健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

夜型人間

2018-04-22 08:30:19 | 研究
宵っ張りで、朝に無理して起きるいわゆる夜型人間は、早寝早起きの朝型人間よりも早死にする確率が高いとする研究論文が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。この研究は、英国で43万人以上を対象に行われた6年半の調査によるものだそうで、夜型人間は朝型人間よりも死亡リスクが10%高いことが分かったというもの。研究では、一般のデータベースから38歳から73歳の約50万人について情報を収集。対象者は自らを「間違いなく朝型(27%)」、「どちらかというと朝型(35%)」、「どちらかというと夜型(28%)」、「間違いなく夜型(9%)」のいずれかに分類し、さらに体重や喫煙習慣、社会経済的地位を記録した。全部で1万500人の死亡例が6年半にわたり記録。その結果、「間違いなく夜型」の人たちは「間違いなく朝型」の人たちより死亡するリスクが10%高いことが分かったというもの。さらにこのタイプの人たちは、精神的疾患、糖尿病、胃や呼吸器の不調にかかる割合が高く、一夜あたりの睡眠時間が短かった。また喫煙、アルコール飲料やコーヒーの摂取、違法薬物の使用の確率も高かったそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3171072
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