ニホンザルは冬場の温泉でストレスを解消しているとする研究論文が発表されたそうです(YOMIURI ONLINE)。研究では、サル専用の温泉がある長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑で2014年4~6月(春季)と10~12月(冬季)、メスザル12頭のフンを採取し、ストレスの強さを表すとされるホルモン「コルチゾール」の濃度を調査。その結果、冬季は温泉に入浴した時の方が入浴しなかった時よりもホルモン濃度が約2割低かったというのです。一方、春季はほとんど変わらなかったそうです。冬季はニホンザルが発情、交尾する時期だそうですが、ストレスは寒さで高くなる。そのため、温泉でストレスを和らげ、繁殖や生存の可能性を高めているのではないかということです。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180404-OYT1T50032.html
http://www.yomiuri.co.jp/science/20180404-OYT1T50032.html