汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 歩

2008年08月30日 | 初期中期の詩

時間は残酷だ

宿命もまた残酷だ

僕が受けたこれらを

越えられない壁を

これからも歩んでく
コメント

みやすけの詩 問い

2008年08月30日 | 初期中期の詩

自分の存在の理由を問う声が聞こえる
手をかざせば風のそよ吹きを感じ
顔を上げれば見える満天の星空も
耳を澄ませばみんなの笑い声が聞こえるのに
皆顔を俯けて苦しんでる

自分がここにいる理由は分からない
けど、自分がもし消えてなくなってしまっても
この世界はこの世界であり続ける
僕がいなかったこれまでの137億年間の時間も
確かに存在していたのだから
コメント

みやすけの詩 場

2008年08月30日 | 初期中期の詩
涼しい夜
笑いや喜声の入り乱れる今
蚊がまだうろついて
刺される僕は、蚊を潰し
自然界の恐ろしさを教える
コメント (2)

みやすけの詩 あなた

2008年08月28日 | 初期中期の詩

一緒に泣いたあの時も
一緒に過ごしたあの思い出
僕はあなたとのたわいもなかった
談笑を今でも覚えているよ

この世界のどこかにいるあなたとの繋がりを
今でも感じているよ

元気に手を振って別れた
あの下町の公園に
今は子供達が喜声を上げて遊んでいるよ

そして
僕らの繋がりは幻ではなかったんだよ
コメント (4)

みやすけの詩 同じ

2008年08月28日 | 初期中期の詩

一緒に帰ろう?
一緒に帰ったら夕飯でもつくろうよ
日が沈まないうちに、さあ

僕らは元は一つだったんだよね
僕らは似たもの同士
遺伝子も一緒
ほうら、心も関連しあってる

一緒に帰ろう?
僕らは今ここで生きているんだ
コメント (2)

みやすけの詩 ホウヨウ

2008年08月27日 | 初期中期の詩

互いの顔も分からず
本当の愛を探し求める

包まれるあの感じ
見た目のホウヨウ
そして心との抱擁

私は探し求める

どこかに必ずあるはずだと
コメント (2)

みやすけの詩 朝焼け

2008年08月27日 | 初期中期の詩

朝焼け美しく

運河を通る船は今日も早出

今まで寝苦しかった熱帯夜は過ぎて

初秋の涼しさを肌身に感じる
コメント (2)

みやすけの詩 カナブン

2008年08月25日 | 初期中期の詩
自転車ころがす昼時

一匹のカナブンの揺れる尻に

何か不思議な一体感と

生命への疑問が交差する
コメント (5)

みやすけの詩 期待

2008年08月23日 | 初期中期の詩
雲の形が変わってきたような感じ

乾いた涼しい風が町を覆い尽くす

枯草の薫りが電車を降りたらしてきた

今年の秋はどんな立派ないわし雲が見られるのだろう

コメント

みやすけの詩 雨の朝

2008年08月23日 | 初期中期の詩
雨降る朝

しとしと流れる雨水は

肌寒い朝をリアルにする

しとしと流れる雨水が

気温を下げていく

真夏の夜とは打って変わって

また訪れた秋の季節は

僕の心と体を落ち着かせてくれる
コメント (4)