汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 青い記憶

2008年06月30日 | 初期中期の詩

いつかの夢に出てきたような
この頃の僕を思い出す

青い草原を走る僕らは両手をつなぎ
顔を合わせ微笑んだ
雲は大きく成長していき
五月の空に
これからの季節を思い巡らせた

あれからというもの
僕らは成長した

遠いあの日の記憶は
今は夢の中
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みやすけの詩 オレンジ

2008年06月30日 | 初期中期の詩

夕顔が咲き
子供達の戯れの声
初夏の夕暮れの涼しさに
赤く染まる僕の体
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みやすけの詩 風

2008年06月26日 | 初期中期の詩
風はどこから来るの
今この地点より遥か遠くから
大気の波が押し寄せる

この場所を超え
より遠くへ目指す彼らに
自分なんか見えてないのだろう
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みやすけの詩 夏思い

2008年06月26日 | 初期中期の詩
濃青色の夏の夜
香る線香の風が吹き
季節の風情に酔いしぐれ

かの思い出の椅子に座り
今宵の思索に思いをめぐらせる
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みやすけの詩 蓄え

2008年06月22日 | 初期中期の詩

冬が来る
足取り軽く、今年もまた
眠る季節に人影はまばら
私も心がうとうと

雪がちらつく午後の日頃
町の白化に家の明かりがちらちらと

春へのエネルギーを蓄えるこの季節

今はまだ皆夢の中
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みやすけの詩 広がる

2008年06月22日 | 初期中期の詩

遥か遠くで
あなたは今何をしていますか
太陽が昇る一日の始まりに
何を思いますか

あたり一面に広がる大海に
今日もあなたへの思いを風に乗せておきました
届いたでしょうか

地球が永遠の象徴の円の形に見えるように
私達の思いもまた
そういう形を成していくでしょうか

永遠というのは贅沢でしょうか
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みやすけの詩 悠々

2008年06月20日 | 初期中期の詩

木の葉が落ちる夕日暮れ
ベンチの隣の席にキミの横顔
チェロの音色にときを感じ
悠々自適の心情に
まぶたが閉じ
深く感じる

秋の季節に今年もまた
終わりを迎える
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みやすけの文

2008年06月19日 | 初期中期の詩
僕はアイツにあった
いいや、アイツはアイツとは違う
ただ、僕はアイツに会いたいだけだ
アイツに合わせろ
アイツに合わせろ

僕はドアを開け古めかしい机の前にある
小さないすの下にあるコインを取った

時の流れは速かった
午前一時に道路の上で雄叫びを上げる
「ふー!ふー!ふー!ファーファーファー!!」

新しい記憶は古い記憶を塗り変える
旅人は地図を持って家に帰った
交差点を右、左、右、左、左、左、右、左、右、右、右、真っ直ぐ…

あそこの枯れ木を切り落とせ

ポツンと佇む僕は泣くばかり
悔しい!
悔しい!!!
みんなどっかいけ!私を見捨てないで
さっさと死ね!!僕は寂しいんだ

心の底から湧き上がる感情は
大阪湾の海の水

川の流れに身を任すこと20年
体は腐り、木が生え、実をつける、鳥が食べ、空を飛び、糞をする、
やがて芽を出すだろう…

「お前さんはそれでよかったのだ」
「そうだろ?」
「お前は何も知らないだろ」
「だまってろ」

優柔不断だったんだよ
悪かった
ごめん!
ごめんってば!!!!
ホントゴメン…
何も心配かけたくなかった
誰にも迷惑かけたくなかった
ゆるして・・・

1,2,3,4,5、
太陽が出てきた

あなたの顔はそんなのだったんですね
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みやすけの詩 旅

2008年06月17日 | 初期中期の詩

道行く旅人
過去、今への道は
険しかったか?
それはこれからも険しいのか?

絶望と希望の
揺れ動く心情に
心は強くなったか?

未来は明るいか?

道はこれからも続くのか?

十分に飯を食えよ
そうしないと途中でへこたれるぞ

己の未来に
幸福はあるのか?
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みやすけの詩 思い出

2008年06月14日 | 初期中期の詩

僕とは違う生物

共に遊び

共にふざけあい

共に学び

大きくなってまた再会したならば
君はもう大人になった

あの笑い話も

今は昔に
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