汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 ジムノぺディ

2009年01月28日 | 初期中期の詩
波に揺られて
どこまでも遠く

あなたと一緒に
どこまでも遠く

見渡す限りの大海原
町の喧騒など
今は忘れよう

波に揺られてどこまでも
あなたと一緒にどこまでも

見渡す限りの大海原
日ごろの悲しみなど
今は忘れよう

こうして流れるままに
あなたと
どこまでも行こう

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サティのジムノぺディをイメージしました。
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みやすけの詩 歩く

2009年01月27日 | 初期中期の詩

寒さが身にしみて
かじかむ掌を見つめれば
寒さの中
悲しげな裸の木

上を見ればぽつんと
明るく輝く金星の星

歩いて
どこかしらに向かうのではなく
ゆっくりと
お菓子をつまみながら

先を気にせず
今を信じて
歩いていく

ずっと
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みやすけの詩 生命の調べ

2009年01月21日 | 初期中期の詩

周りに共鳴していく哀愁の調べは
これからも続く永遠の安らぎの中で結ぶ

宇宙に点在する星々を見上げ
一人の生命が放つ旋律は
この世界へと染みわたっていくのだろう


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森山直太朗さんの歌声を聴いて感動したので、作ってみました。

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みやすけの詩 夕方の空

2009年01月19日 | 初期中期の詩
空はふっくらとした朱色になり
今日一日の出来事は
ずっと向こうの地平線まで流れていく

太陽の光も柔らかく
彼の周りの光放つオーラに
明日の希望を託してみる

空気は温度を下げ
静かな夜に包まれる
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みやすけの詩 雪化粧 

2009年01月19日 | 初期中期の詩

辺り一面は銀色の世界
降りしきる雪の感傷さ

染みわたっていく
そっと、ゆっくりと
そして僕を包み込んだ

やさしさはふつふつと
まるで、湧いてくる泉のように

銀色の世界
僕はひとり顔を上げ
安らかな時を感じる

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みやすけの詩 Melodies

2009年01月17日 | 初期中期の詩

夜は闇を拡げ
辺りを覆い尽くす

私は
無限に拡がった
色のない眠りの世界へと落ちていく

そのやすらぎの中で
私の体は形を失い

ほのかな揺らぎの中へ
溶けていく


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この詩も、サティの曲の感想の詩です。
それにしても、この頃は寒いですね('д`)=3
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みやすけの詩 刹那

2009年01月16日 | 初期中期の詩

想像の世界で旅をする夢心地
ゆらゆらと空に漂いながら
次へと流れていくのだろう

自分が存在する理由など
崩れ落ちる砂山の刹那のように
そして自分自身も崩れ落ちる
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みやすけの詩 宿命

2009年01月16日 | 初期中期の詩



本当は何も存在しない
見る夢想の中に
生き続ける宿命に翻弄され
日々苦しめられている

大空に向かって詠い続けていても
幻想に抱きついて
涙を流しているだけなのか
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みやすけの詩 Gnossienne

2009年01月13日 | 初期中期の詩

夜は深い闇の中へ移行する
あなたは今夜も現れた
妖艶な美を前に
私は深い闇の中で悶絶する

そして私は絶叫する
あなたは私をまろやかな夢心地へと
墜落させたのだと

夜は艶やかな闇をまとい
私の苦しみを一層、際立たせる


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今日はもう詩を三つも書いていますね。
今回のこの詩は、サティの「Gnossienne」というピアノの曲の感想みたいな詩です。

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みやすけの詩 自然

2009年01月13日 | 初期中期の詩



全ては言葉
全ては誤ち
全ては虚構のうちに

空を見よ
海を見よ
そして雲を見よ

その全ては自然の意のままに
気ままなその心情

そしてこうして書く言葉は
その中の一つでありたい

果たして
そんな事が許されるのであろうか
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