汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

詩 繋がり

2022年06月26日 | 愛の詩

ねぇ

夢の中では いつも


ねぇ

なに気なく 交わした

繋がり 命を吹き込む


ねぇ 指先の感触

忘れないで この道の行くまに

触れ合えぬ 抱えたままの淋しさを


ねぇ

この道の途上 あなたの優しさも

触れ合えず 抱え込んだままの

淋しき 鮮やかなる この世界で


夢を見る

あなたへの言葉

まだ見ぬ 未来への憧憬をも

淋しさも そしてこの温もりも


今はひとつ

鮮やかな 星空の下

震えているの

抱えきれないまま

手を握る事も出来ないで


また会える

震えて 雨の降る夜も

こうして温めてあげる

今はひとり

星の降る夜も あなたへ贈る言葉も

まだ見ぬまに

また 明けていくから




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真夜中の湖に

2021年04月04日 | 愛の詩

雨の上がった 夜には

静かな夢の香り


真夜中の湖に

独り 佇む

ここは黄泉の薫り

揺蕩う あなたと歩む

夢の世界


雨の上がった 夜には

静かに眠る 夢を見ながら


真夜中の湖に


2人 横たわる

ここは黄泉の世界

袂分かつ 永遠の

別れを謳う

愛の世界で


ねぇ 淋しいこの世界で

愛は 月のような

満ち欠けを繰り返すの


夢の光 天照らす

鮮やかな死相


2人照らす

月は 永遠を夢見る

ねぇ どうして

夢半ば 別れへの道は


ねぇ どうして

その指に触れたくて

泣いているの


夢は咲き誇り

黄泉の香りに消えた

あなた捜すの


揺蕩う たゆたう

袂分かつ  たもとわかつ

謳う  うたう

捜す  さがす


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飛翔の痕

2020年05月08日 | 愛の詩

約束していた

今宵もまた 夢の中へと落ちて行く

 

解るはずの無い 

別れ話は いつも突然に

 

笑い 麗かな陽に照らされ

廻る草花のきらめく 景色に彩られて

騒々しい感情に 心ときめく

 

果ての無い

感情の赴くまにまに

和やかなる ひと時は 魔性の微笑み

閃光の散る

鮮やかな 飛翔の痕は

あなたとの恋文に綴られた 筆跡に

 

約束していた

今宵もまた 夢の中へと 

 

焦がれるはずもない

恋つづみの 弾き爪弾く 可憐な瞳に

 

歌い 寄り添う

声音は 緑陽の中で 揺蕩う

射止めた その眼は

艶やかなる 静寂を厭う 花草の旋律

 

いくら待てど 決して触れ合えぬ

心に吹き抜ける間隙に 入れ紛う静寂は

いずれ訪れ来る 恋の終焉

 

約束していた

いずれ訪れる この時間の 終焉に

今宵もまた 夢の中へと 落ちて行く



 

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詩 消えかけた景色

2019年03月26日 | 愛の詩

消えかけた景色
懐かれたまま 沈んで行く

暗い森の中を彷徨って
その心 壊さないように そっと
この胸に包んで 暖める

優しき 刻の移ろいが
滑らかな 相槌を 誘い 心 解きほぐすから

震える 花々の麗しい声音が
未来への憧憬に 呼応するのなら
嘆かわしい 偽りを秘めた その手を
どうか 隠さないで

幽かに揺れた 輝き それは
想い出の中だけで花開く 寂しさのように

消えかけた景色
懐かれたまま 横たわって ずっと
この胸に抱いて 暖めてあげる

優しき刻の流れが
淋しき視線 滑らかな 心地に誘う

鮮やかな花びらの満ちる 揺籃に
手を添えて 暖めた
あの頃の感情は 未だ明かせぬ言の葉に

崩れないで どうか
微かに 感じた心 それは揺れる命の像

優しき 刻の流れが 包む
繋ぐ指 鮮やかな花々の夢に 懐かれて
心を閉ざした
揺れる花びらに 想い隠されし 群像

それは もう二度と 触れ合えない
涙を湛えた瞳 寄り掛かかる 虚しさのように


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詩 そばに居たいのは

2018年10月01日 | 愛の詩



ねぇ いつもそばに居たいのは

この胸の中 流れる 感情に波を打つ
静寂 あと少しの 言葉が 出なくて
もどかしい 身体の線に流れるように
震える その唇に 不意の口づけを

後追いのように 溢れる 涙
この眼に映る あなたの竦む心が
想い描く未来への情景に 消えて

もう 二度と 触れ合えない時が来るから

ねぇ その瞳から 零れ落ちる涙に
影が重なり 沈んで行く あの運命へと
どうして? あなたと いつまでも
触れ合っていたいだけ なのに

ねぇ あなたへの想い 逸らす瞳
思わず 口を塞いで 恥ずかしかったから

この胸の裡を 弾む 感情 ただ揺られて
静寂を引き裂き 流れ込む
あなたのその涙を この手に見せてみて
論う 邪な気持ちなんて無いから さぁ

逸らす眼に 過ぎる不安の徴を
どうか忘れないで
そう あなたはもう二度と出逢う事の無い
永遠に この旅路を行く から

ねぇ あなたへの 言葉 見つからず
思わず 唇を塞いで 確かめた

もう これ以上 繰り返したりはしない
この道を行く あの先で待ってるから

竦む すくむ
論う あげつらう
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この世界に堕とされて

2018年04月23日 | 愛の詩


もしも ねぇ こんな夜には
明けないはずの空に 願いを込めて
眠れない時間だけが
澱みなく透き通って行くのは そう
やがて眠りに落ちて行く
そんなひと時を待っているから

もしも こんな夜には
ねぇ 想像もしなかった未来への
憧憬ばかりが膨らんで行くけど
そう この胸の内には
色鮮やかな 花々の咲き誇る場所がある

それはまるで海原のような
遠く しんみりとした 夢心地

揺れるあなたの影に
そっと口づけを 相対する互いの景色が
ほら こんなにも憂鬱な響き
仄めかしてしまうから

もしも こんな夜には そう
星の流れる光景が燦々と揺れて
見つめ合う その一瞬の彼方に
この世の切なさを想う
大切なあなたを抱き締める
この限りの無い優しさの中で 眠る時を

揺れた 花々の影が
狼狽えた心の移り変わりを見ているようで
ねぇ どうして あなたは
そんなに優しい瞳をしているの?

木漏れ日のように さんざめく
この心の移り変わりが なんだか怖くて
もう離したくはない
と 願いを込めた 筈の赤裸々な告白なんて
期待してないから...

だから ほら
こうして華やいだ この花々の咲き満ちる
世界に堕とされて 出逢ったのは
きっと... そう
見つめ合う 一瞬の その彼方に
この世の切なさを 確かめる あなたへの想い
だったのかな..


狼狽える うろたえる
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英語の詩 a Petals

2018年04月10日 | 愛の詩



This Poem Title : a Petals

It was a small signal, so it’s too small to dim.
A petal, it’s the moment what about of the bloomed.

So it’s like an one moments where to flowing on river.
But, flowers had ever been to holding the shapes,
in fact of the by “faster than anything”,
everything is become in heartless place ever.

Still, flowers are blooming, because to tied a fates.
It’s look like a pieces how to spilling,
from the one memory,
so, it among from small gaps great many.

Yet, it has been blooming,
while to shining a many pieces becoming.
Pray the wishes about for an anyone to given.

And, a petals were fallen how to describing an arc.
So while to held softly, it will through a some times.

End of all are by many petals when of a death already.
While wearing a brilliant day,
it’s waiting a just in season comes again.


日本語訳

タイトル : 花びら

それは とても小さなサインだった
そう あまりにも幽かなもの
花びらよ それは花開く瞬間に

そう それは川を揺蕩う瞬間のような
しかし 何ものよりも早く過ぎ去って行く 現実の最中
花々はかつて その姿を保っていた
すべてが 無情なる世界へと なって行くなかで

ただ花々が咲き誇るのは、運命に翻弄されたから
それはまるで、無数の小さな隙間から
零れ落ちた記憶の かけらのように

いまだに それは
輝かしいかけらとなっている間も
咲き続けている
誰かにこの願いが届くことを祈りながら

そして花びらは 円弧を描きながら 散って行く
そう 優しく包まれながら 時間を渡って行くだろう

すべての終りは 命を終えた たくさんの花びらに
華々しい時をまといながら
再びあの季節が舞い戻ってくるのを 待っているから
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英語の詩 The River

2018年04月10日 | 愛の詩



The River had been to disappeared,
and more than, so must be the fate, It’s disappear.

In river on the surface,
fire works it sparkling any.
In the night, the moon shadow’s blooming.
And, on the sky, being darken already.

round and around...
around and round... It was disappearing at them.

becoming in the dim for everything,
it’s meaning just like a “too long to far”.
Shadow behind river, for the everything.

It paces slow and slowed,
and so the signal is vibrated,
really so really, just in small scale it’s ever doing.

And them, I caught your hand.
Suddenly, comes signal from water surface,
whose anyone had given.

It invited into the yonder of The River.
So it’s, with the conflation of everything.

round and around... and so it’s going ever.
around and round... It was disappearing,
and it be nothing at them, everything, and so more.

The River had ever been disappearing...
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満開の季節

2018年04月02日 | 愛の詩



吹き抜ける風
手を当てる せせらぐ河の声に

踊る河面に 一入の感情
入り混じる 玉石混淆の涙の跡
一途な想いよ 風に馳せて
不惑な瞳 空を仰ぎ見る

短し季節の行く末に
訪れし 暗黙の日々
蠱惑の色 ちらつかせ 身体重ねる
想い鎮む 非実の 感情を委ねた

それはまるで 蜉蝣のような
胡乱な恋に溺れた 暁の空に

瞳逸らし 懇願の人
焦らす 想い強張る 暗黙の日々に
身体重ねる 揚々の一時を

どうか 酩酊の瞳を向けないで
走馬灯の瞬間 満開の花々が弾け散る
あわよくば あなたとの満潮の季節を
分かち合いたいから

瞳逸らし 懇願の人よ
焦らし 想い強張る 日々の暗黙の中で
身体重ねるだけの 時間は
空しいだけの戯れ

どうか酩酊の瞳を 向けないで
花びらが散る 走馬灯の最中
満開の時が 終わる
あわよくば あなたとの満潮の一時を
感じ合っていたかった から

あなたとの 満開の季節
抱き締めていて欲しかったから
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小さな嘘

2018年01月15日 | 愛の詩
静まり返った 水辺
見上げた夜空には 羽ばたく幽玄の星々
手繰り寄せた 小舟に写るは 琥珀の月影
降り注ぐ風に揺れ 葉は揺籃のよう

ねぇ 震えているの?
不可思議な夢の中で 積もるもの
あなたは一体どれだけの気持ちを
抱えたままで居るの?
吹き過ぎる風 煽られし花びらに
あの夜空は きっと

静まり返った水辺に 独り
見上げた夜空には そう
絶え間なく 星間の息吹きは 廻り きっと
まるで包まれているような心地に
堕ちて行くから

ねぇ 震えているの?
あなたは一体 どれだけの言葉を
かけてくれたの?
そう 悩ましげな瞳の奥
その分かり易い 小さな嘘が 可愛くて

ねぇ どうして?
このままのあなたでいて欲しいから
もっと近くで その声を聴かせて?

静まり返った水辺に 独り
煌めく星々の鼓動を聴いている

ねぇ 震えているの?
瞬く間に 消えて行く
あの星のように そう
ただ生きることに耐えられなくて
あなたに寄り添うの

あの雨の降る夜に 添えた手が
なんだか切なくて
温かい感触の その優しさに上手く
甘えられなくて 淋しかったから

まるで夢みたいに 流れる時間が
穏やかな眠りを誘うのは そう
あなたの胸の中で いつまでも
たくさんの想いに包まれて居るから

ねぇ どうして?
それでも 叶わぬ運命に 導かれて
ずっと眠っているから ねぇ
あの星空が 輝いている限り 永遠に
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