健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

政権交代と二大政党政治の問題点?

2010-05-12 08:07:41 | 日記
政権交代が実現。戦後初の連立政権。というのは、皆さんご存知の通り日本のことではなく、英国のことですね。13年間続いた労働党政権から、政権交代したというものです。英国は、労働党と保守党という二大政党中心とした政治、いわゆる二大政党政治が行われてきたというのもよく知られていると思います。そして、日本の政治のモデルとなっているのも英国の政治ですね。小選挙区制度はこの二大政党政治をもたらす仕組みの1つだと思いますし、党首討論はまさに英国の受け売りですね。さて、英国では19世紀後半頃に二大政党政治が始まったとされていますが、それが今回どの政党も過半数の議席を確保できず、連立政権が誕生したというのです。あれ?日本が目指しているのは二大政党政治では?それが、モデルとしている国では国民から信託されない?という状況と読み取れるのではないでしょうか。二者択一という選択と極端な政策転換ではなく第三の道を選んだというのでしょうか。英国政治の専門家ではないのですが、マスコミや評論家、そして政治家が賛辞を送っている二大政党政治というのは本当に良いのでしょうか。日本でも昨年、政権交代がありました。その結果、民主党が大幅に議席を増やして政権を勝ち取りました。その勝ちっぷりは驚きを覚えるほどでした。こうした極端な政策転換がもたらされるのが二大政党政治であるといことなのでしょうか。そして、現在の政治の混乱。さて、日本の将来を託す政治のあるべき姿とは何か。もう一度考えている必要があるのではないでしょうか。
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