健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ギリシャ財政危機

2010-05-07 06:48:06 | 日記
ギリシャの財政悪化による影響が拡大しています。ユーロ安に加えて、世界的な株安。もちろん、ギリシャ国内ではデモが続くなど、国内問題としてもその収拾をどうするのか大きな問題となっていることが連日報道されています。この問題は、ギリシャの政権は国民受けする政策を掲げていたそうです。その結果、財政赤字が膨らんでいたのですが、EUに加盟してユーロを導入する際に、こうした財務状況を改ざんして虚偽の財政状況を発表していたことによるものだったと思います。政権交代によりその虚偽が表面化し、ギリシャの信用が失墜してしまい、ギリシャ国債が暴落。一気に、財政危機に陥ったというものだったかと思います。もともとは、収入がないのに無理に国民受けする政策を実施してきたことに問題があると考えられます。そこで、我が国日本を考えると、まさにギリシャ化しているような気がしてなりません。財政赤字を隠すということはしないと思いますが、財政赤字が膨らんでいくのは間違いありません。ギリシャの財政赤字のレベルは、日本に比べれば圧倒的に少ないのにこうした問題が起きました。日本の財政赤字のレベルは非常に高く、いつギリシャのように財政危機におちいってもおかしくない状況だと思います。今の日本を支えているのは、国民の貯蓄であるとも言われています。でも、貯蓄残高を国債残高が上回るのは時間の問題だと思います。とにかく、財政赤字を少しでも減らすような努力を今すぐに実施しないと・・・・・。そう考えると子ども手当や戸別補償は・・・・・・。国の財政危機について実際どうなるかイメージを持てなかった方が多かったと思いますが、実際に目の当たりにしてどうでしょう。これでも、子ども手当が必要でしょうか?戸別補償が必要でしょうか?今、考えるべき時期だと思います。そうでないと大変なことになってしまうのでは・・・・・・。
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