汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩

2011年06月29日 | 初期中期の詩
夜空に浮かぶ 夢は遠い渚の音のように
手を振ってさよならを云う あなたの姿が愛しい
旅を行くひな鳥は 不安の中を泳いでいる
繰り返す生命を想うなら いっそ 無の中に還りたい
絶望と幻想が入り混じる 愛は綻びを見せる
どうしてあなたは 私を愛してくれるの?
薄闇に浮かぶ花は 儚さの中に息絶える

いつでもこうして 並んで座っていることが
生きることに対する 慰めになっているのに

これからを生きる幼子を抱いて 涙を流している
まるで死に急ぐ花のように 枯れてはまた戻って
来ることを願っている 赤い月が 心を動かす
どこか源を目指す 鳥の群れは もう一人ではないから
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みやすけの唄 非情の愛

2011年06月27日 | 歌詞
燃えるような恋情に 苛まれた日々
今はないと嘆く事も出来ずに
過ぎ去った過去を感じる 時間が虚しい

あなたが最後に云った 言葉がやけに優しくて
涙を流した そこには愛は もうないのに
一人で旅路を行く あなたの背中が どこか重く

あなたが言った 愛は疲れると
私は背中を見つめる 幼気な少女のように
神様を信じていた頃は 何もかもが新鮮で
愛することだけを 生きがいにしていた

これ以上は傷つくから 愛は終わったの
あなたが最後の恋人になっても
決して後悔はしない 虚しいだけなの

あなたと一緒に居たこと 寂しさばかりが満ちる
涙を流した それぞれが行く 場所がある
二人で旅路を行く 愛の枯渇で 見えなくなる

あなたが云った 別れは永遠に
私はどうすることも 出来ず 手を離した後悔
強張る手が震えるのを ただ 抑えられないでいたの
愛することだけが 生きがいだったのに…

あなたが言った 愛は疲れると
私は背中を見つめる 幼気な少女のように
神様を信じていた頃は 何もかもが新鮮で
愛することだけを 生きがいにしていた
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みやすけの詩

2011年06月25日 | 初期中期の詩
街通りの景色 現実から乖離した心地
あの日考えていた 生きる意味の消失
心地良さも 感傷へと 季節は終わる

窓の外へと 手を伸ばす
風を感じたいと 焦る心が醜い
蒼く晴れた空の下で 寄せては返す命の涙

悪い運命に従って 絶えざる航海を
潮の流れに沿って 何処までも行こう
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みやすけの詩

2011年06月24日 | 初期中期の詩
壊れそうな 貝殻を持って
波打ち際の小さな明かりを見つめる

何も聞こえない 暗闇の中
手の先に感じる 生暖かい生命の感触
すべてが嘘の固まり 宇宙を横切っていく

波が打ち寄せる 静かな愉しみを想う
ふとした感傷に包まれる 呼吸が止まる
周りは夜の沈黙に閉ざされている

星が空に奇想をばら撒く
その間を縫うように 流れる風が冷たい
あなたはここで死を想うだろう
それは漆黒に抱かれた天の声
そこでは縛られた感情が蠢いている
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みやすけの唄 導 ~しるべ~

2011年06月23日 | 歌詞
還らないといけないと
手を振って涙を流した
別れが辛くて 手を放したくなかった
それでも見せないと 一人で大丈夫だから

強さもままならないまま
運命は西へと傾く

この行列の先には 消えたあなたの面影
循環しては 寄せて返す 波のように
いつまでも一緒に居よう?
叶わないと解りながら 赦してくれそうもない

生き返る場所を探して
水の中で待っていた
あなたがくれたもの 愛するという哀しみ
それでも行かなくちゃ 一人で大丈夫だから

弱さを隠したままでは
宿命は受け継がれるから

瞬間の美しさ 泣き疲れ眠った夜
すべては終わりの 儚さに満ちた 愛の導(しるべ)
またいつか逢えるといいね
振り向きもしなかった事を 昨日のように想い出す
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みやすけの唄 失恋歌

2011年06月23日 | 歌詞
これ以上触れないで 愛が息を吹き返すから
見つめないで ただ 一緒に居たかった

あの場所には 二人 もがいた跡が
濃紺の空には 星が光る 居場所もないのに
あなたの形跡だけが 私の 慰めだから

もう赦して あなたのせいよ
こんなに苦しいの 感情は消えない

もう二度と逢えないと 泣いても戻ってこないから
云わないで もう 声を聴きたくない

あなたの事 もっと 愛していたい
叶わぬ願いを 聞いてほしい 泣きたくないから
私を残して去って どうして どうしてなの?

あの場所には 二人 もがいた跡が
濃紺の空には 星が光る 居場所もないのに
あなたの形跡だけが 私の 慰めだから

見当たらない あなたの影が
奇想に囚われて 引きずる終焉を

これ以上触れないで 愛が息を吹き返すから
見つめないで ただ 一緒に居たかった
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みやすけの詩

2011年06月22日 | 初期中期の詩
風が冷たいと 感じている
幼い心を背負い 時を流離う

切ないモノが好き 怖いのに
哀しい歌を歌う 自分が見えない

淋しさを発したくて 手を伸ばす
絡みつく感情の 感触が 更に追い詰める

追い求めるが故に 孤独になるのなら
手放したくなる 自分の姿を 現実を

寄せては返す 波のように
儚い調べが 心を打つ

何も無い所から 伸びるダイヤモンドは
孤独に震えて 涙を流している
押し寄せる風の音が 狂気に変わる そんな時
姿を眩ました 影が嗤っている
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みやすけの詩

2011年06月22日 | 初期中期の詩
雫の音が聞こえる
宙を舞う 言葉が 僕に降りかかる

反乱する水を 肩で感じて
中心へと堕ちて行く 快楽を背負って

光を受け止めて 流れの中に身を置く
きっと昇るだろう 陽は溜息を吐く

誰かが 僕の頭を襲う
身体中に感じる 違和感は本物か?

陥れられる 危険が怖い
一生懸命に逃げても それは追いかけて来る
自分の幻像と一緒に
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みやすけの唄 求愛の言葉

2011年06月22日 | 歌詞
宇宙を感じた とても惨めだった
夜の世界が 魅力的なのは そこに死を想うから

二人の蒼白な顔が 闇を照らす
そこに幸せ噛み締めて 夢想は儚く

この寂しさを 何処へ 向ければいいの?
誰かが傍に居てくれないのに 頑張れないよ
それでも待っている あなたがくれる 「愛してる」を

この胸の中は ただカラのままで
塞いだ心が 冷たいのは 空を求めているから

華奢な身体が求めてる 優しさの意味
あなたを想うその事が 苦しめるのに

いつか時が 経てば 報われるのかな?
この辛い感情を持て余して 不安なんだよ
やがて消え行くのに 何が幸せか 解らないよ

あなたとなら この先も 安心だから
ねぇ 離さないで この手を離さないで
これからを信じる 力を 私にください

愛してる…

この寂しさを 何処へ 向ければいいの?
誰かが傍に居てくれないのに 頑張れないよ
それでも待っている あなたがくれる 「愛してる」を

いつか時が 経てば 報われるのかな?
この辛い感情を持て余して 不安なんだよ
やがて消え行くのに 何が幸せか 解らないよ
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みやすけの唄 涙の訳

2011年06月21日 | 歌詞
一人にしないで 傍にいて
外を流れる時が 融けてしまう

もう二度と あなたを抱けない
心に疼く 感傷は 雪のように

繰り返された 傷つけ合う 悲しみよ
私を見捨てないで 膝を抱え 震える
どうしても 涙が出る そんな夜に

こうして話して 笑い合って
私が望むのはね あなた自身

もう二度と 言わないでほしい
心が痛い この気持ち あなたを想う

共に歩む道に 交わした愛を 見失い
あなたは去ろうとする 私を置いて 遠くに
それでも 消えないよ 愛の形は

繰り返された 傷つけ合う 悲しみよ
私を見捨てないで 膝を抱え 震える
時は移ろう この想いは 消えないでほしい



とある友人に贈る…
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