薬剤耐性菌の問題を相殺し得る新しい抗生物質を画期的な手法で開発したことがNatureに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。既にマウス実験は終了し、5~6年後には臨床試験が始まる見込みとも。研究チームは「iChIP」と呼ばれるスクリーニング手法を用い、人工的な環境での培養が難しい土壌中の細菌を培養することで、自然界に存在する抗菌化合物を発見し「テイクソバクチン」と名付けたというもの。培養実験では、皮膚や血液、肺の感染症を引き起こすブドウ球菌や結核の耐性菌、下痢の原因となるディフィシル菌、炭疽菌が、テイクソバクチンにより死滅した。また、強い薬剤耐性を示す黄色ブドウ球菌に感染させたマウスの治療にも効果があったそうです。マウスに副作用は見られなかったことも確認。テイクソバクチンは、細菌の細胞外壁を構成する脂肪分子と結合することで効力を発揮。この結合点は「保存性が高い」ため、薬剤耐性につながる変異が起きにくいそうです。バンコマイシンの耐性菌出現までは30年かかったことから、テイクソバクチンの耐性菌が出るのは30年以上先になるのではとも。
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