汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

この世界に堕とされて

2018年04月23日 | 愛の詩


もしも ねぇ こんな夜には
明けないはずの空に 願いを込めて
眠れない時間だけが
澱みなく透き通って行くのは そう
やがて眠りに落ちて行く
そんなひと時を待っているから

もしも こんな夜には
ねぇ 想像もしなかった未来への
憧憬ばかりが膨らんで行くけど
そう この胸の内には
色鮮やかな 花々の咲き誇る場所がある

それはまるで海原のような
遠く しんみりとした 夢心地

揺れるあなたの影に
そっと口づけを 相対する互いの景色が
ほら こんなにも憂鬱な響き
仄めかしてしまうから

もしも こんな夜には そう
星の流れる光景が燦々と揺れて
見つめ合う その一瞬の彼方に
この世の切なさを想う
大切なあなたを抱き締める
この限りの無い優しさの中で 眠る時を

揺れた 花々の影が
狼狽えた心の移り変わりを見ているようで
ねぇ どうして あなたは
そんなに優しい瞳をしているの?

木漏れ日のように さんざめく
この心の移り変わりが なんだか怖くて
もう離したくはない
と 願いを込めた 筈の赤裸々な告白なんて
期待してないから...

だから ほら
こうして華やいだ この花々の咲き満ちる
世界に堕とされて 出逢ったのは
きっと... そう
見つめ合う 一瞬の その彼方に
この世の切なさを 確かめる あなたへの想い
だったのかな..


狼狽える うろたえる
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祝 みやすけの詩NOTEデビュー!!

2018年04月17日 | みやすけの詩集 販売

https://note.mu/gooyuusuke821

NOTEにて、みやすけの渾身の詩を公開しています。

良かったら、ぜひ!

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英語の詩 a Petals

2018年04月10日 | 愛の詩



This Poem Title : a Petals

It was a small signal, so it’s too small to dim.
A petal, it’s the moment what about of the bloomed.

So it’s like an one moments where to flowing on river.
But, flowers had ever been to holding the shapes,
in fact of the by “faster than anything”,
everything is become in heartless place ever.

Still, flowers are blooming, because to tied a fates.
It’s look like a pieces how to spilling,
from the one memory,
so, it among from small gaps great many.

Yet, it has been blooming,
while to shining a many pieces becoming.
Pray the wishes about for an anyone to given.

And, a petals were fallen how to describing an arc.
So while to held softly, it will through a some times.

End of all are by many petals when of a death already.
While wearing a brilliant day,
it’s waiting a just in season comes again.


日本語訳

タイトル : 花びら

それは とても小さなサインだった
そう あまりにも幽かなもの
花びらよ それは花開く瞬間に

そう それは川を揺蕩う瞬間のような
しかし 何ものよりも早く過ぎ去って行く 現実の最中
花々はかつて その姿を保っていた
すべてが 無情なる世界へと なって行くなかで

ただ花々が咲き誇るのは、運命に翻弄されたから
それはまるで、無数の小さな隙間から
零れ落ちた記憶の かけらのように

いまだに それは
輝かしいかけらとなっている間も
咲き続けている
誰かにこの願いが届くことを祈りながら

そして花びらは 円弧を描きながら 散って行く
そう 優しく包まれながら 時間を渡って行くだろう

すべての終りは 命を終えた たくさんの花びらに
華々しい時をまといながら
再びあの季節が舞い戻ってくるのを 待っているから
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英語の詩 The River

2018年04月10日 | 愛の詩



The River had been to disappeared,
and more than, so must be the fate, It’s disappear.

In river on the surface,
fire works it sparkling any.
In the night, the moon shadow’s blooming.
And, on the sky, being darken already.

round and around...
around and round... It was disappearing at them.

becoming in the dim for everything,
it’s meaning just like a “too long to far”.
Shadow behind river, for the everything.

It paces slow and slowed,
and so the signal is vibrated,
really so really, just in small scale it’s ever doing.

And them, I caught your hand.
Suddenly, comes signal from water surface,
whose anyone had given.

It invited into the yonder of The River.
So it’s, with the conflation of everything.

round and around... and so it’s going ever.
around and round... It was disappearing,
and it be nothing at them, everything, and so more.

The River had ever been disappearing...
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満開の季節

2018年04月02日 | 愛の詩



吹き抜ける風
手を当てる せせらぐ河の声に

踊る河面に 一入の感情
入り混じる 玉石混淆の涙の跡
一途な想いよ 風に馳せて
不惑な瞳 空を仰ぎ見る

短し季節の行く末に
訪れし 暗黙の日々
蠱惑の色 ちらつかせ 身体重ねる
想い鎮む 非実の 感情を委ねた

それはまるで 蜉蝣のような
胡乱な恋に溺れた 暁の空に

瞳逸らし 懇願の人
焦らす 想い強張る 暗黙の日々に
身体重ねる 揚々の一時を

どうか 酩酊の瞳を向けないで
走馬灯の瞬間 満開の花々が弾け散る
あわよくば あなたとの満潮の季節を
分かち合いたいから

瞳逸らし 懇願の人よ
焦らし 想い強張る 日々の暗黙の中で
身体重ねるだけの 時間は
空しいだけの戯れ

どうか酩酊の瞳を 向けないで
花びらが散る 走馬灯の最中
満開の時が 終わる
あわよくば あなたとの満潮の一時を
感じ合っていたかった から

あなたとの 満開の季節
抱き締めていて欲しかったから
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