れを知りながら それでも

もう 二度と この道の途上では
逢えない もどかしさ
二人溶け合い 抱き締め合った
甘い接吻に 絡まる言葉 感情の行くまにまに
無情にも 綻び行く 時の行方を 見た

降り頻る雨に 涙を断たれ 沈黙している
此処は何処? そこは
色鮮やかなる死相の咲き誇る 花々の葬う場所
そうそれは 永遠の道すがら
再び あなたと出逢える 私たちの居場所

光に包まれし 花々の咲き誇る世界
二人の眠る場所

どうか もう一度 この手を握って
空へと伸びる 雲 胸の裡をさらけ出す
それはまるで 果て行く 花々の喧騒のように
それは 散り行く 夏草の季節を終えた 花びらのように
ただ輝かしく あの空を 虹色に染めるから
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