健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

遺伝子治療

2015-07-03 08:30:05 | 研究
全身の筋肉がうまく動かず、寝たきりになってしまう小児の神経難病「芳香族アミノ酸脱炭酸酵素(AADC)欠損症」に対する遺伝子治療が、国内で初めて実施されたそうです(YOMIURI ONLINE)。この難病は、神経の間で信号を伝える物質(神経伝達物質)が、生まれつき作れないそうです。この遺伝子治療は、厚生労働省の承認を得た上で、6月29日、AADCを作る遺伝子を組み込んだウイルスを、15歳の男性に投与したそうです。同様の治療は台湾で16例行われ、一部は介助付きで歩けるようになったそうです。
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