この季節に咲いた 花は哀愁を奏でる
美しく 重なり合う 身体 それは愛を奏で合う
唇の熱い想いは 遺された情熱
悲しい記憶が舞い散る あの季節は晩秋を迎えた頃
その柔らかな風に吹かれ 涙を流した
幾度となく 花は枯れ 旋律を奏でた
寵愛を欲する その悩ましげな瞳の影に
幾つもの愛の残骸が浮かび上がる
この手を握り 限り無ない愛を誓う
この歓びは 風の中で舞う 葉のような心地
唇が奏で合う 言葉に いつまでも寄り添う
あの季節の流れの中で あなたは不意に消える
この強く願う感情は 揺るぎの無い 愛に誓う