僅かな吐息 その痛みの中の恍惚
幸福を信じて 歩んで来た道のり
静寂が支配する 吹雪は光りの中で散る
散漫と散らばって行く 星のような静けさに
幾つもの死と生が織り成す
いつまでも この愛を信じて
何処までも深い生命に溢れた 泉で泳ぐ
燦然と輝く 星の瞬きは
いつまでも忘れない あなたの唇の哀愁
冷たい頬を 擦り合い わずかな温もりを探した
見つめ合うその瞳が 逸脱を恐れ
その冷たい手に 無数の蛆が集る
見つめ合う瞳は 焼かれる身体の 死の甘い香り
あなたはさめざめと流す その涙の訳を探す
偽りは遠くの海原に 蜃気楼を映し出す
あなたは泣き 私の唇を奪い 潤しい瞳で見つめる