渦巻く炎に呑まれ 忘れ去られた楽園が 蘇る
精神の抑揚に 踊らされた 悲しみ
傷跡が物語るのは 血の哀惜 崩れ行く城
愛と夢のせめぎ合う感情に 琥珀の月が灯る
散る花弁の 静寂なる途の果てへ
強く抱きしめ 愛を契る あなたは 災厄の道連れに
消えない想いは 炎の揺らめき 手を取り合い 心は犇めき
やがて 艶やかな愛を知る
心の奥底は まだ覚悟を決められず
予期せぬ 罪の鼓動を聴く 最愛のままに散り
その叫びに掻き消える 瞳の輝きを
暗い海に漂う 寂しさも 一刻の傷跡を残す