健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

はしかにより死亡

2015-07-14 08:30:05 | 研究
米国保健当局は、12年ぶりに麻疹による死者が出たと発表したそうです(AFPBB NEWS)。死亡したのは女性で、解剖の結果、はしかが原因の肺炎で死亡したことが明らかになったそうです。米国Washington州Clallam郡保健局は、死亡原因ははしかによる肺炎とし、その女性は他にいくつか健康上の問題があったため薬物治療を受けており、それが免疫系を抑制したと声明を発表。さらに、最近はしかが流行中だったクララム郡の医療施設で感染したと思われると。この患者にははしかの一般的症状が見られなかったため、感染が発見されたのは、患者の死亡後。この患者の死亡は、California州のDisneylandを中心とした今年初めのはしかの流行とは関連がないそうです。米国疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)によると、米国では今年に入ってから176件のはしか感染が確認されており、そのうちの117件がディズニーランドを中心とした流行と関連しているそうです。
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