約束していた
今宵もまた 夢の中へと落ちて行く
解るはずの無い
別れ話は いつも突然に
笑い 麗かな陽に照らされ
廻る草花のきらめく 景色に彩られて
騒々しい感情に 心ときめく
果ての無い
感情の赴くまにまに
和やかなる ひと時は 魔性の微笑み
閃光の散る
鮮やかな 飛翔の痕は
あなたとの恋文に綴られた 筆跡に
約束していた
今宵もまた 夢の中へと
焦がれるはずもない
恋つづみの 弾き爪弾く 可憐な瞳に
歌い 寄り添う
声音は 緑陽の中で 揺蕩う
射止めた その眼は
艶やかなる 静寂を厭う 花草の旋律
いくら待てど 決して触れ合えぬ
心に吹き抜ける間隙に 入れ紛う静寂は
いずれ訪れ来る 恋の終焉
約束していた
いずれ訪れる この時間の 終焉に
今宵もまた 夢の中へと 落ちて行く
ありがとう😊